2018/4/3

中国、日本含むアジア太平洋路線を強化するルフトハンザグループ  エアラインビジネス

 



Lufthansa Group eyes new Asia-Pacific routes 新規アジア太平洋路線開設にルフトハンザグループが前向き姿勢


 

29 MARCH, 2018

SOURCE: FLIGHT DASHBOARD

BY: AARON CHONG

SINGAPORE

https://www.flightglobal.com/news/articles/lufthansa-group-eyes-new-asia-pacific-routes-447192/


ルフトハンザグループが好調なアジア太平洋地区の需要に対応して座席提供数を増やす検討に入っている。

「アジア太平洋、中国、日本、東南アジア、インドでの需要を注視しています。なんといってもここが成長の原動力ですから」と同社アジア太平洋地区営業担当副社長ディーター・ヴランクスDieter VranckxがFlightGlobalに語っている。

中国の需要増では特に北京が底堅く、成都、深セン、広州、瀋陽も「当社の注目地」だという。

短期的には同グループは東京羽田国際空港での存在感を強めたいとし、オーストリアエアラインズがウィーン=東京線を5月に再開する。これまで20か月にわたり運休していた。ボーイング777で週五便運航する。

またルフトハンザのシンガポール=ミュンヘン線が6年間の運航停止後に週五便で3月28日A350-900で再開された。

運航再開でシンガポール=ドイツ間の運行能力は4割増える。ここにはスターアライアンス加盟のシンガポールエアラインズとの共同運航を含む。

「この地区の需要が伸びているのは確実で、オーストラリア発の地方路線をシンガポールエアラインズと協同運航していることも増加に貢献しています」「幹線空港でスロットに制限があることは承知していますが、それでも昨年のアジア太平洋実績から運航容量を増やして成長の波に乗りたいと考えています」(ヴランクス)■

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2018/3/28

シンガポール航空が787-10運航を来週開始  ボーイング Boeing



Aviation Daily

First Boeing 787-10 To Enter Service Next Week ボーイング787-10は来週から路線就航

Mar 26, 2018Sean Broderick | Aviation Daily

http://aviationweek.com/commercial-aviation/first-boeing-787-10-enter-service-next-week



Boeing


シンガポールエアラインズ(SIA)がボーイング787-10を来週に投入する準備が整のい、同型を初めて運行するエアラインとなる。同社は「リージョナル」と分類する路線に同機を投入する。

SIAは-10型初号機受領を3月25日に式典で祝い5月からシンガポール=大阪線に5月から投入すると発表していた。だが土壇場で同型機の商用運航はバンコク、クアラルンプール各路線に変更され4月3日から運航する。

同社はバンコク(150分)、クアラルンプール(60分)の各路線で乗員に同機を習熟させてから大阪線に5月デビューさせると先に発表していた。その次にSIN-パース線投入を挙げていた。

SIAは-10型を「リージョナル」路線に投入するとし、同社の基準では8時間以内のフライトだ。大阪線、パース線はおおむね6時間40分でエアバスA330-300が現在投入されている。

SIAの-10型導入では2クラスのリージョナル仕様で合計337席うちビジネスクラスは36席。同じ仕様はA350の20機にも導入する。787-10とA350-900でSIAはフリート規模を伸ばしながら旧型機と交代させる。そのひとつが777-200とリース中のA330-200(22機)だ。Aviation Week のデータベースでは同社は113機運用中で、117機を発注中だ。

今回納入された-10はSIAが発注中の49機の一機でエンジンはロールズロイストレント1000だ。初号機は当初米国内でSIAパイロット訓練に供され、シンガポール到着後の公開は3月26日になった。2019年3月31日までにあと7機を受領する。

SIAは-10型二号機受領を4月初めに予定しており、三号機は5月。3機ともボーイングのサウスカロライナ工場で製造する。SIA機材はボーイングがテスト用に完成させた3機を除くと最初の機体だ。3月25日時点で最終組み立てラインに6機あり、うち3機がSIA向けだ。

