「ラディカル」とは「ラディッシュ」と同じ語源で、「根源的」という意味。表面のみならず、その「根」を見ようとすること。このブログはそういった意味でラディカルでありたい。

2009/9/19

トルコ風料理を作る  ドイツの美味と不味

 昨日の昼は、ミュンスターで、いただいたシュタイナー農法の貴重な野菜を使って、トルコ料理の定番、パプリカとズッキーニの詰め物を作りました。

 トルコ「風」というのは、合い挽き肉を使ったからです。トルコ人は、豚肉は食べませんから。

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 下ごしらえがすべて終わってこれから火を入れるところです。正直ここまでが結構大変です。

 トマトを細かく切り、タマネギのみじん切り、合い挽き、くり抜いたズッキーニの実の一部、たっぷりのニンニク、そしてイタリア産の陸稲米に、塩コショウをし、トルコ料理には欠かせない「オールスパイス」を入れ、素手でよくこねます。

 これをパプリカとズッキーニの中に詰めます。

 鍋に並べて、タップリとオリーブオイルをかけ、水を少々入れて、蓋をして、蒸すように煮込みます。だいたい25分くらいで完成であります。

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 できあがり!赤いパプリカはもう皿の上。また食べ始めてから、写真を撮ることを忘れていたことに気づきました。

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 こんな感じです。すごくウマイ!!

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 これにトルコ人が大好きな「味付け唐辛子」をパラパラとかけるとまた一層旨くなります。

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 ズッキーニはこんな感じのできあがりです。黄色いズッキーニは少し苦味があってこれも旨かったです。

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 残った野菜はこれだけです。ホッカイドウをどう料理すればいいか?あと、キュウリはどうしよう。漬け物にでもしようかな。

 というわけで、ギックリ腰も治り、また「活動的」になってきました。


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2009/5/26

アスパラで祝う  ドイツの美味と不味

 今日、5月25日で、ドイツに来て丁度、一年半が経ちました。本当にいろいろとありましたが、あっという間に18ヶ月。

祝い宴の夕食は、またアスパラです。一人で祝う一年半。

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 今回は500グラムで、2ユーロ99セントのドイツ産アスパラガスを買ってきました。そうそう、アスパラガスですよ、正式な名は。略してアスパラ。

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 これに、奮発してイタリアの「プロシュート」を添えます。パロマと並んで、プロシュートは有名な生ハムです。旨いぞ、これは!

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 楽しみの前には、「仕事」があります。皮を丁寧に剥くと、こんなに。ドイツの一人前は、アスパラ500グラムですが、皮を剥くと400グラム以下になります。

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 日本では、見たことがない、でもすごく美味しい「ロマーナ」という名のレタスを添えます。肉厚で、シャキシャキ感がたまらないレタスです。日本でもあると良いんですが・・・

 ドイツ産ロースハムも一緒に食べます。日本では、これを生ハムと呼んでいますが、これは、「煮たハム」で、生ハムではありません。プロシュートなどの生ハムは、塩でもんで、吊して熟成させた生肉で、火は一切通していません。

 一年半、随分とドイツの方々には助けられました。本当に有り難いことです。どうやってこの恩を返したらいいのか、これから一生の課題です。
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2009/5/22

旨い!五月はアスパラだ!  ドイツの美味と不味

 ドイツの五月と言えば、アスパラです。皆、アスパラをどう旨く食おうかと、そのことだけを考えているようにも思えます。

 まず、旨いアスパラは、ドイツ産であること、それもミュンスター産は一級品です。ドイツ語で、アスパラは、「シュパーゲル」と言います。よくスーパーなどで売っている安い、ギリシャ産や東欧産のシュパーゲルは避けましょう。旨いのは、やはり、味にうるさいドイツ人が作るシュパーゲルです。でも収穫は、ドイツ人は嫌なようで、東欧からの出稼ぎの人が、ドイツのアスパラ農家で収穫をしています。

