このブログを始めて間もないころ、図書館で古新聞をあさって『冬の祝婚歌』について少々メモを書きました。
http://wind.ap.teacup.com/0208/4.html
“原作:小泉喜美子”というのは新聞の番組紹介記事にあったんですが、小泉喜美子には『冬の祝婚歌』というタイトルの作品はないし・・・ドラマの場合、必ずしも原典にあたらなければならぬというものでもないし・・・
最近、
http://mytorimix.exblog.jp/8451711/
で、『冬の祝婚歌』の原作が『弁護側の証人』であるということを知りました。
ブログの主の方は、NHK銀河テレビ小説『冬の祝婚歌』(全20回)として1980年2月4日〜2月29日に放送された折にご覧になっていて
“杉彦さんのダメっぷりに本田博太郎さんがはまっていて、愛情深くてしっかり物の漣子が好きになったのも何となく分かるなぁと”とお書きなので、イタク興味をそそられて読んでみた。
ワタクシが読んだのは
1993年11月7日発行の出版芸術社・ミステリ名作館のもの。
原作の冒頭は、面会室の金網越しに杉彦と漣子が接吻するところ。面会室って『スマイル』でビトと花が豚のキーホルダーとか折り紙とか幼稚なことをしていた場所ネ。『弁護側の証人』が書かれたころ(1963年2月20日発行 ポケット文春)は、今とは違って面会室の仕切りは金網だったのでしょう。
大富豪・八島家の道楽息子・杉彦はストリップ・ダンサーのミミイ・ローイこと漣子に一目ぼれし、あっという間に結婚式を挙げてしまいます。ところが、杉彦・漣子の新婚夫婦が杉彦の父・龍之助の家に住み始めて間もなく、龍之助が殺されるという事件が起き、その時、家にいたのは杉彦・漣子、義姉夫婦と遠縁の娘・美紗子、八島家の使用人たち、お抱え医師・・・というハナシ。
面会室シーンは、第一審で死刑判決が出た後のことですが、漣子が杉彦に誰が真犯人かわかったと告げ「信じていてね、罪もない人を死刑にすることはだれにもできないのよ」と宣言&行動開始。・・・終盤に、あっと驚くどんでん返しがあるので詳しくは書きません。
杉彦・漣子が結婚したのは4月末なのに、何ゆえ“冬の”なのか?原作のラストが冬だからかな。
銀河テレビ小説『冬の祝婚歌』では
漣子は、大阪ミナミのクラブのショーダンサーですが、原作では東京都S区(新宿か?)のクラブ。原作から変えられた設定もあるだろうから、結婚式の季節も違ってるのか?
ま、わかりませんワ。
配役は、新聞に書いてあったのは
漣子:高橋洋子(女優で作家で1953年生まれのほう。『新世紀エヴァンゲリオン』テーマ曲など歌ってるほうではアリマセン)
杉彦:本田博太郎
美沙子:早川里美
あとは、出演者として、小山明子、ホーン・ユキ、中尾 彬、田畑猛雄。
ホーン・ユキは、きっと漣子のダンサー仲間のエダ・月園だな。小山明子は、杉彦の姉。中尾彬や田畑猛雄は、ワカラン。清家弁護士と緒方警部補?
『冬の祝婚歌』はNHKアーカイブスには入ってないようです。そのうち入るのか?
http://www.nhk.or.jp/archives/
NHKアーカイブスのサイトへ行って驚いたのは、大河ドラマ『草燃える』の録画ビデオテープをNHKが探しているということ。この数年で一般視聴者からのビデオ提供で集まったそうですが、まだ、残り18話を探してるとか。
30年くらい前だとまるっきり保存されなかった番組もあったんですね。『冬の祝婚歌』も?

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