2006/3/9
蟻の兵隊という事実について
公式サイトの発表はこちら
http://www.arinoheitai.com/about/index.html
映画を観た範囲で竹薮が分かった話では
*戦後戦われた戦争であるということ
第二次大戦は日本がポツダム宣言を受諾することで終結する
それは無条件幸福であり、戦争終結なのだから、日本国軍として戦争行為を行うことは許されない。しかし、正式な命令書、残留軍の軍規が厳然と存在し、蟻の兵隊達が命令によって、残留し戦闘したことは映画中で明々白々に示されている。
*誰がなんのために
映画中ででてくる人間関係は、もとは軍閥(軍人が私兵をもって割拠し各地で転戦した)であり、国民党系中国の司令官 閻錫山と日本の北支派遣軍第一軍司令官澄田中将だ。澄田中将は第一軍を率いて中国の(対共産軍に対する)内戦を戦ったのだ。
澄田中将ら高級者の思いがどこにあったかは確実ではない。しかし、文書として残されているものには皇軍が中国においてふたたび勢力を盛りかえし、ふたたび欧米に対して対抗してゆくことを目的といしていると読める。また、日本軍高級者と閻錫山の関係は密で、戦犯であるにもかかわらず、偽名で中国を脱出している。そして、日本帰国後は台湾政府軍を助け、日本から兵をおくるなどの活動をしているということだ。
*国の見解
昭和31年12月に国会で調査委員会が開かれている。その中でも組織的残留だったという証言がなされている。にもかかわらず、結果的に、蟻達は自主的にのこって、いわば義勇兵としてたたかったものだという証言との不整合性は解決されず、命令違反の逃亡であり、軍籍離脱しているとの観点から権利は救済されていない。
試写時の情報では
もうすでに裁判は結審。つまり、地裁、高裁、最高裁と全部裁判して、結論が出てしまったということ。裁判所/日本の司法の出した結論は、訴えの利益がないとして事実認定なしの門前払いだ。じいさんたちは再審をめざしている
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