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 ドイツ産の一級品を奮発して買ってきました。でも、1sで、12ユーロくらいです。今回は、600グラム弱買ってきました。よーく皮をむいて、茹でます。下ごしらえの写真を撮るのを忘れましたが、繊維質の多い皮を丁寧にむいて、茹でます。長さは25p前後でかなり太くて旨そうなのを選びました。私は、スパゲッティもフライパンで茹でます。こうすると時間が短縮され、水も少なく済み、それにかなり旨く茹であがります。それに「吹きこぼれ」がありません。妻から学んだ茹で方です。そうそう、塩水で茹でましょう。塩は大さじ軽く一杯くらい。茹で時間は、この大きいシュパーゲルですと10分がベストです。

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 付け合わせは、もちろん「生ハム」です。ドイツの生ハムは、スペインの「イベリコ」や、イタリアの「パロマ」と並んで、有名です。旨くて安い。

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 茹であがりの熱々のシュパーゲルに、バターをたっぷり落とします。味はこれで充分です。バターの溶けるのを待ち、あとはかき混ぜます。

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 今日は、昼に炭水化物をたっぷりとったので、ジャガイモなし。定番は、塩ゆでのジャガイモですね、付け合わせは。

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 ナント、その旨かったこと!味は、やはり最高でした。その、ほのかな甘み、そして、ちょっとシャッキトした歯ごたえ、そこに、バターの暖かい母性的優しさと、生ハムの父権的強さが加わり、とてもユートピアな味でした。

 一人で食べるのがもったいないなあ。それだけが「味気なさ」。

 私は、北海道生まれで、たくさんアスパラを食べて育ちましたが、やはり、ドイツのアスパラが一番です。6月いっぱいまでが旬で食べ頃です。

 まだまだ食べるぞ!
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2009/4/19

ドイツ生まれのトルコ料理  ドイツの美味と不味

 日本のカレーライスのように、インドにはないが日本だけにある食べ物がありますが、ドイツにも、トルコにはないがドイツでは非常に有名なトルコの食べ物があります。それが、"Döner"、「デーナー」と呼ばれる「ファーストフード」です。

 ベルリンにいるトルコ人達が「発明」したもので、日本でも渋谷でこのデーナーの店を見たことがあります。ドイツで、ファーストフードと云えば、「カレーソーセージ」ですが、このデーナーは、カレーソーセージといちにを争うほどにポピュラーな食べ物です。

 今朝、ラインランド地方の町、クレーフェルドで仕事をした後、ボーフムで昼食がてら、近くのトルコ料理の店に立ち寄りました。

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 店はこんな感じでとても清潔できれいです。ショーウィンドウのような所の中に、新鮮な野菜やサラダ、ソースが入っています。

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 これがデーナーと呼ばれる肉のかたまり。回転しながらグリルされています。これを長いナイフでそぎ落とします。肉は、子牛や鶏肉が多いですが、ここの店は七面鳥の肉のみを使っています。

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 夥しい数のメニューの下で、とても人の良いトルコのおじいさんが、肉を切っています。後ろ姿しか見えませんが・・・

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 そして、袋状の暖かいパンの中にこの肉を入れ、好きな「具材」をお好みで指定して入れて貰います。値段は同じなので、私はいつも「全部入れ」の辛味ソースです。これで、3ユーロはかなり安いですね。量もあって結構お腹がいっぱいになります。

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 「具」を落とさないように、ゆっくりと食べるのがコツです。ボーフムだけでも何十軒ものデーナー専門店がありますが、皆それぞれ個性があって味が違います。この店は、かなり美味しい店でした。
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2009/3/27

カレーソーセージを食べた  ドイツの美味と不味

 ルール地方、それもボーフムと言えば、「キュリィ・ヴルスト」、すなわち「カレーソーセージ」でありあます。

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 ローストしたソーセージを輪切りにして、その上にケチャップとカレー粉、そして、それぞれの店で違う秘伝のソースを混ぜて頂きます。定番としてポテトフライ、こちらでは「ポムス」と呼ばれますが、これと一緒にムシャムシャと頬張ります。

 この写真では、カレーソーセージの上にガバッとポムスがかぶせてあるので、あまりよく見えませんが、下にソースとソーセージが隠れています。多くの人は、ポムスの上にドッサリとマヨネーズをかけて食べます。マヨネーズの事を、「マヨ」と呼びます。

