2010/1/20

最初の『山風短』!(※ネタばらしご注意!)  せがわ先生作品感想

・「くノ一紅騎兵」第1話:大島山十郎

はじまりました新連載〜!
ぱちぱちぱちぱち……イェイ☆(^-^)

『Y十M−柳生忍法帖−』の終了から早や1年半。その間ずっと、いつはじまるかとやんまが誌をチェックし続けてきましたけど、そんなジリジリしてた日々もようやく終わり。連載が決定してからも油断なく見守ってましたけど、無事はじまって、すべてが報われる想いですvv
でも、今度は月刊かあ…。自分としてはできれば毎週でもガッツリ読んで記事かきたいところなので、気合いも入れていただけにちょっと拍子抜けしてしまったような感が。続きを待ってるあいだじゅう今度はこっちでジリジリしてしまいそうですよ…ずっとじれったくってもだもだしてしまいそうですよ…。く〜!(年賀状に四苦八苦していて助けられた自分が言うことじゃないですけどね…(^-^;))

や、でも何にしてもうれしいです。山田風太郎大人の原作をせがわまさき先生の手で漫画化した作品を、いままたこうして読めるのですから! いまはただ、このことが素直にうれしいです♪
しかしあれですね、ふと気づいたのですけど、『バジリスク』からこっち、作品ごとに掲載誌が変わっちゃってて……何だかまるで雑誌ジプシーみたい(苦笑)。

で。

あくまで個人的な認識なのですけど、戦国時代というのはたとえるならばひとつのフェスティバルみたいなものだったんじゃないかなあというとらえ方を自分はしてたりします。れっきとしたはじまりと終わりがあるわけではない、誰かがさあはじめようと言い出したわけでもない。いつのまにかはじまっていて、気づけば興奮と狂乱のうちにみんながそれに巻きこまれていて、だんだんと盛り上がりながらおおきなうねりを見せ、やがてだんだんとしずまりかえっていく。中でスターが登場もするし、派手なことがあちこちで起こったりもして、大なり小なりとにかくみんなが騒いでる。こんな認識をしてしまうのは、それがある意味ではとてもたのしそうに映ってしまうからなのかもしれません。
もちろんこれは私の頭の中だけの話ですし、ろくに勉強もしていないやつの言うことですから知識不足・認識不足はあって当然なのですけど。(←何のための祭なのかと聞かれたらそれまでですしね…/苦笑)
まあこまかいことはさておいて、そんな感じに戦国時代って、老若男女とにかく入り乱れて何かと騒がしくってお祭りみたいな時代だったのかもなー、と。
そしてお祭にハプニングやアクシデントがつきものであるように、戦国時代というのもまた、いつ、どこで、何が起きるかわからない時代だったと言えると想うのです。
そして、何が起こっていてもふしぎではない時代だった、とも――。

そんな時代の中でも特に、関ヶ原の戦いというある意味ではクライマックスとも言うべき一大合戦へむけて動いていたころに、この物語「くノ一紅騎兵」は幕を開けます。
時は1599年、まさにその前年。
場所は京都・柳町(色街)にあるお見世、扇屋から。
その奥座敷にいま、5人のお侍さんと、ひとりの商人さん、そしてひとりの娘さんのすがたがありました。

「いや、これは名作!!」
あごに手をやりながらそううなずいたのは、坊主頭のお侍さん。見たところ一座の中ではいちばん快活な性格をしているらしく、太い眉や遠慮なく笑う顔、いましているしぐさなどから、持ち前の豪放さがよくうかがわれます。
「…さすがは京一番の傾城屋扇屋が、養女にするだけのことはある」
続くこれは、ここにいる中ではいちばんふつうそうな、謹厳実直タイプのお侍さんの言葉。現代の会社だと、課長か部長、あるいは専務くらいの職についてるっぽい感じかな。ナイスミドルってこういう感じの人をさすのでしょうか。おっとりしてる感じがシブいです。
……島K作とか想ってしまったのはここだけの話。(-_-;)
「いやいや! 養女にしてはもったいない!!」
でもって、さらにほめ言葉を言ったのが、あごの真ん中にほくろのある、この中ではいちばんちっさ…小柄なお侍さん。いちばん年長であるのか、髪には白いものがまじっています。しかしすくなさや後退ぐあいもけっこうなもので……すくなくとも老将とか参謀とかいったタイプではなさそうですね。
いまひとりだけフキダシとがってるくらいおおきな声出してるのは、じつは意外に神経質であるということの証拠だったりして?(笑)
そしてそれについで、
「さよう…太夫じゃな」
こう言ったのが、全体的にほそいつくりをしたお侍さん。面(おもて)もほそければ身体もほそく、でもほそいといってもするどさのあるほそさで、その眼光や柳眉からは研ぎ澄まされている印象を受けます。他とは違ってひとりだけ刀を左わきに置いているあたりからも、気質と同時に油断のなさがうかがわれますね。
でもいまだけは、その心もちょっとゆるんでいるようで。他の方々と違って冷静にほめているようですけど、心中が表情と科白にしっかりあらわれてますよ〜(笑)。
この人じつはムッツリであと胃下垂じゃないかと見ましたが……如何。(←訊かれても)
それはともかく、ええと、で、
「年はいくつじゃ? 名は何と申す?」
そう訊いた最後のお侍さんは、右眼のまなじりに傷が入っていて、縦ばかりでなく横にもおおきな身体つきだけど着物の下は筋骨隆々としてそう。はやしてるおヒゲも、ごつくて熊のような体格とあわせて立派で、見るからに強そうです。
傷あとから察するに、けっこう血気さかんな性格をしているのでしょうか。この中では最初の坊主頭さんと同じくらい、ケンカとなるとすぐに飛び出していきそうなくらい好戦的な感じですね。そして敵味方関係なしに暴れまわりそうな(笑)。

――というぐあいに。
原作では特に…というか何の描写もなかった5人のお侍さんたちですが、こうして1個のキャラクターとしてビジュアル化されてみると、誰もが特徴とかよくあらわれていますね。
それぞれどういった素性の人たちなのかは後半で語られるからあとまわしにするとしまして、先の『Y十M』における7人のお坊さまたちといい、ほとんど何もない状態のところからよくこれだけしっかりとキャラクターの外見を成立させられるなあ、と。せがわ先生は風太郎大人の作品はキャラクターが頭にうかびやすいとおっしゃってましたけど、それにしたってやっぱりすごいなあと想います。かぎられた科白や描写(あと、実物像も入っているのかな)しかない中で、しっかりデザインされているなあ、って。
でも考えてみれば、外見や造型の描写があまりないということは、そのぶん自由にできる余地がおおきいということですからね。だから遠慮なくのびのびとキャラクター像を空想できるというのもあるのかも。
それに、キャラデザって、登場するキャラクターを、いかに自分の画で、見ている人たちにも納得してもらえるようあらわせるか、そして物語に登場させても大丈夫なようになっているかがカギだと想うのですけど、コアなfanも多い風太郎大人の作品を、せがわ先生は造型的に間違ったり外したり、また漫画的に動かして違和感を生じさせたりするようなこともなく、よくあらわされていると想うのです。『Y十M』における十兵衛さんなんてまさにそれでしたし、脇役・端役の人たちにしたって、おざなりにしていないから、物語を進めていく上での立派な一部になっていて。
何だか語っているうちにまとまりをなくしてしまいそうな気配がしてきましたけど、つまるところ何が言いたいのかというと、せがわ先生のキャラデザってステキだなあ、ということで(笑)。どの作品を手がけられるのかが決定したら次はどのキャラがどんなふうになって出てくるのかがたのしみになってくるくらい期待してしまうんですよ〜。
おかげでこちらも今回しょっぱなから想像かきたてられてついあれこれ好き勝手言ってしまいました…。(^-^;)

まあそんなあれこれはいまは置いといて。
そうして――そんな、外見だけでも個性豊かな人たちが5人もそろった、何だかとても男くさ〜い部屋の中にあって、1か所だけ、ひっそりと華の咲いたような空間がありました。
その人は、すけるような白い肌をしていて(せがわ先生のかかれる美人さんって、いっそ肌色ぬらなくてもよさそうなくらい白い肌をしてるのがモノクロでよくわかるからふしぎ)、ほほだけをほのかに赤く染め、座ったその様子さえ重みというものを感じさせないもので、まるで天女さまのような雰囲気をまとっています。
5人のお侍さんたちが一同に感嘆と賛辞をおくったのもうなずける容貌で……その様子をながめながら、自分でもすごいなあと想ってしまいましたです。
男の人にしてみればやっぱり女の人に関しては個人の好みがあるわけで、眼はおおきい方がいいとかほそい方がいいとか、やせ型の人が好きだとかふっくらしている方がタイプだとか、ここにそろった5人のお侍さんたちにももちろんそういった趣味嗜好があるのでしょうけど、でも、そうしたことを超えてただ感嘆の息をつかせるのですからね…。ほそい人なんかそのあたりけっこうカタブツそうなのに(笑)。いまとむかしとでは殿方の女の人の見方は多少違ってはいるのでしょうけど、でもたぶん、基本的なところは同じだと想うのです。
だから、すごいなあ、って。素直に感心してしまいました。特に何をしたわけでもないのに見ただけで息をつかせてしまうというなんて、もはやひとつの武器ですね…。あこがれるなあ。
で、先ほどの右眼に傷のお侍さんから出た質問に娘さん伏し目がちに答えていわく、
「名は……陽炎。年は…十八に相成りまする」
そして発情すると息が毒になります。(なりません)(ケイトさんそれは別の作品)
……すみません、ベタベタなネタですね、やっちまったよネタでしたね、ええと。
ううう、読まれた方が一様につめたい眼をされているのがよくわかる…。
このスベりようは、お顔が似てるものでなくてよかったという安堵感があったのと、自分も陽炎さんの美しさに見とれてたせいなんです、ってことで、ひとつ。(^-^;)

とにかく、いまその陽炎さんを、5人のお侍さんたちが、見つめながらながめながら口ぐちにほめそやしているわけで。つれてきていっしょに座っているこのお店のご主人さん(この人も、顔立ちやほくろといい、小柄でまるっこい身体つきといい、いい感じにデザインされてるなあ、と)も、いろんなタイプのお侍さんたちを前に物怖じしたりすることなく挨拶する娘を見守りながら、どこかほこらしげな感じが、お顔からしぜんとにじみ出ているようです。養女であっても、実の娘のようにかわいがっているのでしょうか。やさしそうだし、気だてもよさそうですし。自慢の娘さんですね。
しかし、雑誌の表紙やら中扉やら(せがわ先生のカラー画がつやつやしくてもう…)でさんざんうたわれているように、今回の物語の主役はこの陽炎さん。まさか殷の妲己のように傾世の美女というわけではないでしょうけど(いまは「戦国」とかいて「とっくにかたむいてる」と読む時代です)、天下の形勢を大きく動かすとは、さて、どんなことになるのやら…?

