2018/2/5

20c前 ラオ・クラン 絹・木綿交織 縞絣布  染織





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製作地 タイ中部 ウタイターニー県 Uthai Thani 若しくは チャイナート県 Chai Nat
製作年代(推定) 20世紀前期
民族名 ラオ・クラン族(Lao Khrang)
素材/技法 絹、木綿、天然染料/平地、緯絣、緯縞
サイズ 縦(緯)71cm×横幅(経)136cm


タイ中部のウタイターニー県若しくはチャイナート県に生活する「ラオ・クラン族(Lao Khrang)」の手による絹・木綿交織の縞絣布、20世紀前期の準アンティークの作品です。

本品は筒状縫製の腰衣”パー・シン”の本体部分の布で、経糸にラック染めの絹(一部木綿)、緯糸にラック及び天然色染めの絹の絣糸と絹及び木綿の縞が配された”交織・縞絣”となります。

緯絣と緯縞がバンド状に構成される”シン・ミー・ノイ(sin mii noi)”と呼ばれるデザイン様式のもので、”双頭のナーガ””ジグザグ(山道)”文等の絣文様が描かれた太いバンド部分と斑状の絣が描かれた細いバンド部分は地が”ラック染め絹×ラック染め絹”で赤々と表現され、それを挟む縞には双糸の木綿を配して、同じラック染めながら絹(赤)と木綿(紅)の染まりの違いを色コントラストとしている点に、色彩表現の巧みな計算を伺うことができます。

また光沢感の無い落ち着いた色調の木綿縞の間に艶やかな黄染めの絹を挟むことで、これを”金糸”のように浮き立たせる視覚効果が図られており、随所から染色に長けた民族の手による伝統染織ならではの細やかかつ緻密な神経と完成美、そして独創性が感じられます。

天然染色の美しさが際立つ間道的表情の縞絣布、民族の誇りが伝わる一枚です。





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※上画像の薄紅色糸(双糸)が木綿





●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 




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