 今回訪れた店は、初めての店、味は上々でした。私が時々授業をする、ヴァルドルフ学校の近くにあります。

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 ポムスの山が見える厨房です。

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 ドイツの飲食店ならどこでも見かける「シュピールアウトマート」と呼ばれる、スロットマシーンのようなギャンブルゲーム。ドイツでは、ギャンブルは禁止ではないので、当たるとここから現金が出てきます。ここの店のお姉さんによると、先週、1ユーロで、100ユーロをゲットした人がいたとか。

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2009/3/10

嗚呼、東京の旨いラーメンが食いたい  ドイツの美味と不味

 今日も雨模様の暗い天気。デスクワークを中心にこなして、夜の8時からは、ボーフム集会で催しものがあります。旨いラーメンが食いたい!

 札幌生まれの私は、ラーメンが好きですが、ここ最近の札幌ラーメンは、正直言って、不味くなりました。なんか、やたら油っこくて、変な甘みのある札幌ラーメンが多くなりました。残念なことです。やはり、東京は色々なラーメンがあって良いですね。東京の自宅近くにある、中華料理屋の350円の醤油ラーメンがむしょうに食べたくなります。

 デュッセルドルフのあのラーメン屋、この間行ったら、すごく不味く、高くなっていました。量も少なく、態度も横柄、やはり独占商売は良くありません。これで、デュッセルドルフにラーメン屋が30軒あれば、皆競争して、旨くてそんなに高くないラーメンが食べられるでしょうが、今は、3軒も無いとか。

 そこで、頼りになるのが、インスタントラーメンですね。ボーフムのアジアショップは、今のところ4軒見つけましたが、そこには、何十種類ものインスタントラーメンがあります。日本のものもありますが、私が良く買うのは、韓国製のラーメンです。

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 激辛の「辛ラーメン」です。週に一回、キムチを買いに韓国人のお店に行く時に、いつも買ってきます。これに、日本ではあまり見かけない「ロマーナ」という名の肉厚のレタスを入れて、麺と一緒に煮て食べると絶品です。そうそう、卵もひとつ落とすとより旨くなります。普通、インスタントラーメンの麺は100グラムですが、辛ラーメンは、120グラムと大盛りです。日本でも勿論、この辛ラーメン、手に入りますよね。

 
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2009/3/5

江戸っ子のイタリア米をドイツで食べる  ドイツの美味と不味

 ドイツに来て暫くすると無性に食べたくなるのが、日本米の、それも白米です。ドイツ人向けの米は不味い、の一言。トルコ人の店で売っている白米は、まあまあ、でも、時々石が入っていて困ります。味ももうひとつ・・・ 中国人の好きな米は、中華料理には合うが、日本食には今ひとつ合いません。

 そこで、日本人街のあるデュッセルドルフへ用事があって行く時に、日本食スーパーで、米を買ってきますが、高いうえに遠い。

 以前、ケルンに住んでいたとき、良く行く韓国人の店で勧められた白米を、ここボーフムでも発見しました。韓国人の店の主人は、「この米は私が食べて美味いと感じるから、日本人のあなたの口に絶対合うはず」と勧めてくれたものです。

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 これはイタリア産の陸稲米です。おーっと、でもすごいイラストですね。横顔を好んで描いた、イタリアルネッサンスの影響でしょうか、おサムライさんはかなり無理をして横を向いています。

 そして、この米のブランド名が、「SHINODE」、「シノデ」です。なんだこりゃ?で、裏を見てみると・・・

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 あれー、「日の出」と印刷されていまね。「ひ」を「し」と読むのは、江戸っ子ですよね。「アサシヒンブン」という新聞があるくらいです。

 と云うことは、東京の下町生まれのイタリア人が作っている米なのでしょうか?

