2008/5/31

物価を安くしたければ、見た商品は元の場所に戻せ  主張

 棚から商品を手に取って見て、それを戻す。この時に、明らかに違う場所に置いていく人がいます。スーパーの食品でも、本でも、洋服でも、随所に見られます。
 こういうのが、僕には信じられません。確かに正しい元の場所に置くよりも、手前だったりして、置き易いのかもしれません。しかしその手間の違いは、ほんの些細なものです。手を洗った石鹸を、トレイに戻すか、その手前に置くか程度の差です。

 何故この程度の手間を惜しみ、秩序を乱すのでしょうか。商品は必要な物が見易いよう、陳列されています。それが乱れれば乱れるだけ、買い物客にとっての利便性が低下します。それは乱した張本人も同様です。更に大袈裟な事を言うと、それを整えるのは店側の人間です。つまりコストがかかります。コストがかかれば、その分、最終的には販売価格に転嫁されるのです。
 見た商品を元の位置にきちんと戻す手間は、ささやかなものです。それで一日のスケジュールが狂う人は、おそらく誰もいません。しかしその乱れの蓄積を整える手間はどうでしょうか? 店の規模が大きくなればなる程、放置される時間が長ければ長いほど、莫大なものに膨れ上がります。
 もしその手間から店を解放してあげられたなら、どうでしょうか。更に掃除が行き届き、清潔感が増すかもしれません。より丁寧な接客が出来るかもしれません。業務が早く終り、残業時間が減るかもしれません。特別な事情でもない限り、清潔感を嫌う人も、丁寧な接客を嫌う人もいません。その利益は、必ず客に返って来るのです。そして直接的に、いつも判り易く陳列された商品は、買い物の利便性が増します。より良いサービスには、より多くの支持が集まります。売上と利益の向上は、値下げの体力を養います。明日はもっと安く、同じ物が買えるかもしれません。

 こうして見ると、面白い点が浮き彫りになってきます。見た商品を元の場所に戻すのは、小さな心遣い、いえそれ以前のものです。けれどその行為は、自分の利益とちゃんと繋がっているんです。「塵も積もれば山となる」 これは、お金だけではありません。ちょっとした心ない行動でも、それが積もれば、大きな不利益に膨れ上がっていきます。世の中のあらゆる場面で、同様の事が言えます。ゴミの不法投棄、電気や水道の無駄使い、感謝を態度で示さない事、挙げればキリがありません。
 当り前の心遣いや良識を、それぞれが当り前のように行う。それが実は、ちゃんと見えない所で自分のためにもなります。人間は自分勝手な行動をしていると、心が荒んでいくように出来ています。自分の心を良い状態にするためにも、これは重要な心構えです。

 えっとタイトルの「物価を安くしたければ、見た商品は元の場所に戻せ」は、最近のベストセラー本っぽく真似してみました。なんだか、本当に一冊書けそうな気がしてきたぞ(^^)



一義流気功 心と身体、生き方の総合気療
http://www.ichigiryu.com/

一義流気功教室 普通の人が出来る外気功術
http://www.healing-t.com/

一義流筋力補正法 オリンピックから草野球まで、運動能力の強化
http://www.kin-hosei.com/

人気ブログランキングへにほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村ブログランキング【くつろぐ】
1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