ようこそ、お入りを・・・。

2018/6/28

6月稽古場 5  稽古

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花入  江ノ島さざえ籠
花   姫檜扇  半夏生


姫檜扇は
母方の祖母が好きだった花だそうです

実家の庭に咲いていたものを
もらって帰って植えておいたところ
よくついて蕾がふくらんできました

祖母は
心臓が弱かったらしく
母がまだ女学生の頃に
亡くなったのだそうです

この花を見ると
会ったことのない
祖母のことを
ふと想像してしまいます



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今年も早
一年の半分が過ぎようとしています


主菓子には
水無月をお出ししました


明日は
夏越しの祓に
出かけてこようと思います


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2018/6/27

6月稽古場 4  稽古

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画賛  潺々

鮎の子ら 故郷めざし帰りゆく
清き流れに 明日をゆだねて

大徳寺黄梅院太玄師


日々
思いがけないことなど
次々に起こってきますが

「清き流れに明日をゆだねて」

穏やかな心で
生きてゆきたいと
本当に思います



三年前
自宅の庭の木に
ヒヨドリが巣をつくり
四羽のヒナが無事にかえって
巣立っていきました


その後しばらく
空き家となっていた巣に

先日から
新たなヒヨドリの夫婦がやってきて
交代で卵をあたためているようです


あの時巣立っていった
ヒヨドリが大人になって
実家に帰ってきたのでしょうか・・・

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地震から一週間が過ぎて
徐々に落ち着きを取り戻してきたものの
急に蒸し暑くなり
ここ数日
何となく疲れを感じていました

しかし
着物を着て
帯をきゅっと締めると
背筋が伸びて
身体に力が湧いてきます


ごく当たり前の
平穏な一日に感謝しつつ
稽古場での
静かな時間を過ごしました

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桑小卓  濃茶点前



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2018/6/26

第14回若美津茶会 濃茶席  他会記
6月24日と25日の両日
大阪美術倶楽部にて
第14回若美津茶会が開かれました

現在休館中の
野村美術館ご担当の濃茶席では

没後二百年の松平不昧公に因んだ
由緒あるお道具の数々に
圧倒されながら

時空を超えた茶席を
堪能させていただきました



待合に置かれた
炭道具は
炭斗・火箸・釜敷など
唐物でそろえられ

宗旦好みという
玉彫の灰器が
とても斬新に感じられました


小間に設けられた本席には
床に

不昧公所持の
夢窓疎石墨跡


霊光不昧萬古徽猷(きゆう)
入比門来莫存知解



大体の意味は

佛の光は何物にもとらわれない
万古不易の指針であり
この門に入るに知識を存ずる莫れ

というような説明がありました


この偈の中に
「不昧」という
字があることが
私には
とても興味深く思われました


今から200年ほど前に生きていた
松平不昧が

それよりもさらに
400年以上前に生きていた
夢窓疎石の墨跡に出会い

その中に
自らの号を見つけて大切にされ
また得々として
それを床にかけていた様子を想像しながら
拝見させていただきました

花入・茶入・茶杓は
いずれも中興名物

宗旦所持の雲龍風炉には
與次郎作利休小雲龍釜が懸かっていました

道具が美術館のガラスケースから
飛び出して
まるで
タイムトラベルをしているような
時空を超越したお席でございました
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2018/6/24

第14回若美津茶会にて  他会記

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今日は
大阪美術倶楽部にて
「第14回若美津茶会」に参会させていただきました


本年は
濃茶席のご担当が野村美術館
薄茶席は裏千家教授坂田宗大様でした

薄茶席のご担当が裏千家ということで
お客様も
裏千家の方が大勢お越しになっているようでした


今日は
お連れも無く一人で出かけましたが
お席でもほとんど顔見知りの方に会わず
終始静かに待たせていただいていました


お茶席はそれでもいいのですが
一人の時は
点心をいただく時が少し寂しいものです


しかし
ちょうど一つのテーブルに
「おひとり様」が
四人揃って座ることになり

ほんのひとときですが
一期一会のおしゃべりを楽しむことができました


流儀が異なると
お点前はもちろん
道具のお好みや
言葉使いのニュアンスから
立ち居振る舞い
何もかもが微妙に違います

今日は
まるで
他人の家にあがりこんでしまった時のような
何ともいえない違和感を感じつつ
過ごしていたのですが

点心席でお話をしていると
お流儀は違っても
同じお茶を嗜む同士
あっという間に
親しさを感じることができました


因みに
来年2019年は
若美津茶会の開催は無く

9月27〜29日に
大阪美術倶楽部青年会百周年記念の茶会が
開かれるとのことです
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2018/6/21

6月稽古場 3  稽古

今日は
午前中に四名の方が
お稽古に来られました


この度の地震で
揺れの大きかった大阪北部に
住んでいると言っても
各人ひとりのひとりの体験したことは
微妙に異なります

とは言え
やはり通常とは異なった
どこか落ち着かない気持ちを
それぞれにかかえて
お稽古に来られていたようです


お話を交わす中で
心の内を外へ解放し

点前に集中することで
それぞれが
心の平安を
取り戻そうとしているような

そんな稽古場でした


私自身は

ここ数日
意識して
周りに起こる小さな出来事の中に
≪美しさ≫と≪感謝≫を
見つけるよう
心がけています


今日の四名の方々の
何気ない会話の中にも
≪美しさ≫や≪優しさ≫や≪感謝≫の心が
充ち溢れていました


ありがたいです





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「山水有清音」
前大徳泰道師

花入れは
江ノ島さざえ籠

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桑小卓  総飾り


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主菓子  若鮎  鼓月製


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干菓子  小種(樫舎)  菊寿糖(鍵善良房)


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