 でもこの米は、美味いです。1キロ入りのこのパックで、300円弱です。ドイツで見つけた美味いもののひとつでした。
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2009/2/26

シュペッツィーて何だ?  ドイツの美味と不味

 おそらくドイツにしかない飲み物であろう、これが「シュペッツィー」です。

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 何だか分かりますか?これは、コーラとファンタオレンジをミックスした清涼飲料水であります。今は、色々なメーカーが作っていて、べつにコカコーラとファンタを混ぜてはいませんが、同じようなものをミックスしています。私がよく飲むのは、ノンシュガーであります。これが意外とイケルのです。

 昨年ヨルダン旅行をした際、アカバからアンマン行きの路線バスの中で、何十年ぶりかにコーラを飲むと、一気に疲れが取れたのがきっかけで、ドイツに戻ってからも、コーラとシュペッツィーは欠かせない飲み物となりました。

 アメリカ資本主義を代表するものとして、私は「信念」として、コーラやハンバーガーを意図的に食べたり飲んだりしなかったのですが、こういう「こだわり」が何だか馬鹿らしく思え、そういう「安っぽい」抵抗はしないことに致しました。

 色々な食品の背景を気にしていると、生きていけません。

 因みに、横のグラスは、昨年ヴァイマールに行った時に買ったもので、ゲーテが使っていたグラスと同じ物を復元した物です。飲み口が拡がっていてとても飲みやすいグラスです。ゲーテグラスで、シュペッツィーを飲むのも粋なものです。

 
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2009/2/18

カレーソーセージ  ドイツの美味と不味

 今私が住んでいるボーフム、というかこの街のあるルール地方の名物の一つが「カレーソーセージ」です。ドイツ語では、「キャレイ・ヴルスト」と言います。

 熱々の炭焼きソーセージを1p位に輪切りにして、その上にケチャップベースのソースをかけ、さらにその上にカレー粉を振りかけたものです。ソースは、店によって秘伝の味があり、ブレイクすると遠くからでも人がそれを食べに集まって来ます。

 このカレーソーセージと一緒に食べるのは、トーストパンか「ポムス」と呼ばれるポテトフライ。発祥の地は、どこかと議論になるのですが、ベルリン説が今のところ有力です。でもそれをこんなに美味くしたのはボーフムだ、という説というか、主張もあります。

 しかし、そこに「ハンブルク」説が浮上!というか、とても素晴らしい恋愛小説があるので紹介します。

 ドイツの作家、ウーヴェ・ティム作の「カレーソーセージをめぐるレーナの物語」、河出書房新社、という本です。第二次世界大戦の末期の悲恋ものです。ドイツの脱走兵を匿ったレーナの物語。そこで、どうやってカレーソーセージが発明されたのか。

 二三年前に、日本でも翻訳され結構評判の本です。

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 これが、ドイツ語の原書です。原題を直訳すると「カレーソーセージの発見」となります。この本は、妻のクリスマスプレゼント。夜寝る前に少しずつ読んでいます。和訳もかなり良いとのこと。皆さんも是非一読してみて下さい。ドイツ人の心情を体験することが出来ます。

 そして、最近知ったのですが、この小説は、シュトゥットガルトのヴァルドルフ学校で、11年生の国語の教材としても使われているそうです。

 戦争、脱走兵、恋愛、ハンブルク、そして今やドイツの「国民食」と言われるカレーソーセージの物語。いいですぞ!
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2009/2/3

ウナギはやはり日本がいい  ドイツの美味と不味

 ドイツのウナギは、ビックリするほど太くて長い。ほとんどが海で捕れるウナギだ。これを燻製にしていただく。値段はかなり高い。でも、クリスマス市などでは、よく売っている。年に一度の贅沢なのかも知れない。が、脂っこくて、しょっぱくて、あまり美味くはない。だから、写真はない。

 ウナギといえば、やはり日本だ。白焼きも美味いが、やはり蒲焼き。鰻の蒲焼き。そういえば、父が鰻が大好きで、私が初めて東京に来た時、まだ東京オリンピックの前だったが、毎日昼飯は鰻重を食べさせられ、気分が悪くなり、二十歳になるまで、私は鰻の匂いを嗅ぐのも嫌だった。同じように、小六の時、初めて牛肉のすき焼きを友人の家で馳走になった時、なんか乳臭くて気持ちが悪くなったなあ。北海道では、すき焼きは豚肉と決まっていた。牛は、共に働く仲間として、食べてはいけないものだったと、と父が教えてくれたものだ。それに、肉といえば、ジンギスカン。羊肉です。

