聖書 フィリピ4:4-9
1.終戦60周年を記念して、広島の平和公園に、世界46か国語で「平和」という言葉が刻み込まれた「平和の門」が建立されました。
2.主イエスの御降誕の際に現われた御使いたちは、「地には平和、御心に適う人たちに」と歌いました。神の御心に従って生きようとする人たちに、神からの平和が、与えられるのです。
3.そのようにして与えられる平和は、「人知を越えた平和」である、と言われています。神のくださる平和が、わたしたちの人間的な理解力を遥かに越えたものであるゆえに、聖書は「思い煩うのをやめなさい」と勧めています。
4.神がくださる平和を知り、その神に、自分の人生をゆだねるすべを見出したなら、世の多くの人々の生き方は、根本的に違うものとなるでありましょう。
5.平和の神に自分の人生をおゆだねするときに、わたしたちは、神の御前に静まって祈る者へと変えられていきます。静まって祈るときに、自分の人生において、いったい何を優先すべきかが、内なる声として示されて来ます。
6.静まって祈ることを通して、わたしたちは、聖書に記された御言葉を、自分に対する神からのメッセージとして受け取ることができるようになります。御言葉を握り締るとき、「求める者には、良いものを与えてくださる」という聖書の約束が実現していきます。
7.神の臨在の中に静まり、神からの語りかけを受け、神に導かれて生きる人生は、「信仰の喜び」に満ちたものです。その喜びは、苦難の経験の中においても、けっして古びず、ほころばず、すりきれることがありません。
8.神に導かれて、神と共に人生を歩むことは、万事が自分の思い通りになることを意味しません。しかし、苦難の経験の中にすらも、わたしたちは、神の摂理的な御支配を見ることが出来るようにされるのです。
2005年7月31日(日)三位一体後第十聖日
説教要約
説教者 久郷フミ子 少佐