まあいまはそれはさておいて、この陽炎さん、先ほど島(仮名)さんが感嘆とともに言ったように、扇屋さんが養女として引き取ったお方です。となるとその出どころが気になるのはある意味では当然のこと。――くりくり(仮名)さんから興味しんしんでかけられた質問に、ご主人さん答えていわく、
「は…いえ…では上杉様の御家中ゆえ申しまするが…じつは大谷家をご浪人なされたさるお方の娘御でござりまする」
「ほう、大谷刑部の! さもあらんさもあらん」
ここのやりとり、ちゃんと入ってくれててうれしかったなー♪
じつはここ、原作では「論理に合わないことを、腑に落ちたようにいった」、って言われてたところなのですけど、それもたしかで、陽炎さんは大谷刑部の姫君でもなければ、お父さんお母さんが美人さんだとわかっているわけでもないのです。にもかかわらず納得しているのはどういうことなのかなあ、と。
で、かいてる原作者じしんがそこのところへ「――やはり、論理に合わない」なんて冷静にツッコミを入れてるというのだからそれがおかしくって! ムッスリとなって首をかしげているのがうかぶような、人間観をふとかいま見たような、そんな気がするのです。
この漫画版でも、小柄(仮名)さんがわけしり顔で言ってくれちゃってたりするものだから、ついニマニマしてしまいました(笑)。もちろん漫画では、流れのさまたげにならないように、上にかいたような説明的なあれこれはいっさいはぶいているのですけどね。だからこれは、原作読者だけがわかるおかしさ、ということで。たったひとコマでも原作のツボを入れてくれていて、ありがたいことです。(^-^)
(※大谷刑部…フルネームは大谷刑部吉隆。1559?〜1600。戦国時代に活躍した武将のひとり)

でもこの場にツッコミを入れる人はいないから、話はそのまま進みます。
「で、それほどの者がたとえ浪人したとはいえとにもかくにも傾城屋に娘を養女に売って…父は何をしておるのか?」
そう訊いたのはほそなが(仮名)さん。これもまた遠慮のない質問ですけど、くりくり(仮名)さんのそれとは違って、どこかいきどおりのようなものが感じられるような。
「父は…去年亡くなりました」
「…そうか…」
陽炎さんの返事を聞くと、そう、気の毒に想うような、すこし不憫に想うような顔をして言うほそなが(仮名)さん。ここのところ、読みながら、科白からほのかなあたたかさが伝わってくるようで、あわせて「この人、こんな顔するんだ…こんなこと言うんだ…」っていう意外性みたいなのもあって、ちょっとしたおどろきでもありました。
うーん、見かけはきびしく冷徹そうな印象ですけど、けっこう情にあつい人なのかもですね。……ムッツリとか胃下垂とか言っちゃってゴメンナサイ。(-_-;)

でも――漫画と同様に、原作でもこの段階では5人のお侍さんたちのお名前はまだあかされていなかったので、科白が出たもとについては「中の一人」「また別の一人」といったぐあいにかかれていたのですが、コミカライズされるにあたってそれをうまいぐあいに割りふってくれていて安心しました。
キャラデザについて考えてた時も想いましたけど、風太郎大人の作品って、読み手が自由に空想できることが強みのひとつで、せがわ先生はごじしんで漫画化されるにあたってそれをとてもよく活かされていると想うのです。この科白も、原作読んだ時は島(仮名)さんの科白なのかな、って想ってたのですけど、ほそなが(仮名)さんにされてたことで、ちょっと意外な効果みたいなのがありましたし。「論理に合った視線を、みんなが集めた」としているところを、ひとりだけにすることで、キャラクター性をかいま見れるようにもなっていますしね。何らかのしかけになっていたりするのかな、とまで想われてきて、先を読むのがたのしみになってきました♪

しかし、そんなほそなが(仮名)さんをうしろから見ながら、何やら想ってる様子の人がひとり。
あのう、島(仮名)さん、ひょっとして心中でツッコミを入れてらっしゃるのでしょうか…? 「当の傾城屋主人がいる前で言う言葉じゃないだろ」とか。あるいは「それ自分が言おうと想ったのに」とか(笑)。

ともかく、そんな感じにすこししんみりとした空気がただよっていた室内でしたが、そこへそれを打ち破るような荒々しい足音と声がひびいてきます。お侍さんたちがいまいるここはお店の奥にあるお座敷で、現代で言うところのVIPルームのようなもの。そんなところへ入りこもうとしているというのですから、お店の人たちもあわてて止めているのですが、その人はみんな押しのけて、とうとうこの奥座敷まで来てしまいました。
「山城殿!! 直江山城殿はおいでか!?」
挨拶もしなければ侘び入れもせずに、いきなりそう言ったのは、これまたいかめしいお顔をした、まるでゴリラのような巨体のお侍さんです。
で、さ。
……このお顔、どっかで見たことあるなあ。特にヒゲ(笑)。
どうしよう、いま何だかこの人をつつきまくりたい衝動がむくむくと起こってきてるんですけど、私。むしょーにつんつんしたくて仕方がないです。「傾城屋に来て女買わないなんてらしくないよー」とか。「胸毛はせめて見せないようにしようよ…」とか。つんつくつんv (^o^)b

ともかく、2…イエ、胸毛(仮名)さんがのりこんできたわけですけど。
しかし威勢よく問うたのもつかの間、座敷の中からとたんにむけられた10の瞳を受けて胸毛(仮名)さんたじたじ。無理もありません。あまりに無礼な態度に怒っているという以上の、とても剣呑な眼つきを、座敷にいるお侍さん全員がしています。
変に気合いを入れてけっきょく空ぶりに終わってしまうあたりも似ているから困る(笑)。

で、その胸毛(仮名)さん、目的の人物がいないと見てあわてて引きさがっていこうとしたわけですが、眼キズ(仮名)さんがそれを呼びとめました。
「もしここに仮に山城殿が居られたとしたら…うぬは一体何といたすつもりじゃ?」
その手にはいつのまにかうしろへ置いていたはずの刀が。たしかに無礼があったとはいえ、そんなことは海のひろさにくらべたらちっぽけな話だと笑ってゆるしてもよさそうなものですが、しかし眼キズ(仮名)さんは相手を圧迫するように刀の音をひびかせます。このままだまって帰しはしないというように。ことと次第によっては容赦しないというように。
よかったです、ここのところ。ページの5分の3ほどのサイズにコマをとって、5人の中ではいちばん大柄な身体つきをしている眼キズ(仮名)さんをでかでかとえがいて、圧迫感を出していて。空気にも科白にもとても重々しいものが感じられました。
このように画の力を雰囲気づくり(あるいは再現)にしっかりと活かされているあたりも、せがわ先生による風太郎コミカライズが大好きな理由のひとつだったりしますv (^-^)

それはともかく、こうなってはもうはいさようならではすまされません。何ものかと誰何までされて、胸毛(仮名)さんはとうとう覚悟したらしく、むき直ったその場でがばと膝をついて、
「せ…拙者! 元は明智の流れをくむ一人にて斎藤天鬼と申す者!! 恥ずかしながら天下に武名高き上杉家の方々とお見受けし、伏してお願い申し上げる!! ぜひともこの身!! 上杉家へ御奉公させて戴きたく!! 何とぞお口添えのほどを……」
言ってることはつまり、自分が上杉家に仕官できるようお殿さまに推薦してほしい、というわけです。この時代、戦のために人手や兵力はつねに必要とされていましたし、力があればのし上がっていけるのが風潮でもありましたので、名のある家へ仕官して手柄をあげようと自分を売りこんでくる人はめずらしくありませんでした。お殿さまに会いに傾城屋の奥座敷までわざわざのりこんでくる人はめずらしかったと想いますけど(笑)。で、
「…おぬし、腕に覚えはあるか?」
言ってる途中でそう訊いたのはくりくり(仮名)さん。しかし。
ええと、眼が笑っていませんよ〜ちっとも〜(笑)。それに言ってる自分もちゃんと刀を持っていて、口調には変わらない陽気さがうかがわれるものの「やるか? ん?」感が超ミエミエ。ほとんどいじめのような気さえしてきて……早くも斎藤さんのことがちょっとかわいそうになってきました。同情はしないけど。(笑)(理由は会津の2代めさまにでも聞いてネ☆)
しかもよせばいいのに斎藤さん、それを聞いてしめたとばかりに顔をあげて、
「はっ! それだけはいささか!! なればこそわざわざ上杉家に…」
何だか、面接に受かるために用意してきたようなお返事ですね…(苦笑)。
調子のいいお返事するのはけっこうなのですが、しかし当代は頭脳であれ武術であれ実力だけがものをいう戦国時代。鵜呑みもスルーもあるはずもなく、そうやすやすといかせてはもらえません。事実、
「ここに居る顔ぶれを見た上で…腕に覚えはあるか? …と聞いておる」
ほそなが(仮名)さんの表情がかすかに重々しさと怒気をおび(眼のうしろにうかんでるチャームポイントがステキv)、ほかの人たちも「やんのか、あぁ?」的な表情をしています。――もちろん、手に手に刀を持ったままで。
先にもかいたとおり、5人のお侍さんたちの正体はすこしあとになってからあかされるのですが、じつは、いまはまだわからなくても名前や素性を知ってみれば納得のいく、けっこうな方たちばかり。そんな方がたを前にしてたとえいささかであっても腕におぼえがあるなんて言える人がいるとすれば、それは本当にたいした腕前の持ち主か、それともただの厚顔無恥か、あるいはよほどの阿呆か。いずれにしても、5人のお侍さんたち、中でも特に気の短そ〜なお歴々をいらだたせるにはじゅうぶんな発言でしょう。失礼以外の何ものでもありません。
さあどうしましょう斎藤さん。ますます立場が危うくなってしまいました。
まったくね。
調子にのって墓穴を掘ってしまうあたりさえ似ているから困る(笑)。

