『中央流沙〜またもトカゲのシッポ切り 中央官庁の腐敗に下級官僚男が怒りの反乱』
放送日:1998年8月4日 日本テレビ 火曜サスペンス劇場
監督:三村晴彦 脚本:佐伯俊道(原作:松本清張)
公式サイト・・・まだ、ある!
http://www.ntv.co.jp/kasasu/9808/980804.html
先日の『悪い奴ほどよく眠る』(2010年3月5日 フジテレビ 金曜プレステージ)の和田さんはトカゲのシッポ。転勤扱いでエネルギー開発機構に来て課長をやっているのだから、本省では課長補佐くらいだったのかな?
火サスの『中央流沙』では、トカゲのシッポは通産省情報産業局の課長補佐・倉橋秋彦(鶴田忍)。贈収賄事件の参考人として倉橋をネチネチ事情聴取するのは東京地検検事・牧野俊介(本田博太郎)。ほっそりシャープ。そばにいるのが本城丸裕の早坂(検察事務官か)だからか?
その倉橋を一旦地検から帰したら、情報産業局長・岡村福夫(石橋凌)は彼を青森に出張させてしまう。ところが、倉橋は、なぜか宮城の作並温泉で元総会屋で業界紙主宰の西秀太郎(石橋蓮司)に遭遇、次の朝、自殺の名所の崖下に転落して死んでいるのが発見される。
で、事後処理のため派遣されるのが一介の事務官・山田喜一郎(緒形拳)。愚直でおとなしそうな下級官僚ですが、時々、とても威厳のある顔をしているのは俳優・緒形拳の格なのか、幹部たちの腐敗とは一線を画して下っ端にとどまる(とどめ置かれてる?)山田喜一郎の気概の表現なのか?下級官僚・山田のへいこら振りがいささかわざとらしいのもそのためか。
ともかく、山田は倉橋の死に疑念をいだくものの、西のサジェスチョンもあって倉橋はあっという間に荼毘に付されてしまいます。倉橋の葬儀のころ東京地検では児島主任検事(小林勝也)と牧野、早坂が火葬させるなとかいってますけど、間に合わず。
それでも、牧野と早坂は作並温泉までやってきて、西に接触。特捜不況などと、西の反撃を食ってます。大した収穫もなくホテルを後にしながら、牧野は警視庁との合同捜査になると言ってますが、まぁ、それはその通りになりまして・・・
山田は自宅ではハワイを夢見るアロハ男。倉橋の葬儀のお清めの塩をトマトにかけて食ってる!そんなことしてても、山田は、倉橋の死について、事故、自殺、西が急がせた火葬などと不審を募らせる。そして、イロイロ密かに調べたりしているのですが、路上で山田に接触してきた牧野検事に対しては官僚っぽくガードが堅い。
山田もそのうち地検に呼ばれて、牧野に事情を聞かれるのですが、事前に岡村局長と予行演習した通り。しまいに、倉橋の妻・祥子(藤真利子)が山田に渡した官給品の携帯電話について聞かれると、山田はなくしたと言い逃れる。牧野検事「なくした・・・」と唸り声まじり。牧野検事の出番はここまでだったかなぁ?

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