 でも、父に似たのか、大人になって鰻が大好きになった。東京は、鰻の美味い店がたくさんある。神楽坂のあの店は美味い。ジョン・レノンが通った店といえば分かるかな。浅草、赤羽、池袋等々たくさんある。

 もう一昨年になるのか、鰻重を食べたのは。ドイツに赴任が2年間の約束で決まり、所沢に航空券をとりに行った帰り道、ふと、鰻の美味いのを食べておこう、と思った。そういえば、川越に美味い店がたくさんある。川越では誰でも知っているある老舗の暖簾をくぐった。
       
 そこで、奮発してこの鰻重を食べた。これ、鰻の三段敷きというヤツ。すごく美味かった。そして高かった。でも、良かった。

 この間、妻が鰻の蒲焼きの真空パックをふたつ買ってきてくれたが、それはそれなりにすごく美味かったが、鰻屋の鰻重、早く食べたいものだ。やはり、炭焼きの鰻の煙がぷーんと香ってくる所で食べるのが一番だ。

 味覚、食欲がだんだんと帰国体勢に入ったようだ。

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         2007年11月某日、川越の某老舗にて撮影。
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2009/1/27

アボガド発芽  ドイツの美味と不味

 何ヶ月もかかって、やっとアボガドの大きな種から綺麗な芽が出た。根が出るまで数ヶ月、それから、芽が出るまで二三ヶ月。嬉しい気持ちでいっぱいです。

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 ご存じの通り、アボガドの果肉を醤油とわさびで食べると、本当にマグロのトロの味がします。酢飯と海苔で手巻きにすると、これまた絶品。新鮮な魚の無いドイツでは、本当にありがたい食べ物です。

 しかし、美味い札幌の寿司と蕎麦が食いたいなあ。実は、ラーメンより蕎麦の方が北海道では美味いのを知っていましたか?
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2009/1/6

今が旬のケイルと上挽き肉ソーセージ  ドイツの美味と不味

 大晦日の夜をみんなで過ごしたい、との要望があり、ボーフム集会所でパーティをした。

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 冬に美味いのが、「グリューンコール」という野菜。日本では、「青汁」のもとになる「ケイル」として知られている。〜そうですよね〜 これに、ジャガイモと豚の上挽き肉ソーセージ、「メットヴルスト」そして、ベーコンのような「シュペック」を入れて、コトコトと長時間茹でたのを頂きます。これが美味いのなんの!
 
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 これが「メットヴルスト」、濃厚な味が、「ケイル」〜緑葉甘藍と日本語では言うらしい〜の苦味とマッチして何とも言えぬ風味を醸し出します。

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 これが「シュペック」ですね。食べるときには、それぞれ鍋から取り出して分けます。これらを皿に盛ってガブリと頂きます。さすが、労働者が主役のルール地方、気取った料理より、絶対美味い物が優先の「大晦日料理」。

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 集まったのは20人ほど、料理は他にもたくさん用意されました。歌を唄ったり、おもしろい話を聞いたり、溶かした鉛を水に入れてその形で来たるべき年を占う、「ブライギーセン」をしたりして楽しみました。日本人の「リクエスト」で無論、「喜びの歌」も歌いました。24時には、聖堂のロウソクに火を灯し静かに新年を迎えました。外は大変な花火バトルでしたが。
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2008/12/5

今が旬のムール貝  ドイツの美味と不味

 ムール貝と言えば、ベルギーですね。これでもか!というほどに、ビックリする量のムール貝のワイン蒸しが食べられます。まず、一個目の貝の中身をフォークで食べ、この貝殻を、カスタネットのようにパクパクさせて、二個目からの貝の中身をつかみ取って食べます。ニンニクや、セロリ、タマネギなども一緒にワイン蒸しにされ、その美味いこと!貝だけで腹一杯になります。

