『鈍獣』は、生瀬勝久、池田成志、古田新太の3人によるユニット“ねずみの三銃士”のために宮藤官九郎によって書き下ろされ、2004年にパルコ劇場などで上演されたもの。演出は河原雅彦。企画:ねずみの三銃士、プロデュース:パルコ。
この戯曲本『鈍獣』(2005年6月2日 PARCO出版)を読んでみた。
ワカッタこと
舞台版『鈍獣』の出演者は、上記の“ねずみの三銃士”のほかに西田尚美、野波麻帆、乙葉。登場人物は、凸川、江田、岡本、静、順子、ノラ。このほかに、キオスクの三人のおばちゃんとか、凸川、江田、岡本の子供時代、凸川の義父母が出てくるけれど、これらの人物もすべて生瀬、池田、古田、西田、野波、乙葉が演じる。キオスクのおばちゃんたち、名前は生瀬、池田、古田で“ねずみの三銃士”というユニットを組んでる(映画版では、無くなってるかも?静の言葉じりをとらえて、あるいはまるで関係なく、やたら絡むおばちゃんたちはナカナカ楽しいんだけど)。この6人以外の出演者は、顔が見えないようにしている黙役が1人だけ。たぶん、手隙のスタッフが舞台に出たんだろうナ。
舞台版の配役をちょっと表にしてみると
池田成志:凸川(凸やん)/キオスクのおばちゃん池田
古田新太:江田(江田っち)/キオスクのおばちゃん古田/凸川の妻の父/小学校時代の親友凸やん
生瀬勝久:岡本(岡じー)/キオスクのおばちゃん生瀬/凸川の妻の母
西田尚美:静/少年時代の凸川
野波麻帆:順子/少年時代の江田
乙葉:ノラ/少年時代の岡本
1月の中頃のニュース、例えば
ジェロが俳優デビュー 心優しいチンピラ役 - goo 映画までは、あちこちの映画紹介サイトで『鈍獣』の出演者が、浅野忠信(凸やん)、北村一輝(江田っち)、真木よう子(静)、佐津川愛美(ノラ)、南野陽子(順子)、ユースケ・サンタマリア(岡じー)だけだったのは、舞台版が6人だけで演じられたからなんですね。映画版でジェロがやるのは、舞台版では顔を見せない黙役だった“明”。ちゃんとした役に昇格したらしい。
こういうふうに同じ人があっちにもこっちにも出てくるって、かの『本田博太郎〜magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!〜』のミュージック・ビデオを思い出しちゃいますね。演出は、映画版と同じ細野ひで晃だしネ。
被告席の坊主(本田博太郎)が不敵な笑みを浮かべて指差す先には、怪しい魚屋(本田博太郎)が居て、さらに魚屋が指差すのは刑事(本田博太郎)。弁護人席にチョロ(寺泉哲章)が現れるとドンガメになってしまうし、終いには、被害者の幽霊、裁判長、書記官、廷吏、チョロにまでなってしまう。何度見てもニコニコしてしまいます。
で、博太郎さんは『鈍獣』にどんな役でどんな風にお出になるのかは、不明。
映画版『鈍獣』の脚本も宮藤官九郎だそうですが、
舞台版の公式サイトや『鈍獣』本は、なぜか、ボクシング風味なのに対し、映画版では“なぜかすべてが相撲中心の”町、とか。

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