2018/2/1

19c タケオ 儀礼用・絹絣”ピダン”(ナーガ&生命樹文)  染織





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製作地 カンボジア南部 タケオ Takeo
製作年代(推定) 19世紀後期
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料/綾地、緯絣
サイズ 縦(緯)94cm×横幅(経)332cm

カンボジア南部の“タケオ(Takeo)”で手掛けられた、宮廷儀礼用の絹絣「ピダン(pidan)」、19世紀後期のアンティークの作品です。

王国と仏教の守護神”蛇龍神ナーガ”を象徴するモチーフが、鉤状文・格子文・卍文を中心に布全面にびっしりと描き込まれ、布上下には”生命樹”を表わす文様が具象モチーフとして端整に描かれた一枚、絣柄が繊細であるとともに極めて力強く、3m30cmというサイズをあわせ宮廷儀礼用布”ピダン”たる格調の高さと荘厳美が作品全体から伝わってまいります。

本布の特筆すべきは、経に赤・藍・薄桃の三色の絹糸が配されていることで、経が多色(通常二色)で構成される作品は、19cに遡る時代のタケオ作儀礼用絹絣(ピダン及びチョンクバン)に顕著に見られる特徴であり、ややセリシンを強めに残した糸を用いることで染め色を深く濃くする手法にもタケオ作品の特徴が表われております。

宮廷での仏教儀式等のため特別に手掛けられ使用されたものとして、布に宿る固有の世界観・精神性、そして豊かな物語性に惹き込まれる染織作品です。







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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
  




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