で、よけい自分の立場が悪くなってしまったことを理解した斎藤さん、いずれまた出直すとあやまりながらじりじりと後退していったのですが、またそれを呼びとめたのは、今度は島(仮名)さんでした。
「うぬは…大阪方か? それとも江戸方か?」
その質問に、まるで心に斬りこまれたように反応してしまう斎藤さん。そらっとぼけようとしますが、表情が、したたる汗が、何より答えを明確にさせています。
「うぬが奉公願いにかこつけて強引に、ここを覗きに来たのは……出入りの時の我らの編み笠姿にしびれを切らし、今この座にある顔ぶれを直に見ようと企んでの事であろう」
お侍さんたちがお店へ入っていくのを見はっていたところまで見られてた。もう言いのがれはできません。
まわりに気を配っていて、何か不審な点があればしっかりと見のがさないで。これぐらいの怜悧さや抜け目のなさがないと、戦国時代でのし上がっていくことはできないのかもですね。しかもそれが、名家・上杉家の家臣となるほどであれば…。いまではSPの人たちがやっていることを全部自分たちでやっているというのですから、感心もなおさらでした。
でもって、見られてるとは想わずのりこんできた斎藤さんのことがなおさらかわいそうに。これとんだまぬっけぷりですよ…いいピエロですよ…。私がつつかなくてもつついてくれる人しっかりいた。(笑)(しかも複数)
てゆか、そもそも雇い主さんからして、こんな図体でかい人を偵察やら密偵やらに送りこまなくてもよさそうなものでしょうに(苦笑)。行動目立つし変装やりにくいし、諜報活動にとても不便だと想うよ? そんな人使うのあまりにハイリスクすぎるよ?
まさかこの人本当に無能で雇う側でもほとほとあつかいに困って「何かつかんでくればよし、犬死にするもかまわなし」で出したわけではないでしょうが。(←何その腹黒意図…)
ともかく、もはや逃げ場を失った斎藤さん。完全に“詰み”です。
「違うか?」
「ぬ…ぐ…」
やれやれ。
自分で動いたらけっきょく自爆オチになってしまうところまでも似ているから困る。……この人、じつは縁者なんじゃない?(笑)(いちおう無縁の別人だと割り切ってはいるのですが…でも…でもなあ…)

と、次の瞬間!
追いつめられた斎藤天鬼、もはやこれまでと想ったか床を蹴って飛びかかりました。といってもその相手は5人のお侍さんたちではなく、何と陽炎さん!
お侍さんたちが反応するも遅く、陽炎さんは人質にとられてしまいました。いまその身体はぐったりとなって斎藤天鬼のふとい左腕の中にあり、おまけにその白くほそいのどくびに、するどい刃がむけられていて…。それだけでもじゅうぶん危険ですし、身体だってちょっと力をこめるだけで難なく折られてしまうでしょう。女の人を道具にするあたりも似ているから困る……とかって冷静にかいてる場合じゃないですね、ええと。(あわあわ)
てゆかさ。
ご主人さん、娘さんそんな不審者の近くに置いときなさんなよ…(苦笑)。
いまお侍さんたちがそろって糾弾してるんだしさあ。不審人物だし、人間追いつめられたら何をするかわかんないんだし。別に無理してその場にとどまってなくてもいいんだし。なりゆき見守ってばかりいないで、せめて場所入れかわるとか背にかばうとかいう行動に出るくらいはしてもよかったんじゃないかなあ、と。てゆか、すべきだろう…。娘さんのこと、本当に大切にしてるのかしら、とか想っちゃいますよ?(笑)
まあ、とつぜんのことに頭がまわらなかったのかな。展開早いですしね。
あとここのところ、原作では斎藤天鬼の動きが「魔鳥のごとく〜」と表現されてるのですけど、いざ見てみたら本当に鳥が飛びかかったみたいだししかも「くわっ!!」なんて声まであげてくれちゃってるからみょうにおっかしかったです(笑)。

「動くな!!」
お顔そっくりーv ……じゃなくて(やっぱどうしても反応してしまうんすよ…/笑)、そうお侍さんたちを牽制しておいて、陽炎さんをかかえたまま自分は身をひるがえして庭へと降り立つ斎藤天鬼。お侍さんたちは殺到してあとを追おうとしますが、もう一度牽制をかけられてしまって、戸口から動くに動けません。
「追って来るなよ!! 来ればこの娘の命は無いと思え!!」
こうなればもう卑怯もらっきょうもないというか。お前それでも武士か…。
何か、『Y十M』で2代めさまがやらなかったこと・できなかったことを、この人がいまかわりにしているような気がしてきました(笑)。
しかし、そちらの方は肩を落としつつ見てましたけど、もう一方ではちょっとうれしくもありました、このシーン。お侍さんたち、人質にとられてる陽炎さんのことをちゃんと考えて行動してくれてるんだということが、見ながらわかりましたから。
無理なあと追いや手出しを5人ともがひかえているのは、人質がなじみの傾城やさんの娘さんだからというのもないわけではないでしょうけど、でもそれだけでは決してなくて、くせ者の始末と同時に人質も立派に救出しようとしているんだろうな、って。そんな心が見えるようで、この人たちがそんな「義」のある人たちで本当によかった、って見ながら想ってしまいましたよ。(^-^)

しかし状態は依然として悪。このままでは斎藤天鬼はまんまと逃げおおせてしまい、陽炎さんも適当なところで解放されればよいのですけど、2代めさまに似てるこのけだもののような男のこと、それも望めそうにないです。
5人のお侍さんたちも動くに動けず、怒気と悔しさに顔をゆがませるしかありません。
と、次の瞬間、驚嘆すべき出来事が起こります。
そう、その光景は、まさに場にいた誰もが眼をむかずにはいられないものでした。いままで人質にとられていた細腰の女の人が、超高速とも言えそうなものすごい速さで巨体の男をぶん回し、地面に大音とともにたたきつけてしまったのですから――しかも、相手の骨を折りながら!!
うわあ…という想いでしたよ。衝撃的で、かなりのインパクトでした。
ほそっこい身体した、労働とは無縁の、いっそおはし以上に重いものを持ったことのなさそうな女の人が、身の丈の倍以上はある巨漢をいきおいよく持ち上げてぶん投げたこともさることながら、投げる時に取った腕を同時に骨折(それも、かなり複雑な)させてしまうなんて……ただごとではありません。
しかもそれ以上にすごいのは、この展開は原作にはないものだということ。衝撃を受けたあとでそのことを確認して、想わずため息がもれてしまいましたよ。もちろん、感嘆の。
原作では「腕をつかんで、みょうな音とともに使いものにならなくした」というぐあいにしずかな感じで進んでいるシーンで、風太郎大人の筆の冴えによって不可思議さ、そしてかすかな不気味さがただようところなのですけど、それをただそのまま漫画にしただけでは見どころになりませんものね。この「くノ一紅騎兵」にはアクションらしいアクションはあまり入ってませんし。文章だと想像力をおおいに刺激してくれるところでも、視覚化されてしまうとその魔法も解けてしまいますから。「ちいさな女の人がおおきな男の人を投げた」ことにした方が、画にした時のインパクトや意外性もおおきいですから、変更して大正解だと想います。
見ひらき効果を使った〈静〉から〈動〉への点改はせがわ先生のお得意とされる技のひとつ。先の2作でもよく使ってよろこばせてくれましたけど、それを原作にない動きを導入してまでできるようにまでなるなんてなあ、と。寸前にふたりの視線をあわさせるという間の取り方といい、やっぱりうまいこと使ってくれてるなあという感心とともに、いま何だかとても大胆な3作め開始の挨拶をされちゃったみたいだという想いさえして、ちょっと眼をみはってしまいましたです。
……うん、たまげた(笑)。

とにかく、いきおいよく地面に叩きつけられて、斎藤天鬼はもう動けません。ろくに受身もとれず、背中から勢いよくいったために肺の中の空気もすべて吐き出してしまってるでしょう――完全にのびきっています。
急いで飛び出てくる5人のお侍さんたち。ご主人さんだけがただひとり、陽炎さんのもとへと駆け出せず床にへたりこんでしまったのは、陽炎さんの無事に安心して緊張がとけたからなのか、それともいましがた眼にした光景のとんでもなさに腰を抜かしてしまったからなのか。いずれにしてもお気の毒なことで、風太郎大人の作品で胆をつぶすことになるのはいつもパンピーさんだというアイアンルールはやはりここでも変わりありませんでした(笑)。

