ここんところ、テレビでの博太郎さん出演作品の放送は、連続ドラマの再放送が多いのですが、チバテレビで『仕事人 vs オール江戸警察』(テレビ朝日 必殺スペシャル秋 1990.10.05)やりますね。中村主水(藤田まこと)ら仕事人と、仕事人殲滅に乗り出した鳥居耀蔵(米倉斉加年)。博太郎さん演ずる剃刀の辰は最初に捕まって苛烈な拷問の末、舌を噛んでお陀仏。1990年ごろの数年の作品に、拷問され要員みたいな役がちょいちょい見受けられますが、「おおっ」だった拷問シーンは『修羅の伝説』。
『修羅の伝説』
公開日:1992年1月15日 東映
監督:和泉聖治 脚本:黒田義之
ほとんど初っ端から博太郎さん登場。砂泊建設総業の社長の葬儀帰りの笠部組組長一行にドスでもって襲いかかる鉄砲玉・二人組。多勢に無勢で、組長・笠部(三木のり平)は無事なうえ、逆にとっつかまって踏んだり蹴ったりのあげく車のトランクに放り込まれるのが、博太郎さん演ずる鉄砲玉。これが、しぶとい野郎でねぇ・・・
どこの誰か、何のために笠部を狙ったのか吐かせるために、笠部組は博太郎さんを吊るし責め。ただの吊るし責めじゃないよ。逆さづり。鬼平や鳥居耀蔵だってここまではしなかった。それでも、口を割らないのですが、持っていた運転免許証から名古屋の富沢郁也と名前が知れます。笠部組若頭の大滝(小林旭・・・この人が主演)がちょっと体を寄せると、富沢は鎌首をもたげる。その後、おろされるので、脳天から着地しないようにしてるのか?
それにしても、逆さづりにされながら、鎌首もたげるというか上体を起こしてくるって、腹筋の威力だぁ!
その富沢、トイレから落ちて・・・いや、トイレの窓から飛び降りて死んでしまいます。大滝は、ワザワザ騒ぎになるよう死体を目立つ所にうち捨てておくように指示します。で、富沢の死体は、漁港の岸壁から海に吊るされる(今度は逆さじゃありません)。水に半分浸かった死体を船から漁師たちが見つけて騒ぐという按配。
出番はこれだけですが、乱闘に逆さづりに水責め。肉体的にとても大変そう。セリフは、口を割らない=ほとんどない・・・「殺せ」「早く殺せ」くらいだったか。トイレの個室のドアを閉める若い組員を振り返る目付きが鋭く、意味ありげ。そう、トイレのドアを閉めてはいけませんのさ。
この後のお話は、笠部組と関西の小田一家の血みどろの抗争劇。原作は勝目梓『掟の伝説』。
キャストは、
大滝のお友だちの桐野刑事役が平幹二朗、大滝の妻が秋野暢子、2号がルビー・モレノ
笠部組の組員として、坂上忍、清水健太郎、内藤剛志、鹿内孝、白竜・・・とか、
大滝に恩義を感じる元ヤクザ本堂役が陣内孝則
ビートたけしやジョニー大倉や、見た顔聞いた名前がいっぱい。