 しかし、ドイツで、一番ムール貝の消費量が多いのが、ケルンであることは、ケルン人以外あまり知られていません。「ムール貝のラインランド風ワイン蒸し」というのがケルンの名物です。

 11月27日(木)、ケルンに二人の成員を訪ねに行って来ました。一人は、この日が70歳の誕生日、もう一人は、97歳になる女性で、ケルン時代に親代わりになって私に尽くして下さった恩人です。その訪問が済んで、早速街へ、ムール貝を食べに行きました。

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 ライン川に面した旧市街にあるレストランで注文した、「ラインランド風ワイン蒸し」です。味は、まあまあ、でも決して不味くはありません。でも、量が、ベルギーの三分の一以下。チョット物足りなかったですね。実は、前の日にボーフムで、やはりラインランド風ワイン蒸しを食べたのですが、これが、量も多く、意外と美味かったので、本場のケルンには、もっと期待していたのが間違っていたかも。今度は、他の店を試してみることにします。

 外に出ると、ケルンの大聖堂広場で「クリスマス市」が開催中でした。

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 これは、見ての通りの「ロウソク」屋。ロウソクの消費量は、ドイツが世界一だと思います、私は。

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          ライトアップされた大聖堂が、不気味で美しい。

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 というわけで、腹八分よりも二分ほど少なめの状態で帰途へつきました。ここはケルンの中央駅、今入ってきたのがIC、インターシティと呼ばれる特急電車です。ボーフムまでは約一時間。また、美味いもの探します。
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2008/6/6

ピザはドイツ人の発明  ドイツの美味と不味

 ここボーフム集会の同僚司祭のひとりジャネット・テッラは以前色々な企業でバリバリのマネジャーをしていた女性だ。非常に活動的で、ここに赴任してすぐに色々な事情で恵まれない子供のために里親を探す「シュネレ・ヒルフェ」、すなわちドイツ語で「すぐに助けを」という社会慈善団体をキリスト者共同体の中に作った。ここで、里親になりたい人々の訓練を行い、市の「児童相談所」と連携して子供を引き受ける仕事をしている。たくさんの子供達が今は幸せに新しい親のもとで暮らしている。市からも助成金が出て、今では専任の職員が二名いる。これはボーフム集会の誇りでもある。

 それはさておき、彼女の夫はドイツでも有名なデパートの食料品売り場の部長さんだ。何度かお逢いして彼の手作りの料理に感激したものだ。そこではいつも三人の共通の話題である「うまいもの」の話しにいつも花が咲く。そこで聞いた話。

 敗戦後、ドイツの復興が徐々になされ次第にドイツ人がヴァカンスに行ける様になると、ゲーテ同様、多くの人が憧れのイタリアに行った。当時まだ今のようなピザは無く、あるのは小麦粉の生地にトマトとチーズを少しのせて焼いた、おやつのようなピザだったという。薄っぺらで、もう冷えていて、あまり美味いものではなっかたという。でもこれが安価だったので、当時まだ今のように豊かではなっかたドイツ人がこれを良く食べたらしい。ある時、あるドイツ人旅行者が、この上にハムとか野菜をのせて焼いてくれないかと申し出た。そして出来立ての熱々を食べたいと言ったとか。これが発端となり、これは美味いぞ、安くて美味しいしおなかがいっぱいになると評判になった。そして、今は誰もがイタリアを代表すると思っている料理の一品が出来たというわけだ。意外と知られていない、ピザの起源である。

 そういえば日本人も、インド人が、「美味しいですね。これは何という料理ですか?」と聞く、「カレーライス」を作ったわけで、新しいものは常に外からの衝動で出来るものらしい。

 因みに、今では韓国で欠かすことの出来ない「唐辛子」を最初に朝鮮半島にもって行ったのは、朝鮮を征服しようと攻め入った秀吉の軍勢だったというから、「食」がいかに政治や民族から自由であるかが窺い知れる。「食」の中に民族を超えて働く「ミカエル衝動」が生きているのだ。

 ここボーフム集会では、子供たちや若者のみならず、人が集まる機会には、テッラさんの采配でいつも「美味いもの」が用意されている。
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