そしていま、ヒゲ熊(仮名)(やっと出せた/笑)さんがのびたまんまの斎藤天鬼の胸の上に片足を置き、そのままズシズシと体重をかけていき…。(ここのところ、胸を踏んでいるのとは反対側の足で腕をおさえているのですけど、アングルで見えなかったのですよ。陽炎さんに骨を折ってもらったのは、腕を封じる必要をなくすためだったのかも?)
「もはや偽りは許さぬ!! うぬは何者じゃ!?」
人質を取られたという不覚や、そのまま得意になられたということへの憤怒もこめられているのでしょうか。いっそ胸を踏み抜いてしまいそうなくらいの容赦のない表情でヒゲ熊(仮名)さんは踏みしめていき、その足もとからは早くもベキベキという音が聞こえてきています。……こういう体型にデザインされてる理由よくわかりました(笑)。
このような方に体重をかけられ続けていては、重いの苦しいのと手足をバタつかせる余裕もありません。ましてや、黙秘したり嘘偽りをつらぬいたりなんて。
斎藤天鬼は自分が本多佐渡守(徳川の参謀)がさしむけた者であることを吐き、さらに、
「ガッ…。蒲生…佐竹の……動向を…知る…た…め…ガフッ」
ここまで答えたところで、折れた骨が心臓か肺に突き刺さりでもしたのでしょうか。斎藤天鬼はとうとうその口から血を吐いて絶命してしまいました。生死の違いこそあれ右眼に傷のある人にえらいめにあわされるって…これもう何の因縁?(笑)
しかしそれはともかくとして、ヒゲ熊(仮名)さん。
死なせてしまったのを見て頭をはたいて「おろ?」ってあなた…マイケルじゃないんですから…。あなたのようなお顔の人がそんなみょうにキュートなしぐさをされるとこっちはどう反応していいかわからなくてとても困る(笑)。
「やれやれ丹波殿…。血反吐の前にもう少し、泥を吐かせればよかったに」
「う〜む、力加減を間違えたか。しもうたのう…」
憤怒に表情をゆがめてたあの様子ではどこまで自制がきいてたのかはなはだ疑問であるといいますが…。てゆか、うまいこと言ってる場合か!(笑)
まあでも、本当にちょっと体重かけただけだったのかもですね。斎藤天鬼が見かけよりもやわだったのかもしれないし。それにもしかすると投げられた時に、腕だけじゃなく背中の方も何本かいってたのかもしれないし。(モノスゴイ音してましたからね…ドシャッて)
(※マイケル…本名マイケル・マイヤース。ジョン・カーペンター監督のホラー映画『ハロウィン』に登場する殺人鬼ブギーマンの本名。劇中に、自分が殺してしまった男が動かなくなったのを見て首をかしげるというシーンがある)

しかしふと気になったのですけど、この人の体重っていくらぐらいあるんだろう。100sはまず鉄板だとして、20か、30か…もっと上乗せできるんじゃないかなあ、と想うのですが。ちょっとしたソップ型力士さんくらいはありますからね…。
おなかが出てるところから見て、きっとけっこうな大酒飲みなんですよ。でもって大飯ぐらいでもあったのかもですね。メタボ!(←戦国時代も?)
ついでに酔っぱらうとハダカおどりとかしそうな気もしてきました。

……イエそんな脱線妄想してる場合じゃなくて、ええと。(何かスミマセン…)
何はともあれ、いま敵方の密偵がひとり、こうして始末されました。
しかし、気になるのはこのあとのこと(死体の処理をどうするか、密偵をやられた徳川がどう出てくるか、etc…)よりもいまのこと。
この5人の中ではいちばん豪胆な性格をしているであろうくりくり(仮名)さんでさえ、おどろきと怪訝と不審の入りまじった、それこそまるで異次元のものでも見てるような顔をせずにはいられません。いましがた人質にとられ、とった相手を背負い投げ、眼の前で人死にまで起こされながら、それでも何ごともなかったかのようにしずかに地面に座ったままでいる、その女(ひと)に。
「おまえ…いったい何者だ?」
そう問われても陽炎さんは、うろたえたり態度をくずしたりなどすることなく、ふわふわとした笑みをむけています。
このシーンの陽炎さん、けっこうスキv 笑顔やたたずまいに媚びがないというか、自然な感じが出ているので、まるで本当に異世界のお姫さまみたい。その笑顔に見てるこっちまでポワーンとなってしまうんですよ。すてきな人だー…。(どきどき…)
つねづね言ってるように、私は女性キャラというものに心動かされたり興味を持つことはめったにないのですが(←そんなんつねづね言わんでええて)、せがわ先生の作品に登場してる人たちはどうも別みたいでして。外見はもちろんのこと、性格的にもふしぎと親しみを持てるから、たのしむのにやぶさかではなくって。きっと風太郎大人のキャラ造型もおおきいのでしょうね。
朧さんとかお胡夷さんとか、堀のみなさんや、おゆらの方さまもそうだったし。
そしてこの陽炎さんも。
うーん、まるで何かの忍法みたい(笑)。

あらためて、お座敷でお侍さんたちと陽炎さんはむきあいます。
「…わたしが、大谷家の浪人の子であることは偽りではございませぬ…。上杉家御用のこの扇屋のおやじどのにそこまで嘘はつかせませぬ」
5つとひとつの視線を受けながら、そう、話しはじめる陽炎さん。養父さんは無関係で、自分の素性にもいつわりはないからとまず断りを入れておいて(ちなみにここのところ、いっしょにご主人さんをかいているコマがあって、同じように陽炎さんを見ながらも先の一件が起こる前とはまるで違う表情をしているという、いい対比の図になっていました)、
「ただ一つ…おやじさまにも知らせていない事がございます。わたしが扇屋(ここ)へ養女に来た本当の目的を……」
挨拶に出てきた時とはまったく違う視線を、いま陽炎さんはお侍さんたちからむけられているわけですけど、そんな中でもしっかりと自分のペースをくずさずに話をしているすがたに感心してしまいました。お侍さんたちを相手にひけをとっていないし、ばかりか、養父さんをかばう余裕まで持っているし。たおやかに見えて芯はとてもしっかりしているんだなあ、って。強さにはいろいろあるといいますけど、これが陽炎さんの持つ強さのスタイルなんですね、きっと。
そして、そんな陽炎さんが、いまのいままで胸に秘めてきた、ここにいる本当の理由。それは――
「上杉家の御家老…直江山城守さまに御奉公申し上げたいという望みでございます」
この時だけは目線をお侍さんたちからそらして、すこし恥ずかしそうにそううちあける陽炎さん。
「ほう…直江殿に…」
さっきの人と同じことを言い出してるのに、疑いどころか気にかけもしないのは、とろけているというのとは別の意味で陽炎さんのことで頭がいっぱいだからなのでしょうか。こう言ったのはくりくり(仮名)さんですけど、5人もの抜け目なさそうなお侍さんたちががん首をそろえておきながらけっきょく誰もそのことにひっかかりをおぼえていないというのだからふしぎです。――イエまあ、先とは話の進みぐあいがまるで違いますし。それに同じであるからこそ、かえって拍子抜けしてしまったような感じで流してしまうのかもしれません。
こういう時、人間の心理ってふしぎだなあと想います。はこびひとつで流れはまるで異なるし、油断なく見ているようでもどこかにしっかりと隙があったりするのですからね。
ある意味この場の流れはすっかり陽炎さんペースです(笑)。

で、そのあとの陽炎さんのお話をまとめてみると。
自分がここ扇屋さんに養女として入ったまではいいけど、かんじんの直江山城さまがいらしてくださらないからお願いしたくてもできない。それにもうすぐお国へ帰ってしまうというし、だったらみなさんに話すことで推薦してもらえればと想いうちあけました――と。たしかに、同じ上杉家家臣でそれなりに位も高いこの人たちであれば、下の方の人たち相手とは違って話は通じやすいでしょうね。
初対面からいきなり奉公願、それもご家老さまを逆指名だなんて、考えてみればけっこう大それたことでもありますけど、陽炎さんにしてみれば、今日のこの日お侍さんたちがそろって扇屋さんにやって来たことは千載一遇の大チャンスだったわけで。斎藤天鬼という不測の事態はあったものの、暴れてくれたおかげで自分の腕前のほどを証明するいいきっかけになりました。(本人はとんだ踏み台になってしまったわけですが…/笑)
とりあえず、話はうまく進んでいるみたい。この時代に「今日の占い」があれば、この日の陽炎さんは星座でも血液型でも間違いなくダントツの1位だったことと想います(笑)。

しかし、いまことがとんとん拍子に進んでいるからいいものの、きっかけがなかったらどう切り出すつもりだったんでしょう。やっぱりズバッと正攻法(ストレート)にいくのか、それとも色じかけなどでせまったりしてたのか。
……ちょっと、訊いてみたい気も(笑)。

