極北光詩人協会

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Auroral Poets Association, Tokyo
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キャプテン・マクのページにみなさまから寄せられた、投稿詩のコーナーです。
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makoto.yamaya@salvationarmy.or.jp

 
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投稿者:makotoyamaya
坂本迪宇さま、五つの詩、ご投稿くださり、ありがとうございま
す。

http://majormak.blogspot.com/
投稿者:坂本迪宇
「景色」

孤独をがりがり食い潰せ
涙を一心不乱に路上に振り撒いて
孤独をがりがり食い潰せ
沈黙と焦燥に胸を灰にした奴らを置き去り

噛み締めた唇より血を垂らして僕は歩む
その頭上に太陽は昇り切ってはいない
星がきらめくわけでもない
僕はただ 街灯を頼りに歩んでいる、
三歩後ろにはずっと執着と安らぎのキップ売り場がある
今に振り返ればなけなしの小銭でプラットホームに走ってしまう
だから拳を握り締めろ
肩に力をいれろ 見上げろ ない空を
見渡しながら意地でも歩まなければならない
眠るしか脳のない誰かを置き去りに
孤独をがりがり食い潰せ!

流れる雲上の遊歩道で
至福の沈黙を守り行列を成す人々よ
雨を降らせ 嵐を起こせ
健忘症となった都会の街に
雨よ降れ 風よ吹け 稲妻よ叫べ!

涙を一心不乱に振り撒いて
孤独をがりがり食い潰せ
町から町へ流浪しながら両手の中にミサイルを抱いた精神で
孤独をがりがり食い潰せ
雨よ降れ 風よ吹け 稲妻よ叫べ、と――。
投稿者:坂本迪宇



  「K」

 たくさん傷つけていた
 誰もいなくなっちまうくらい
 人様のブローチを奪い取っちまった
 ズタズタに、踏みつけて

 街がイヤになっちまった
 なら飛び出して
 ひねくれちまった
 おれの心って 幾らで売れる?

 街灯の虫けら見てた
 月もなくなっちまうくらい
 あなたの顔を思い出していた
 なんだか、ひとりぼっちで

 たくさん祈っていた
 ごめんなさい許せねえそれだけで
 朝がきちまった
 お日様から眼隠しされた

 かくれんぼ
 さあおれはどこに行っちまった?
 誰もいなくなっちまった世界で
 わかんねーって せせら笑う

 たくさんの誰かが泣いていた
 海の向こう国の向こうこの街で
 深い傷を負った
 胸を見せつけて去っちまった

 たくさん傷つけていた
 おれは利己主義なピエロだった
 人様のブローチを奪い取っちまった
 ズタズタに、踏みつけて

 やっと気づいていた
 真っ青な青春を見せつけられて
 ここからがスタートだった
 はじめの第一歩!
投稿者:坂本迪宇



  「きみに」


  僕はきみの涙を憶えてた
  きみが流したひと筋のキラメキ――
  あれは僕の夜空に今でもずっと輝いてた、
 
  孤独なときにはきみを思い出し
  胸が掻き毟られるほど後悔していた、
  
思い出のとき
青かった空
すべてが輝かしい夜

  街には顔のない誰かが列を成し
  開かない扉をじっと待っているように誰も眠らない
  真夜中
  僕はきみを思い出す
  そっと僕だけが扉を開いていた

  静かに眠るきみを
  今でもこの腕に抱いているような夜明け
動きだした車輪の音だけが陽射しに震えていた
怯えていた だから僕は、

生命の生暖かさを知ったように
今宵もこの地球のどこかをうろついていた
また、出逢えるまで。
投稿者:坂本迪宇


 「なん年」


何年たったって 愛しているよ
たとえば どうしようもなく 過酷な日々が訪れたとしても
どうやってあなたを忘れられるだろう
僕はあなたを思い出して 私を感じるんです
もうひとつの世界がどこかにあるとして
そっちの世界で僕らはハッピーエンドさ

