2018/3/13

20c初 ”聖鳥ハムサ”ボーダー文様 絹絣腰衣  染織





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製作地 カンボジア南東部 コンポンチャム Kampong Cham
製作年代(推定) 20世紀初期
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料/綾地、緯絣
サイズ 縦(緯)81cm×横幅(経)206cm


カンボジア南東部の“コンポンチャム(Kampong Cham)”で手掛けられた、女性用の絹絣腰衣“サンポット・ホール・サムロイ(sampot hol samleuy)”、20世紀初期のアンティークの作品です。

本体部分に幾何学模様としての緻密な”菱格子花文”、左右のボーダー部分には具象模様としての”聖鳥ハムサ”と”ヤントラ”の文様が織り表わされた2mサイズの腰衣サンポット・サムロイで、括り・染め・織りの緻密さと絣絵柄の完成度の高さが際立ちます。

特筆すべきはメリハリの効いた色彩の美しさと格調の高さで、本体の菱格子に加えられた”緑”とボーダー柄の地色を構成する”黒”の色遣いが何とも印象的、黒地の中に繊細に描き込まれた”聖鳥ハムサ”と”ヤントラ”からは信仰のものとしての荘厳美が薫り、本布が祝祭・宗教儀礼の特別な用途で使用されたであろうことが伺えます。

この種の凝ったエンドボーダー柄は3mサイズのサンポット・チョンクバンでは良く見られますが、サンポット・サムロイでは珍しく、資料的に貴重な残存作例と言うことができます。





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