それで。
「ではわしたちの素性、すべて知っておるのだな?」
先ほど斎藤天鬼がとんだポカミスをやらかした問題を、同じほそなが(仮名)さんが投げかけます。が、陽炎さんはひるんだりせず、話がうまいぐあいに進んでいる気配に安心してもいるのでしょう、むしろ待ってましたとばかりにちいさくにっこりと笑って答えます。
「はい。天下に名を知られた豪傑でわたしが知らないお方がありましょうか?」
さりげにほめ言葉まで添えちゃってるのだから心憎いというか(笑)。
そうして5人のお侍さんたちをひとりひとり見ながら、陽炎さんは、そのお名前を出していきました。(※以下、紹介文は、漫画と原作からかいつまんでひろっています)
「まずは上杉家御家老、千坂民部さま」
最初は島(仮名)さん。正式なお名前は千坂対馬守景親といって、この中ではただひとり、上杉家本来の家臣さんであります。合戦よりも外交の方面でおもに手腕を発揮したそうで、関ヶ原の戦い後の徳川家との折衝役もつとめたほど。以後も何かと活躍し、そのサクセスストーリーはまさに戦国時代の島K作を見るよう……げふ、げふん!(-_-;)
「それから前田咄然斎さま」
次に出されたくりくり(仮名)さんは、こう名乗る前のお名前の方が有名ですね。某はなのけいじで有名な、前田慶次郎その人であります。前田家を飛び出したあとで上杉家に仕官し、頭もそったのだそうですが、髪があろうとなかろうと気性はやはりそのままのようで。何だかガキ大将がそのままおおきくなったみたい(笑)。
ちなみに現在のフルのお名前は前田穀蔵院咄然斎といって、ゴクツブシを意味する院号を真ん中に置いているのだからたいしたお人というか…(笑)。原作にはご本人のアレっぷりがよくわかるエピソードも紹介されているのでぜひチェックしてみてください。
「上杉家の上泉泰綱さま」
ほそなが(仮名)さんは、名前を聞けば連想されるでしょう、新陰流の開祖でありその道の人びとからはいまも剣聖としてあがめられている上泉伊勢守信綱の一族出身のお人だったのでした。(上泉伊勢守については、前作『Y十M』にカメオ出演していたので、ご記憶の方もいらっしゃるでしょう)
正体をあかされてみれば、その研ぎ澄まされているような印象を受けるするどい顔だちも、なるほどうなずけるというものです。ご本人も、剣の道での名前、高いようですしね。
「あちらは蒲生家の岡野左内さま」
これは小柄(仮名)さんのこと。いまは上杉家に入ってますが、以前は宇都宮の蒲生家にいらしたのでした。といっても、誰かさんみたいに飛び出してきたわけではないでしょうけど(笑)。
こう見えて(どう見えて?)仙台候伊達政宗と一騎打ちしたこともあるほどの武人で、また経済面でも力のおおきかったお金持ちさんでもあります。おかげでまわりからはけちんぼに見られたそうですけど(笑)、財テク技術にすぐれていたのでしょうね、きっと。貸す方はともかく借りる方は無縁だったんじゃないかしら。
そして当のご本人には、そうしてためこんだお金をかぞえるご趣味があったそうで…。ヒマさえあればひいふうみいとかぞえてたりしたのでしょうか。家来さんたちはそんなうしろすがたをたびたび眼にしてるのでしょうか。……心中お察ししちゃうなあ。これでじつはきりしたんだったなんてなおのこと信じらんないや(笑)。
しかし、前面の画と背面の画とのギャップは何なんだろう(苦笑)。
「最後に佐竹家の車丹波さま」
ラストはヒゲ熊(仮名)さんこと車丹波守猛虎――名前どおり外見どおりの、豪力無双の人。鉄砲の名手でもあったそうです。この人も岡野さん同様、上杉家に来る以前は常陸国(現在で言う茨城県のあたり)で別の家につかえていたのでした。
ちなみにいくさに出られる時は、旗差物(よろいの背中にさすちいさな旗のこと。戦場での目じるしにした)の画に亡者を地獄へ送る妖怪・火車をえがいていたそうです。あらぶる武者を想わせておおいにおそろしいのですが……世が世なら借金取りと想われかねない(笑)。どっちみちおそろしいか。(※経済状態がひっ迫しているという意味の「火の車」は、この火車に由来しています)
いずれも当代の上杉家になくてはならなかった人たちばかりですけど、性格を見ればやんちゃ者がいたり堅実さんがいたり、得意分野(?)を見ると剣だったり経済だったりして、ばらばらだし、かぶってるところまずありません。にもかかわらず、それでいてちゃんとまとまっていたりするのだからふしぎというか。能力的にも人格的にも、かなりすぐれていて、それでいて面白い人材さんたちがそろっていたのですね、上杉家って。
ちなみにこの5人のお侍さんたちは、同じ風太郎大人の歴史伝奇小説『叛旗兵』にも登場してますので、あわせて読むのも一興かと想われます。

――とまあそんなぐあいに。
陽炎さんはひとりひとりお名前をあげていきましたが、誰からも訂正やら憤怒やらがまじらなかったところを見ると、完全正解だったようですね。……私は上泉さんを千坂さんだと想ってしまってたというのはここだけの話。(=_=;)
すごいや、陽炎さん、戦国武将オタクだったですか!(←違います)(ケイトさんしっかり)

……すみません、ええと。
とにかく、そんなぐあいにお侍さんたちとうまくやり取りしている陽炎さんでしたが、そのとなりでご主人さんはずっと、心配そうな、不安そうな顔をしています。
無理もありません。たおやかな美少女だと想っていた娘さんがまさか、何の技か大の男を投げ飛ばすほどの腕を持ち、しかも、女子どもにはふつう縁のなさそうな戦国武将にもあかるい(原作によれば、ご主人は最後のふたりについてはまるで知らなかったそうです)とまできているなんて、ゆめにも想わなかったでしょうからね…。
しかし、だからなのでしょう、
「か…陽炎…。おまえ…」
おそるおそるかけられた養父さんのこの言葉に、陽炎さんは、どこか申し訳なさそうにほほえみます。心中を察して気づかうような、やさしい笑みを。
これはあくまで個人的な感想なのですけど、原作をはじめて読んだ時、陽炎さんという人がどうにもつかみにくい方で、すこし困ってしまうところがあったのですよ。天女のようにぼうとけぶっていて、何だかつかみどころがないっていうか。どこかなじみにくさみたいなものがちょっとあったのです。もっともそれは風太郎大人なりのキャラクターの立て方にケチをつけてるわけではなくて、ただ単に読み手側に問題があったのだろうと想いますけど。すこしして2回め読んだ時はすんなり入っていけましたから。
で、そんな感じが初読の時はしていて、このシーンにおける陽炎さんのこの微笑も原作では「片頬のえくぼを、幾分申しわけなさそうに扇屋の亭主の方へむけ」たとかかれているものでしたので、お侍さんたち相手の片手間に養父さんに詫びているのか、そもそも養父さんにどのていどの親愛の情があったのか、見えにくいところもあって。やっぱりなじみにくくあったのでした。すくなくとも、この時点では。
そういったいきさつがありまして、だから陽炎さんという人物をどうかかれているかがこの3作めが成功するかどうかのカギになるだろうなあと考えてもいたのですが。
これ……見られてよかったです。陽炎さんのこの表情にどうすればいいかわからなかったすべてがストンと落ち着いて、ただ素直に、心から素直にそう想うことができました。
目的のために仕方なかったとはいえ、事実的にはご主人さんを騙してしまったのだし、おまけに先ほどの一件でいらない衝撃まであたえてしまって。陽炎さんは――すくなくともコミック版の陽炎さんは――、そのあたりをおろそかにしていないように見えましたよ。
いつかはあかさなければならないにしても、もうすこしおだやかなかたちにしたかったのではないでしょうか、陽炎さん。画になって出てはいませんでしたけど、騒動や人死などがあってお店の方にもすくなからず迷惑をかけてしまったでしょうし、何より精神的にここまでおびやかしてしまったとあっては、扇屋さんのご主人さんが以前のように想ってくれることはまずもうないでしょう。だから、養女にしてもらったのに利用してしまったし、よくしてもらったのに裏切ってしまって、本当に申し訳ないという想いも、陽炎さんには心からあったことと想います。
原作とは流れがじゃっかん変わってしまいましたけど、でも、このしぐさのおかげで、この表情のおかげで、そのあたりがとてもよく見えて、自分の中にいた陽炎さんという人に人間味ができたというか、より近くに感じられたような気がして、何だかうれしく想われてしまったのでした。
キャラもいっしょに変わっちゃってましたけどね(笑)。でもこういう変更なら大歓迎。
先のアクションといい、せがわ先生、やはり今回もその腕は冴えておられますね。さすがです!

そしてこのカットを見た瞬間、「今回のシリーズも成功する!」と強く確信しました。
この確信は、不安が払拭されたという意味のものではもちろんありません。せがわ先生の原作への熱意とチェックの入れようはなみなみならぬものがありますし、発揮されてきた実力はこれまで折にふれてうかがってきましたから、いまさらあやぶむも何もないです。
ただ、『バジリスク』の時はめくるめく展開にただ夢中でしたし、『Y十M』の時は前作がフロックじゃなかったことをたしかめようとひとつひとつ確認することに躍起になってましたから。だから、成功を確信できるだけの“何か”がほしかったのです。(フロックならフロックでも別にかまわないのですけどね。それはそれで、ひとつの大切な奇蹟なのですから)
そして今回、陽炎さんのこの笑顔を見た瞬間、望んでいたそれを目の当たりにして……もう本当、この時の感慨といったらなかったです。
わーん、うれしいよううれしいよう。
今回ももう安心しきっておまかせしていいんですね、せがわ先生!(感涙)

しかしここでふと想ったのですけど、せがわ先生がいままでかかれてきた女の人ってみなさん美人さんですけど、これが女豪傑になったりするとどうなるんだろう。『くノ一忍法帖』の丸橋さんとか(笑)。

そうやって感動したりおばかなこと考えたりしているあいだにも、一座の話は続きます。
「いや、しかしなにゆえ直江山城守に御奉公などと…」
「…それはわたしが…不識庵謙信さまの御威風を、お慕い申し上げているからでございます」
今度はほほをほんのり染めて、どこかうっとりとしているような顔で陽炎さんは答えます。まるで、脳裏に夢見ているみたいに。
名前を見ればわかるとおり、陽炎さんが出したのは謙信公こと上杉謙信のこと(不識庵というのは40歳ごろからみずから称した法号)。このころはすでに死没しており、御国である越後国は養子の景勝公が相続していますけど、そのお名前はいまも人びとに 敬愛と畏怖をもって記憶されています。
で、陽炎さんが言うその上杉謙信の“御威風”とは何か。
いちおう威風を辞書でひくと、「威厳・威勢がみなぎっているようす」とあり、このコマだけだと背景もあって陽炎さんは謙信公の戦いぶりがお好きなように見てとれますから、やっぱり女の人だけに強くて勇猛無双な戦いぶりで高名な謙信公にひかれるものがあるのかしら。
……はい、すみません、まんまとだまされるところでした。
まさか第1話からやられるとは想いませなんだでしたよ…。何このみょうな肩すかし感のあるピンポイント誤爆(笑)。たしかに謙信公はカッコいいけどさあ!
ええと、原作では“ご遺風”となっていて、意味あいからいってもこちらの方が正しいので、遺風で話を進めていくことにします。