来る日も来る日も 僕には悩みなんてないさ
ただ きみをどうしたら幸せにできるのかって以外、

僕にはもう考えることがありません
あらゆるイズムが世にはあるから
僕はたった きみ主義です

きみの匂いを求め
きみの温もりを求めて
きみの発想にはじめて触れて
僕はそっちの世界じゃ幸せに老いてゆく
どんな困難をも苦と感じず
僕はきみに命を尽くす
ああ そんな春の日 樹木の思い
投稿者:坂本迪宇


「空の下」

風が吹き草が凪ぐ 花は開き雨が打つ
この空の下 僕はたったひとりのヒトだ、
世界の果てに辿り着き
宇宙の果て クーデターが繰り返されようと
なにより きみ思う僕だ

笑顔素敵なきみを
ただ欲しがり むやみに恋焦がれ、
 生きるがなにかと考える
ふと エレベスト山頂でフィレンツェで
韓国領事館まえでモスクワで
 ニューヨークの裏路地
 最後に戦地で
人格が損なわれていきそうだなんて
偉大なる夢や志が心から剥がれて
死にそうさ!
なんて半分泣きながら 青い顔して路上に転がった

ヒトは
それでもあなたを
僕はあなたを思い出して蘇るだろう、
生きてこそきみの温もりにまた会えるのだから
涙で濡らしちまうだろうけど
それが希望さ
ヒトとして歩む道さ
風に吹かれ
月明かり足もとに照らして
太陽を慕い雨を待ち
空の下 僕はたったひとりのヒトだから

苦しみはおそれない
悲しみはつきものだ、
寂しさはたえてやる
むなしさだって時には愛しいから

ほら 涙でた 空のした。

投稿者:kom
アオい空
空は□でない
空は○でない

フレームの外は何色か
フレームの外はつづいているのか

いま□が見える
いま○が見える

アオく輝いている
投稿者:motoi
「よーそろー!」

会衆は顔を見合わせる
月曜の大会堂は人でいっぱい

ロンドンの音楽家は講壇から遙か彼方に思いを馳せ
この国の未来に、人々の希望に身を震わせた

神の言葉は稲妻の閃きのようだ

その日、地は大きく震えた
私たちの変わることを促すように

よーそろー
風に任せて
よーそろー
聖霊の風に任せて
私たちは約束の地を目指そう

地の震えは誰にも止めることが出来ない
夜明けは誰にも止めることが出来ない

私たちは大きなうねりの中にいる
風に乗り、海流に身を任せて
神の導きにゆだねよう

その日、地は大きく震えた
私たちの変わることを促すように
新しい朝のはじまり

よーそろー
風に任せて
よーそろー
聖霊の風に任せて
私たちは約束の地を目指そう



*よーそろー=よろしくそうろう
船が風任せに進むときに使う言葉

お久しぶりです。また書いてみました。「月曜の地震」とは少し前の話しになりますが、まぁ分かる人には分かるかなぁ。

http://www.din.or.jp/~motoi/ml/pp-net.html
投稿者:makotoyamaya
motoiさま、詩の投稿、ありがとうございました。ハリポタ論争前後の頃にICFにてときどきお会いしましたですね。お元気そうで、なによりです。
サイト、見させていただきますね。
投稿者:motoi
「天国のラッパ吹き」

潮風の墓地で、制服のきみはラッパを吹き
私服の僕は旗を掲げていた
その切っ先の金色に輝く印が誇らしげで
妙に恥ずかしかった

それはすべて遠い記憶の向こうだ

あの風は今頃どこを吹いているのだろう
ゴビ砂漠の上で迷っているだろうか

ラッパを吹いていた君は
今は潮風の墓の中
僕も遠い街にいて
君の死を知らぬまま過ごしてしまった

君の遺影は何度講壇に飾られたんだ
知らなければ悲しくもなんともないなんて
そんなバカな話しはあるか

しかし、そんなバカな話しなのだ

あの旗の切っ先に輝いていた印のように
きみは誇らしげに天国へ行ったことだろう
そしてラッパを吹いていたきみは
ラッパで迎えられたことだろう

僕はそれを信じて涙を拭うことにした
きみは今も天国でラッパを吹いているか

http://www.din.or.jp/~motoi/ml/pp-net.html

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