114年前、1894年(明治27年)の今日、3月9日
日本で最初の「記念切手」が発行された。
明治天皇の結婚25周年(銀婚)を祝して、二銭と五銭の2種類がある。

(二銭の切手)
現在は「
記念切手」と書くが、当時は「
紀念切手」と書いたようだ。
切手に限った事ではなく、現在の「
記念」は「
紀念」と一般的に
「糸へん」の「紀」が使われていたという。
「記」という字の意味に「かたみ」という意味があるそうで、縁起が良くないという事もあるようだ。
現在のように「
記念」と書くようになったのは、大正から昭和にかけて、文部省(現文部科学省)で「記念」の表記を多く使うようになり、これに倣って世間一般もだんだん「
記」を使うようになったのだそうだ。
切手の話に戻って、
世界最初の記念切手では、南アメリカの
ペルーが1871年に発行した、南アメリカ最初の鉄道である、リマとカヤオ間の
路線開通20周年と、チョリヨスまで路線延長開通にちなんだ切手で、蒸気機関車とリマの紋章が描かれている。リマ、カヤオ、チョリヨスの地名が書かれいるが、特段「開通20周年記念」などの表記はない。(左がわ)
この頃はまだ、「記念切手」という明確な概念が確立していなかったのかも知れない。
「記念」の意味を示す文字が入った世界最初の記念切手は、オーストラリアのイギリス植民地
ニューサウスウェールズが1888年に発行した記念切手で「
ONE HUNDRED YEARS」と書かれていて、
開基100年を記念して発行されたことがわかる。(右がわ)
こちらが「世界最初の記念切手」だと、主張する、専門家や収集家もいるようだ。
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