聖書 ヨハネの手紙一5:1-5
1.テレビ、新聞、スーパーの店先、職場や近隣の会話、未信者の家族との団欒のいずれにも、キリストが語られることは、ほとんど、あるいは、まったくありません。
2.このような「世」の圧倒的な影響力に浸されながらも、なお、わたしたちは、世に属するものではない、と言われています。むしろ、「世」に対して、わたしたちは、勝利するようにと、要請されているのです。
3.黙示録には、世に打ち勝った者に、神が与えようと約束された祝福が、「命の木の実」をはじめとして、列挙されています。
4.わたしたちはどうしたら、世に打ち勝つことが出来るのでしょう? ヨハネは手紙において、こう述べています。「わたしたちが、ナザレのイエスを、今日も自分の救い主として信じ、告白し続けているという、まさにこのことそのものが、世に打ち勝ったわたしたちの、不動の勝利の事実である」
5.「世」がなんと言おうと、わたしたちは、イエスの受肉、奇跡、十字架、復活、昇天、再臨を、信じ続けている。この信仰の事実そのものが、「世に打ち勝ったわたしたちの勝利」だと言うのです。
6.この信仰の事実は、「世」から隔離された個人の内面の事実としてだけとどまるのではありません。わたしたちがイエスを信じるなら、わたしたちは、神を「わたしの父」と呼んで、祈る者へと変えられるのです。
7.それとともに、わたしたちは、同じ信仰にある仲間たちを「わたしの兄」「わたしの姉」「わたしの弟」「わたしの妹」と呼んで、励ましあい、支え合う者へと変えられるのです。
8.「世」の力がいかに強くても、わたしたちは、キリストを信じる信仰において、すでに、世に打ち勝っている。だからこそ、わたしたちは、父なる神をたゆまずに愛し、兄弟姉妹をたゆまずに愛することを通して、勝利の事実を、事実として現して行きたいものです。
2005年4月17日(日)復活後第三聖日
説教要約
説教者 山谷 真 少佐