やり直し。
いちおう遺風を辞書でひくと、「@のちの世に残された風習・習慣 A死んだ人の教えで、後世まで伝わり残されているもの」とあり、このコマだけだと背景もあって陽炎さんは謙信公の戦いぶりがお好きなように見てとれますから、やっぱり女の人だけに強くて勇猛無双な戦いぶりで高名な謙信公と、そのすがたを胸にいまも戦い続ける越後侍さんたちにひかれるものがあるのかしら。もしそうだとして、それがどうして直江山城どのご指名につながるのか、つながりはまだ見えてきませんけど、だとするなら、わかるなあ、その気持ち。とてもよくわかるな。(*^-^*)
しかしこれを聞いたお侍さんたちの反応はというと、
(……)
(謙信様の…)
(御威風をなあ…)
(……)
どこか微妙(笑)。みなさんちょっと困ったような、答えに窮するような表情をうかべています。わかるなあ、その気持ち。とてもよくわかるな。(^-^;)
この段階ではそれが何なのか、原作でもまだあかされていないところなので伏せておきますけど……現代的に言えば2・12ということになるのでしょうかね、やはりこれ。(暗号)
どんなふうにかかれることになるのかいまからとてもハラハラしてます。(青年誌で、しかもせがわ先生の画で見ることになるかもしれないなんて…)

……まあ、ともかく。(-_-;)
失敗ばかりか自爆までした先の2代めさまもどき(←…)と違って、陽炎さんにはとくにやましい点もないですし、腕前の方も証明ずみ。何よりお侍さんたちの印象も悪くないですからね。これが試験であれば、実技◎・面接(?)◎。受け答えもしっかりしているから利発そうですし、試験管さんは間違いなく合格の太鼓判をおしているところでしょう。前田さんなんかは早くも気に入ったようで、ひざまで叩いて笑っています。(ここの前田さん、とっても豪快な笑顔で、こっちまでこころよい気分になってしまいました。もう私がいける口だったらこの人とは一杯酌みかわしたくなってしまうくらいv)
しかし、千坂さんはそんなことあってはたまらないというように、あわてて、
「だ…だめだだめだ! 上杉家では直江殿を含め…武勇の男なら召し抱えるにやぶさかでないが、女は困る! 困るぞ!!」
と。
陽炎さん、それを聞いていたのかいなかったのか、自分の髪をまとめていた飾りひも(あざみの花みたいな飾りがカワイイ〜!)をいったんほどいて、髪を頭の上の方で手早くたばね直しました。かと想えば次は着物の中に右腕をひっこめて片はだ脱ぎになり、さらには正座していた足をくずして、何と、あぐらに!!
陽炎さんにしてみればやおら取った行動なのでしょうけど、お侍さんたちはいきなりのことで、みんなきょとんとしたままなりゆきを見守るばかり。行儀の悪さをしかったり顔をそむけたり眼をふさいだり、そもそも行為を止めることさえ忘れています。
ちょ…待…陽炎さん落ち着いて! アナタそんな、いくらここ傾城やさんでも嫁入り前で!(あわあわ)
千坂さんに却下されたことがそんなにムカついたの? 頭にきてやけのやんぱち起こしているの? もういっそやんきーなのれでぃーすなの? このままオウオウオウてな感じのべらんめえ口調まで飛び出してくるの? ていうか陽炎さんってじつはそんなに沸点低いお人だったの? ――と、一瞬のあいだに様々なあれこれが脳内を駆けめぐりましたけど。
だけど陽炎さんをよく見れば、一連の動作は冷静に手際よくおこなわれていますし、ほほや口もとにうかぶのはかすかなはじらいで、決して自暴自棄になっているわけではありません。
原作では千坂さんがさとすように言ったら陽炎さんが……というふうになってたのですけど、『山風短』陽炎さんなら、言い返したりするよりも行動に出そうですからね。大の男を投げてしまうほど大胆なのですし。この、何ていうかさっとした切り換えが好きですv
しかしとんでもないなあ、やはりこれ。原作でもそうだったけど漫画でも……やるんですね。やるんですね、やっぱり。
すーっ、はーっっ…。(深呼吸)
風太郎大人の作品は漫画であれ映像であれヴィジュアライズされると見るのに覚悟がいるから困る。(^-^;)

髪をまとめ、着物を脱ぎ、かたく閉じていた脚まで貝の口を広げるようにして割りひらいて、結果、陽炎さんは、まるでどこぞの博徒のようななりになってしまいましたけど――。
しかしこれは風太郎作品、美女があぐらをかいたなんてことぐらいで終わるわけがありません。(どんな作品だって終わっていいわけないですけど)
そう、座敷にいた人たちは、はしたないと想う暇もありません。斎藤天鬼が投げられた時は眼を疑うくらいですみましたが、今度こそは息をのみ顔色を変えて仰天しました。
まったく――何ということでしょう! お侍さんたちもご主人さんも、この座敷にいた人たちはみんな、見てしまったのです。
陽炎さんがみなさんにむかってひろげた、右脚と左脚のあいだから――帯より下の着物のあわせめの奥の方から、ゆっくりと、いままさに、(イヤーン)が突き出てくるのを…。
「わたしは……女ではございませぬ」
もう…もう、うわあというか、ヒェーというかキィーというか…。さすがに逃げ出したいです(苦笑)。予定もその気もないけど私だってまだ嫁入り前なのに…。
『月刊ヤングマガジン』は成年誌ではないのであくまで表現は規制の範囲内ですが(創刊されたばっかなのに発禁になっちゃうよ!!)、場のみなさまは…ええとその、なまものをながめているわけで……
「た…たしかにこれは……立派な逸物!!」
前田さんも保証ずみです。(←そんな保証いいよ…)
すみません、これでどうかカンベンしてください!!(嘆願)
何か、も、疲れた。(- -;)

とにかく、みなさますっかりおどろいたというかおそれいったというか。腰とかおシリとかまるみのある身体つきはそれっぽいですけど、よく見れば胸もペチャンコです陽炎さん。
ただ、いくら大胆であっても、さすがに自分の(ワーオ☆)をずっと披露したままいられるほどの豪胆さは持ちあわせてはいないらしく。真っ赤な顔でそそそと脚を閉じながら、陽炎さんはあらためて名乗り直しました。

「…名を、大島山十郎(おおしま・さんじゅうろう)、と…申します」

……というところで今回はこれまで。みなさんのほうけてるお顔●RECしたくなったというのはナイショv(「はい、あとで見せてあげようね〜(^o^)d」、みたいな/笑)
で、陽炎さん…あのですね…。
原作読んでても想ったけどさ…それなりに覚悟して漫画版だって読みはじめたわけだけどさ…。
ふわふわ笑顔を見て「すてきな人だー…」って胸ときめいてしまった、芯の強そうなところを見てポワーンとなってほれこんでしまった、すっかり女の人だと想いこんで好きなヒロインさんになりそうだと想ってウキウキうれしくなっていた、
そんな私のガラスハートを返して!!(←知らんがな)

すとーっぷ…いんざねーむおぶらーぶ…びーふぉあゆーぶれーくまいはーと…

それに……ああ、それに。
まさかせがわ先生の作品であれを見ることになるとは想ってませんでしたよ。
別にこれがはじめてというわけではなくて、『Y十M』の時もかかれていてしっかり見て(しまって)いるはずなのですけど、今回話で眼に入ったとたん「けふっ」と。それ以来そのページまともに見れません。(-_-;)
おかげさまで、同じものでも女の人のと男の人のとでは受ける印象は随分変わるのだなあと想いました。変に納得しました。身をもってよくわかりました。
股のあいだのもの以上の衝撃でしたよ。
そう。
てぃく(以下略)(自主禁)
すみません、やっぱりとってもハズカチイです……。

まあ、その……なんだ!(←なんだ??)
名作と名高く、数ある忍法帖作品の中でもとりわけfanの多い『甲賀忍法帖』や『柳生忍法帖』を手がけられ、ふたつともみごとなコミカライズ作品へと昇華させたせがわ先生の新作。また読みたいと願ってましたし、ゆくゆくは短編作品も手がけられてほしいなあと想っていたので、ふたつの念願が早くもかなって正直にうれしいです♪(*^-^*)
今回の話、個人的にはできればあと、原作の舞台が春の京都ということで、導入部でもその描写が風雅な感じさえしてとてもすてきだったので、漫画でもそれらしさを出していただきたかったなーと。(風太郎大人の作品は風景や色彩の描写がとても美しいのです) ま、まあ、ストーリー展開の都合とかページ数の問題とか、いろいろと制限があるのかな。モノクロだと感じ出すの難しいのかもしれないし。
とにかく、読めるだけでもしあわせということで! いま原作の5分の2くらいを消化したところだから、全3回くらいになるのかしら。
これからも応援していきますよーわーいvv

しかし今回もっとも気になったのは目次にあったせがわ先生のお言葉……「半年ほどで作品が切り替わります。(略)時代劇だけとは限らないかも」。
まさか「陰○人」や「う○○殺人」をやったりはしないだろうとは想いますが…どうなんだろう。(いくら青年誌とはいえ…) 何だか時限爆弾でもしかけられたような気分で、おかげでいまからもうよくも悪くもハラハラさせられっぱなしですよ……せがわ先生め〜!!
個人的には「虚像淫楽」「蠟人」希望とかいておきます。



