アジア手工藝 AEO LIFE MARKET ご案内  分類なし



●イオ・ライフ・マーケット オンラインショップ
http://www.aeolm.com/



●イオ・ライフ・マーケット ショールーム
東京都荒川区町屋3−23−18(2階)

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オンラインショップ掲載の品モノ全品を手にとってご覧いただけるスペースです
ご来店を心よりお待ちいたしております。

ショールームはご予約制にて営業させていただいております

※都合により、しばらくの間ショールームは休業させていただきます

●最寄の「町屋駅」(千代田線・京成本線・都電荒川線)からの道順ご案内
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尾竹橋通り沿い「町屋3丁目バス停」の真ん前が目印です

●ご予約 tel. 03-3819-6445/e-mail. maruyama@aeolm.com 店主 丸山まで
 
お越しにあたってご不明な点は、メールかお電話にてお問い合わせください

2018/5/23

19c英領インド時代ビルマ シルバー彫金ボウル  技巧・意匠・素材




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製作地 ビルマ(ミャンマー) 英領インド時代
製作年代(推定) 19世紀半ば〜後半
素材 シルバー
サイズ 口径:約11cm、胴径:約14cm、高さ:約8cm、底径:約10cm、重さ148g


英領インド時代のビルマ(ミャンマー)で手掛けられたシルバー彫金ボウル、19世紀半ば〜後期のアンティークの作品です。

この見事な打ち出し・浮彫のレリーフで装飾がなされたシルバー彫金ボウルは、ビルマ現地で托鉢用の鉢を意味する”ザベイク(thabeik)”と呼ばれる品モノで、実際には托鉢に用いられることは無く、宮廷貴族・富裕層(統治者の英国人含む)を中心とした人々の装飾用の調度品として手掛けられる伝統を有してきたものとなります。

銀を素材に巧みな打ち出し及び彫金により立体感豊かなレリーフ入りのボウルに仕立てられますが、デザインは”仏教・ヒンドゥ”に由来する神話や説話(ジャータカ等)の場面、 宮廷貴族装束による踊り等の宗教儀式の場面、またミャンマーの土着の”ナッ神”に由来するモチーフなど専ら信仰から題材がとられており、漆器・染織・木彫等とともに信仰と不可分の美術工芸として技術が高められていった様子を伺うことができます。

本ザベイクは胴径約14cmのふっくらとした造形の器側面に、様々な仕草の貴族装束姿の人物6体が立体感豊かかつ細やかに表わされた作品で、瓔珞や唐草等の背景モチーフを併せて彫金の技術の高さと完成度の高さが感じられます。取り分け本品は人物の表情や仕草の硬さの無い生き生きとした表現が秀逸で、衣装の細部にわたり見飽きることがありません。

高度に熟練した世襲の銀細工職人(シルバースミス)が、貴族・富裕層の求めにより一点一点の作品を丹念な手仕事により製作にあたったものであり、19cコロニアル美術工芸期の時代の精神性が薫る逸品です。






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2018/5/21

5月の旅の空(5)  旅の一場面




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(写真 日本・青森県 青森にて)

2018/5/19

20c前 カンボウジュ種絹 格子織布”クロマー”  染織




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製作地 カンボジア南部
製作年代(推定) 20世紀前期 1930〜40年前後
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料、化学染料/均等平地、格子織
サイズ 幅(緯)57cm×全長(経)172cm


カンボジア南部の地で20世紀前期に手掛けられた絹格子織布”クロマー(krama)”。

経・緯ともにカンボウジュ種絹の手引き細糸を素材に緻密かつ端整な均等平地の格子で織り上げられた一枚で、巧みな配色・構成で表現された格子の色彩の美しさが際立つ作品です。

基調色の赤はラック染めと思われ、肉眼で”オレンジ”として目に写る色は、実際は”山吹”と”赤”のドット(点)、同じく"黄緑”として目に写る色は、実際には”山吹”と”緑”で構成されている等、経緯同密度の”完全均等平地”で緻密に織り上げることで、この鮮やかかつ力強い色彩が表出するものとなります。

”完全均等平地”は、一織り一織りに織り手の手指の繊細な神経が加えられること無しには完成に至らないもの、高度な手仕事による所産であり、今では失われし素材・技術の作品です。






