聖書 マタイ6:25-34
1.今日の聖書は、「あなたは何に心を置いているか」を問いかけています。どこに心を置くかによって、生き方が決まります。主イエスは、「本当に大切なものは何か、つきつめて考えてごらん。そうしたら、自分の心をどこに置くべきかがわかる」と、呼びかけられます。
2.本当に大切なものをつきつめて考えるなら、それは「いのち」でありましょう。その「いのち」を授け、保ち、養っていてくださるのは、神です。
3.神が、いかにわたしたちに心を注ぎ、愛していてくださることか。この「愛の事実」を悟りさえするなら、わたしたちは、自分の真の価値に気づくようになるのです。
4.日々の生活の思い煩いに対処するために、主イエスは、「神がなさっておられるみわざに注意して目を向けてごらん」と勧められます。“今日生えて明日はしおれる野の花に、神は、どんな高貴な王よりも美しいよそおいを与えておられる”と、主は注意をうながされます。
5.“野の花にさえこれほど心を注いでおられる神が、まして、あなたのことをどれだけ大切に思っていることか、想像してごらん”と、主は確信を込めて語られます。
6.実に神は、あなたを愛するあまり、そのひとり子さえ惜しまず、十字架につけてくださいました。その「十字架の愛」は、あなたが、(1)神からいのちがけで愛されている、(2)罪ゆるされている、(3)子として受け容れられている、(4)神の目に価高く尊いものとされている、という事実を明白に示しているのです。
7.「十字架の愛」という、宇宙最高のよそおいをもって、神はあなたを、よそおってくださいます。「十字架の愛」を通して自分を知り、自分の価値に目覚めるようになった者は、生活のあらゆる思い煩いから解放されて、「いまを生きる」ことが可能になります。野の花のように、今日、いま、この瞬間を、せいいっぱいに生きるのです。
8.そうして、「今日は人生最高の日だ。なぜなら神は最高のものを今日、わたしのために、用意していてくださるから」と言えるようになるのです。
2005年9月4日(日)三位一体後第十五聖日
説教要約
説教者 山谷 真 少佐