『山風短』今日の格言。
“せがわ先生の作品でラモンひげの人はいぢめられる運命にある”
0

2010/1/19

ひきこもりまえのごあいさつ。  

イエいつもひきこもってるようなモンじゃねーかというツッコミはおいといて。

そろそろ本格的にヤバくなってきたので、いったんひきこもろうかと想います。
何がって?
あれですよ、あれ。
年賀状。

……いまこの時になってこんなことほざいてるのは自分くらいですよねええ。わかってますよくわかってます。
年末年始の騒動からこっち、やたら疲れがたまりしかもそれをひきずってしまい、しばらくうだうだすごしてたらいつのまにかもうこんな時期に…。
欧米にはdrag on ash(だらだらしてたら灰になる)という言葉がありますが、まさにそのとおりのありさま。やだやだ死んだように生きちゃって。同じ灰になるなら燃えつきることでなりたいものです。

そういうわけで年賀状です。
さあかこうとしたら図案をかいておいたネタ帖(由緒ただしき大学ノートに生まれながら、私に買われたがためにあんなことやこんなことをかきつけられることになったカワイソウなお帖面のこと)の紛失という突発事態に見舞われましたが、どうにか無事に見つかったので、もそもそとかき進めております。へたくそなために要領よく作業できず、1まいにかける時間とエネルギーがやたら多大なのが困りものでいらん神経まで使ってかいておりますが、それでもどうにか順調…なのかしら?(←訊かれても)
とりあえずできあがったものから順次ポストに投函していきます〜。

できれば1月中に何とかしたいなあ…大丈夫かしら。
とにかく、再開は終わってから…。『山風短』の方もそれからのことになりそうです。コメントやメールもためっぱなしで本当にスミマセン…!!(LOBOSと青魔の記事に拍手くださいました某さま、どうもありがとうございました!)
あー、早く記事かきたいなあ…。お返事とかもしたいし…。やることいっぱい…。ついでにやりたくないこともいっぱい…。
最近、何もしないのがいちばんのたのしみになりつつあるような気がします(苦笑)。


とにかく、そういうわけでしばらく失礼させていただきます。
では、また。
3

2010/1/15

そんな…  

ねえ、誰か…
嘘だって言って!!

 →http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2010011500795
0

2010/1/13

えっ  

今日の『相棒』にアハメスさまが出るですって!?



見 ね ば 。
0

2010/1/11

めでためでたの  すきなものとか。

 →http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00327OZTK/ref=s9_simi_gw_s0_p74_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=0PR6GDJZB0SDXSGB5312&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376756&pf_rd_i=489986

ようやくきたか…!!
もういまかいまかと待ちかまえていましたからね。放送当時はわけあって半分ちょっとしか見られなかったので、今度こそしっかり視聴しますよ!
見られたの半分だけだけど、大好きなんです、この作品。
ケンちゃんもレオくんも、登場してるみんな、かわいいし、カッコいいし、何よりとってもたくましいんだーv キャラデザに天野先生だし、物語もよかったですしね。
そしてケンちゃんの号泣シーンをもういちど是非…!!

でもって、

 →http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E6%96%B0%E6%98%9F%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%B3-VOL-1-DVD-%E5%9E%82%E6%B0%B4%E8%97%A4%E5%A4%AA/dp/B00305INMY/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1263205313&sr=1-1

どわ…は…!
ヤバい本当に呼吸とまった。
東映は神。それしかいまは言えません。

うれしいなあ。新春早々すごすぎるなあ。
もう私の頭の中では冬を越えた種がいっせいに芽吹いて、梅も桜もラフレシアさえも咲き乱れています。フローラル!
現実の春も早く来い来いーvv (*^-^*)
0

2010/1/11

2010年私のサブ初めv  

でもって、友人Kくんのおみやげは続きます。
大阪にもサブウェイがあって、それもちょうどイベント会場の近くだったので、買って帰ってきてくれましたよ! サブサンドに飢えてた私のために!
もう本当、去年食べて以来すっかりホレこんじゃったもんなー…。
新年そうそうからめっちゃうれしいです♪ 買いに行ったのがちょうどイベント直後で、休日だったのもあって店舗内は大盛況・お店の人たちも大わらわだったそうですが、そんな中でよく…。
Kくん、ありがとう!

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「BLT」
ベーコン・レタス・トマトの略。それらの具材をはさんでけずったパルメザン・チーズをたっぷりかけた、お店の看板メニューのひとつです。(ベーコン、見えませんけど、野菜の下にちゃんとあります)
ふ…ふまひ…。
ベーコンのうまみたっぷりなジューシーさはもちろん、かかったシーザードレッシングが野菜をとってもおいしく味つけしてくれていて、相性もバッチリ。パルメザン・チーズもんまんまでしたv(チーズ好きなのですv)


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「チーズローストチキン」
おなじくお店の看板メニュー。ローストしたジューシーなチキンと、クリームチーズをいっしょにはさんだ一品です。
これまたんまい…!!
鶏のうまみがしっかり入ってるし、ちょっと塩コショウしてあってそれがまた味を壊さないように引き立ててくれてるんだー♪
しかもいっしょに食べるクルクルクリーミィなチーズの味ときたらもう…TAMARAN。
お店の看板メニューとなっているのもうなずけるお味でありましたv (^-^)


でもって、

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「たまご with バジルマヨネーズ」
きました私のスーパーフェイバリット!!
もう、去年何の気なしに試して、その味にかなりのインパクトを受けてしまって。以来、私の中でこのくみあわせは神の味ですからね…。
おぼえてくれててありがとうKくん!
もちろん、しっかり賞味させていただきましたともっvv


というわけで、2010年のサブ初めでしたっ。
もうしあわせすぎてお口の中がスーパーノヴァですよ! 晩ごはん食べてたのにペロリでした(笑)。ほかのおみやげともどもありがとうKくん! SUKI!
BLT、チーズローストチキン、たまごwithバジルマヨネーズ、どれもみんなごちそうさまでしたっ!(*^-^*)

ああ、やっぱりサブウェイのサンドイッチはおいしいなあ。地元にもお店できてくれないかなあ。
切に希望します。
0

2010/1/10

今日は  

大阪でイベントだったそうですね。ご参加になられたみなさま、どうもお疲れさまでした。
行ってきましたよ。友人Kくんが。
盛大にうらやましがっておきました(笑)。

大阪かあ…。
私まだ2回くらいしか行ったことないですけど、いい土地だなあという印象はあります。食べものはおいしいし、街はいつも活気づいてるし。ふとしたことでお話させていただいたおねえさんの言葉に時おりまじる関西弁が愉快でたのしかったりして、人と接する機会にはまだあまり恵まれていませんけど、また行きたいところであるのはたしかです。
でも、電車関係ではあまりいい想い出がなかったなあ…。
ひとりで旅行してた時のことなんですけど、帰りの新幹線の時間がせまってたので駅に行って環状線に乗ろうとしたら、発車時刻ギリギリで。まだお客さんを乗せてたので、階段駆けあがりながら叫んだんですよ。そしたら車掌、

「乗ります乗りますのりまーすっ!!」
「はいごめんなさいねー」

 プシュッ

 ゴトンゴトン……ゴトンゴトン……

「クソハゲぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜ッッ!!」
……と、叫んだりはもちろんしませんでしたけど(髪型は制帽のぐあいから想像しました)、この人は絶対地元の人間じゃないなと想いました。
眼の前(本当に、すぐ直前)で扉を閉められたあのうらみは一生忘れない。

そのあと、どうにかあとの快速で新大阪にたどりついたものの、発車時刻1分前。駅構内を全速力で駆けまわることになり、ズボンのすそふんづけて足をもつれさせたり階段で身体のバランスくずしたりいいかげん息もあがってたえだえになりながらもどうにか新幹線に乗ることができました。この時は車掌さんも味方してくれましたしね!(ドアを閉めようとしてたところを気づいてくれて、あわてて引きこんでくれました)
冒険は家に帰るまでが冒険なんだなあとこの時ほど想い知ったことはありません…。
こんなに走るのはあとウェディング・ランくらいでいいです。

そんなタイムリミット・サスペンスも経験させてくれた大阪。あきらめないことが大切だとも教えてくれた大阪。
いつかまた行きたいです。

     ☆

下は友人Kくんがおみやげといっしょに撮ってきてくれた写真。載せろと言われたので載せときます(笑)。

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会場だそうです。けっこうおおきいところなのですね…。


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右の歩道を歩いているのが参加された人たちだそうで……これが延々と続いてたそうです。いったい何人いらしてたんでしょう。ちょっとしたコンサートなみですね。すごい。


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日はもう暮れて人うせて。黄昏どきの大阪。


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新幹線の車窓から撮影した姫路城だそうです。赤い矢印の先にあるのがそう。
見えないってば(笑)。
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2010/1/5

くっちゃはたらきくっちゃはたらき  

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お雑煮。1日1杯は食べてます。もはや健康食品状態。

お餅はホントにおいしいなあv もともとはおにぎりともども戦のための保存食として考え出されたらしいですけど、おこたでのんびりしながらお餅を味わうのは平和の象徴である気がしてなりません。
このひと時がたまらなくて、またがんばろうっていう気になれます。
本当に大好きですお餅。もぐもぐうにー。
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2010/1/4

きんがしんねん。  

あけましておめでとうございます。(もう3が日もすぎとるわ)
昨年は大変お世話になりました。(本当に、大変)
今年もどうかよろしくお願いいたします。(切実に)(←…)

