9月も終わりですね。4月又は7月に始まったアニメもいくつか終わりました。
「シャングリ・ラ」は、2週間ほど前に最終回を迎えました。ラスト3話は、どうにもはしょった感じが否めませんでしたが、面白かったです。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は、一体どうなるのでしょうか? 「笹の葉ラプソディ」を流していたころは、このまま「消失」まで行くのかなと思ったら、
「溜息」とあと2話流して9月を終えました。このまま10月以降も続けるにしても、「消失」前エピソードでアニメ化されていないのは、もう無いです。果たしてどうやって12月まで尺を持たせるのでしょうか。このまま「憤慨」まで行く気なのでしょうか。
前説が長くなりましたが、『時空のクロスロード ピクニックは終末に』の書評をどうぞ
『時空のクロスロード ピクニックは終末に』 著・鷹見一幸
【あらすじ】
富子市に住む木梨幸水(きなしゆきみず)は、市内の高校に通う普通の高校生だった。
写真部の木梨は、ある時不思議な爺さんを偶然にも写してしまう。それが全ての始まりだった。
謎の爺さんから時空転移装置たるものをもらった幸水が辿りついた世界は、3日熱により崩壊した地獄のような世界だった。
【感想】
鷹見一幸氏のデビュー作です。そして、7作に及ぶ時空のクロスロードシリーズの第1作でもあります。
物語は、3日熱のパンデミックによって崩壊した世界を舞台に、幸水やミリオタの栗野武士、幸水の幼馴染の水樫香織が選ばれし者と呼ばれるカルト集団と戦うお話です。
栗野と水樫の2人は
『リセット・ワールド』でも登場します。本作は『リセット・ワールド』の4年前のお話でありますが、刊行順で言えば、『リセット・ワールド』が本作の4年後のお話になっているんですがね。
そろそろ本作の感想に移ります。
電撃文庫から出版されていますので、ライトノベルの部類に入るとは思うのですが、どこかライトノベルに非ずと言った感じがします。
私自身、ライトノベルは
谷川流氏の作品や『とある魔術の禁書目録』、
『パララバ』ぐらいしか読んだことが無いので、何とも言えませんが、ライトノベルというと現実の物理法則等を無視した能力や現実にはありっこない出来事を描いた作品が多数を占めていると思います。
その中で『時空のクロス・ロード』というのは、確かに平行世界にワープするなど現実世界ではありえないことが起こりますが、それ以外は現実世界に即した内容になっています。選ばれし者たちとの戦いは、小銃や機関銃、ボウガン、手製のアイディア兵器など現実的な戦いをしています。魔法やら異能の力が飛び交うことはありません。
ゆえに、どこかライトノベルではない感じを受けました。
最後に、本作は、もともと鷹見一幸氏が榎野英彦というペンネームで電撃ゲーム小説大賞に申し込んだ作品のため、1巻読み切りになっています。しかし、消滅したかと思われた選ばれし者たちはまだ生きています。2,3の2作に渡って、彼らは選ばれし者たちと戦って行きます。
【関連記事】
『リセット・ワールド 僕たちだけの戦争』
『リセット・ワールド2 僕たちが守るべきもの』
『リセット・ワールド3 僕たちが創るべき未来』
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