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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
  

2018/5/17

20c初 コウンショー 木綿経縞織・衣装  染織




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製作地 ミャンマー中西部 ラカイン(ヤカイン)州 Rakhaing
製作年代(推定) 20世紀初め
民族名 コウンショー族(Kounsho)
素材/技法 木綿、天然染料/平織・経地合、経縞織、刺繍
サイズ 肩幅(身ごろ幅):118cm、着丈:98cm


ミャンマー中西部のラカイン(ヤカイン)州に生活する「コウンショー族(Kounsho)」の手によるチュニックタイプの盛装用衣装上着“フヤン(phyang)”。

コウンショー族は、ラック染料(ラックカイガラムシ)の“赤”の染色を多用する民族であり、伝統に培われた高度な媒染技術による鮮やかな“赤”を筆頭に天然染色による木綿の多色表現に秀でております。

本衣装は細手に手紡ぎされた木綿糸を素材に、腰機によりタイトな経地合で織られており、織り地は何とも繊細で特別な衣装たる格調の高さが感じられるもの、そしてラック染めの紅赤と黒(濃藍)染めの縞の色彩コントラストが力強く印象的、天然染色の鮮やかかつ深みある色彩美が際立つ一品です。

さらに縞の中には”白””山吹””黄緑”、胸元には”白””薄茶””山吹””黄緑”の刺繍が加えられており、力強さの中にも繊細さが感じられます。








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●本記事内容に関する参考(推奨)文献

2018/5/15

5月の旅の空(4)  旅の一場面




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(写真 カンボジア・プノンペンにて)

2018/5/13

5月の旅の空(3)  旅の一場面




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(写真 ミャンマー・シャン州 インレー湖にて)

2018/5/11

19チャム 絹絣腰衣”サンポット・ホール・サムロイ”  染織




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製作地 カンボジア南東部 コンポンチャム Kampong Cham
製作年代(推定) 19世紀末(〜20世紀初め)
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料/綾地、緯絣
サイズ 縦(緯)86cm×横幅(経)184cm


カンボジア南東部の“コンポンチャム(Kampong Cham)”で手掛けられた、女性用の絹絣腰衣。

布全面に繊細かつ流麗な”幾何学文様(幾何学文様中の山吹色のモチーフは”鳥”を表わしている可能性あり)”が表わされた2m弱サイズのサンポット・サムロイで、ラック染めのややピンク掛かった華やぎ感のある”紅赤”を基調に、プロフー染めの”山吹”、藍染めの青とプロフー染めの黄と掛け合わせの”緑”、色彩の美しさと調和の高さに目と心を奪われる一枚です。

優れた素材・技術はもとより、敬虔な信仰(仏教及びイスラーム)を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、アジア絹絣の名品と呼べるアンティーク・マスターピースの一枚です。




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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
  

2018/5/9

20c中 タイ・プアン族 絹緯絣腰衣  染織




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製作地 タイ東北部 イサーン地方
製作年代(推定) 20世紀半ば
民族名 タイ・プアン族(Tai Phuan)
素材/技法 絹、天然染料+化学染料/緯絣
サイズ 全幅(経)154cm(筒状縫製)、総丈(緯)95cm


タイ東北部のイサーン地方に生活する「タイ・プアン族(Tai Phuan)」の手による、絹緯絣の筒状腰衣”パー・シン(pha sin)”。

本品は絹を素材に”緯絣”の技法により文様付けがなされたもので、裾部に配された赤の色が他には見られない特徴的なものであることから”ティーン・デーン(tiin daeng)=赤い裾”の腰衣と呼ばれる種類の作例で、祝祭・宗教行事の際の盛装用としてイサーン地方に生活するタイ・プアンの人々の間で手掛けられてきたものとなります。

水と大地を司る豊穣の象徴モチーフ”蛇龍神ナーガ”が緻密な菱格子文様として描かれた作品で、黒に近い濃藍を地色に幽玄な雰囲気で描かれた本体部のナーガと、裾部の明るい色調の赤地(=ティーン・デーン)とのコントラストが何とも印象的な一枚です。





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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2018/5/7

5月の旅の空(2)  旅の一場面




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(写真 インド ジャンムー・カシュミール州 ソナマーグにて)



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