……こんなあいさつですがようやっと言えました。

  ※ ※ ※

キーワードは「絶不調2010」。
今回の年末年始も大変なことになりました…。

まず12月31日大みそか。
この日もせっせとアルバイトにはげんでいたのですが、そのさなかに悲劇は起きました。
階段から足をすべらせて尾骶骨強打。
荷物を運んでる最中にずるりとやりましたよ、ずるりと、ええ。
せっかく腰の痛みをなおしてもらったというのにこんなことが起きるなんて……何? 私って今年大殺界だったの?
天の神さまはどうしても私の腰を痛めつけたいらしいです。
しかもことはこれだけでは終わらず、ちらばってしまった荷物をひろい集めようと身を起こそうとしたら、急に気分が悪くなって、ふたたび倒れこんでしまいました。身体の下から上へぐわっと一気に熱がのぼっていって、直後にひどく冷えこんで……何だか、熱を出して寝込んでる時に起きあがった時のような、熱いお湯にながいあいだつかっていて急に立ち上がった瞬間のような、そんな感じ。
あとで父タマに教えてもらったところ、尾骶骨を打ったらそんな感じに気分が悪くなるのだそうです。
が、そんなことを知らない私はたとえ知ってても想い出す余裕ないくらいに頭くらくらしていて、眩暈やら痛みやら身体じゅうのむかつきやらをこらえながら「私…このまま死んでしまうのかしら…」と本気で気弱になっていました。
さらにこの日はよりによってまたひと寒波襲来した日でもあり…。
モウロウとなって倒れてたあいだに変に身体が冷えてしまって、あとで暖房のきいてる部屋に行ってもふるえがおさまらず。そのあとにある年賀状仕分けの仕事の方へもどうにか行ってきたのですが、ずっと悪寒がやみませんでした。
これはもう…1年前の再来じゃなかろうか…。
私に「年末」の「段差」は鬼門です。間違いなく。
この日はさっさとひきあげて、たのしみにしていた紅白もロクに見ずにおそばすすってさっさと寝ました。
まったく何てめちゃくちゃでなげかわしい年末だ。



あけて1月1日。
この日も早朝からアルバイト入ってたので出勤です。ええもう払暁から。
寝ているあいだに腰の痛みも気分の悪さもすこしはおさまってくれたので、母タマが作ってくれたお雑煮をすすってさっさと出かけてきました。
ここ数年、正月気分というものを味わっていないなあ、そういえば。こんな時に想い出されるのは決まって「おれたちに休みはない、今日は12月32日だあ!!」というU野H呂士先生のお言葉です。(苦笑)(このネタわかるの、三田さまくらい??)

この日はお昼をすぎるまでノンストップお仕事。年末に入ってきたコの面倒もみなくちゃいけないから大変です。
で、2時をすぎたあたりでようやくひと段落つけることになりましたよ。積もってるお仕事のひと山が片づいて、いい感じにめどが立ってきたので。そしたら。
他の子の手伝いをしろというお達し。(from上司)
仕事が遅いのか量がハンパないのか何だかよくわかんないのですけど、とにかく手伝ってこいということで(命令形)。行ってきましたくわしい事情を聞く時間も惜しいくらいに。
で、2時半になったあたりでそちらの方がようやく片づいて、やれやれようやっとお昼にありつけるわいと食べに行こうとしたら。
自分の仕事がじつはまだあったという始末。
机の上を見たらど・どーんと積み上げられていて、どうやら同僚(ふん、同僚なもんか、あんなやつ)があとになって出してきやがったらしいのです。しかも当人はゆうゆうお昼に出かけて行ったという。
「私…お昼食べてないのに…」
半泣きでやってました。(※本当)
ついでにあとでこっそり撮りに行こうと想ってた初日も携帯電話の電池が切れるという突発ハプニングのため叶わなくなりました。
……………
別に私が世界で一番忙しいとかこの日いちばん不幸だとか想いあがったことを考えたりはしませんええ。するつもりもない。
だけど、すくなくとも今日この職場でいちばんはたらいたのは私だと想う(苦笑)。
これでふつうのアルバイトなみの給料じゃあ割にあわないぜえ?

まあ、とにかくのこされていた仕事の方も3時になる前には片づけることができました。
そうして食べに行ったごはんの、おいしかったこと。
冷えてかたくなったごはんやお肉でも、まるで天の食物(じきもつ)のようでありました。もうテーブルにでもかじりつきそうなくらい疲れて飢えてましたから、この時ほど食べるものがあり、そしてすぐに口にできることのありがたみを感じたことはありません。忙しくても疲れていてもいつもお弁当を作ってくれる母タマありがとうvv ふだんなかなか口には出せないけど、本当、深く感謝してます。

ごはん食べたあとも年賀状仕分けの方にまわってノンストップでお仕事してましたけど(遅刻していったのでぺこぺこあやまりでした…正月早々からもう…)、必死になってやったおかげで早々に終わることができました。そうこなくちゃ…ね…☆(弱々しい笑みで)
この日は腰の痛みもあってボロクズ寸前だったので、『相棒SP』を見てさっさとおやすみです。今年も面白かった…v しかし最後のアレは納得いかないなあ。あれじゃまるで薫ちゃんがトラブルメイカーみたいじゃん(笑)。



1月2日。初夢を見た記憶もなく出動。
この日は忙しくなるって言われてたけど、そんなことなかったような。イエほかのコたちに助けられた部分も多大にあるんですけど(ええそれはもう多大に)、ふだんとそんなに変わりなくアルバイトしてた気がします。年賀状仕分けの方もラクチンで♪
猫ちゃんはどんな年末年始をすごしてるんだろう。去年は大丈夫だったみたいだけど、今年は鬼太ちゃんと元旦に初詣に行けるくらいの余裕はあったのかな。勇太くんもちゃんとまもまもしてるかしら。沖縄のお正月はどんなのなのかな…273くんに教えてもらいたい…。
とりとめのない妄想をする余裕もありました(笑)。
そうそう、鬼太郎で想い出したのですけど、ちゃんと食べましたよお餅!
元旦に3つ、今日も3つ。これらは母タマがお雑煮に入れてくれたぶん。
そして晩ごはんのあとにも自分であべかわ餅作って。
え、数?
ええと…じ、じゅうに…こ…?
エヘッ☆(←かわゆうしてもあかん)
や、おなかへってたし…。ちょっと調子にのっちゃって。ね。(^-^;)
ここ最近、食の好みがちょっとだけ変わってきた気がします。あいかわらず何でも食べはするんですけどね。
口の中でむにむにうにうにさせてるととってもしあわせですvv
いいなあお餅。お餅LOVE☆



1月3日。いまが本当にお正月なのか疑問に想いながら出勤。
この日は外に出ることが多く、天候が悪く風も強いしで終始「おひさまカモン…」と祈ってましたけど、それだけに顔を出してくれた時は本当にありがたかったです。最近ほんと、寒空続きですもんねー…。

この日の夜は某Mさま宅の絵チャ会に参加してきましたっ!(*^o^*) ……というか、Mさまが絵チャ室に入られてるのを私が見つけて飛び入り乱入してしまい、そのまま絵チャ会になってしまったという流れなのですけど(苦笑)。
いきなり入って居座ってしまってすみませんでした、Mさま。そしてごいっしょさせてくださってありがとうございました…!(※こういうゲリラ的な入室は、本当ならマナー違反です)
しかし、ああ、新年から○○がお好きなみなさまといっしょにお話しできるしあわせ…いいなあ、本当…。(ポワーン…) 特にMさまは、絵師としてもそして人間としてもとてもすばらしいお方なので、心から敬愛してあこがれてしまいます。
おかげさまで天国を見させていただきました。
みなさまありがとうございました!(*^-^*)



というわけでようやく地獄の休憩地点でまったり…というかぐったりしているケイトっちですこんばんは(苦笑)。
みなさまはしっかりと寝正月を満喫されてますorされてましたでしょうか?
寝正月…いいひびきですね〜…。(うっとり…)
このあとさらに5連勤が待ちかまえてるので、私もいまのうちに英気をやしなっておかないと…。
もういっそ神のアクアに頼りたくなります。(※イナズマ第26話参照)

とりあえず今年の目標は……例年どおりひとさまに迷惑をかけないようにすることとかこうとしたのですが、新年早々から被害を出してしまったのでやめておきます。(とめてた自転車が倒れて、ちょうどあったお宅の植木鉢と雨どいを壊してしまいました…ほかにも件数たくさんあるよいきなり…)
ええと、ええと……なるべく迷惑をかけないようにする、ということで。
ロクなことができていなくていっそ生きていてもいいですかないまの自分ですが、何かできることもあるだろうと信じてやっていこうと想います。

初夢は今日のお昼に見ました。(2度寝できるしあわせ…v)
何だか、頭に紫の毛房を持った虎色(豹柄だったかも?)の犬がいて、おおきさはゴールデンリトリーバーくらい。路上に檻型テントに閉じこめられて放置されてたのですけど、自分がどうにかしてそのコの飼い主を見つけてあげようとする……という内容のものでした。途中で夢はさめてしまったのですけど、お手やお座りなど基本的なことはできてましたし、いいコだったみたいですから、続きが見れたらどうにかして飼い主を見つけたいです。ちなみに私の家はすでに2匹飼っていてダメだという設定でした…ゴメンよ〜…。

というわけで、ざっとふり返ってみた年末年始でした。
いそがしかったなあ…(苦笑)。
これで終わりではもちろんなくって、アルバイトの続きやら年賀状やら課題やらやっていかなくちゃいけないことはまだまだたくさんありますが、とりあえずマイペースにやっていこうと想います。そうそれが私のモットー(笑)。
まずは、『エレメントハンター』のコミックスと、『山風短』の掲載をたのしみに…v

そんな感じにはじまった「ケイトさん通信」、今年もどうかご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。





     管理人・ケイト 九拝
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