SIA子会社のスクートが787-8,787-9を運航しSIAは787の全型式を運航する初のエアラインとなる。スクート機材によりグループでは787ファミリー運用に知見が深まっている。SIAはスクートと別個の路線を飛ばしており、乗員も含め共有はしていない。SIAの観点では-10の導入は全くの新仕様となる。

-10型は11社合計211機を受注している。-9型を18フィートストレッチしたのが-10型で2クラス仕様で14%収容能力が増え、貨物は13%増加する。(対-9型比)787ファミリー全体の受注は71社1,320機に達している。■

 
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2018/3/26

パース=ロンドン直行便を開設したカンタスの挑戦は成功するか  エアラインビジネス

ブルームバーグ記事からです。超長距離路線は乗客にとっても大変ですね。しかし17時間のフライトと言うと日本から米国に飛んでもそれくらいかかっているのではなかったでは。オーストラリア英国の需要がわかりませんが、787では過剰供給では。やはりNMAが投入できるのでしょうか。ここまで長距離性能はないと思いますが。同路線がいつまで運航されるかが見ものですね。


Qantas Sets Aviation Milestone as Perth Flight Lands in London カンタスがパース=ロンドン直行便を開設し航空史に1ページを加えた

By

Angus Whitley

and

Rebecca Keenan

2018年3月25日 17:04 JST

https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-03-25/qantas-sets-aviation-milestone-as-perth-flight-lands-in-london


  • ヨーロッパ-オーストラリア直行便のデイリー運航は初めて
  • 直行便に喜んで料金を払う上客をエアラインはつかんでおきたい

ンタスエアウェイズがオーストラリアからロンドン線の直行便運航を週末に開始し、かつて12.5日かかっていた旅行が17時間に大幅に短縮された。

QF9便はメルボルンを出発しロンドン・ヒースロー空港に日曜日5:02 a.m. に到着した。パースからだと14,498キロ(9千マイル)に達する。オーストラリアとヨーロッパ間初の直行便となり、ヨーロッパの金融中心地とオーストラリアの鉱業中心地をひと眠りするうちにつなぐ。

カンタスにとってパースでの接続は超長距離ネットワークづくりの重要なテストとなる。同社は2022年までに世界各地を結ぶ新路線網をつくろうとしている。同路線が成功するためには好況不況の波を受けやすい一次産品価格のサイクルに打ち勝つ必要がある。西オーストラリアは現在不況の波をうけている。カンタスはロンドンへ直行で移動出来るなら追加料金をはらってもよいと考えるビジネス利用客をつかみたいと考えている。

「資源セクターが目的地双方にあり、銀行、法律事務所は早く、確実に快適に移動したいと考えている」とシドニー大学ビジネススクールの交通サプライチェーン管理分野の教授リコ・マーカートは説明。「高額料金を払ってもいいというのがそうした顧客だ」

西オーストラリの鉱業各社は世界の鉄鉱石の三分の一を採掘しその他宝石やレアアースも生産している。その関連で金融サービス企業各社もあり、そのひとつハートレイズのスティーブ・カイトはパース在住でさっそく日曜日のフライトを予約し四日間の日程でロンドンへ出張する。「実質上は深夜便で時間の節約になります」(カイト)

カンタスのCEOアラン・ジョイスはデイリー運航はボーイング787から余分な装備を取り除き上質な客層を取り込み利益が出ると見ている。

Alan Joyce during the launch event on March 24.

Photographer: Sergio Dionisio/Bloomberg

「第一便がロンドンに着陸するまでカンタスの全員が息を抜けないでしょうね」とジョイスはパースで感想を述べている。「航空史上で大きな一歩です。ヨーロッパとオーストラリアが直接結ばれるのです」

ただし同路線の商業的な価値が約束されているかは誰も確信が持てない。

パース発ロンドン行きの直行便にはオーストラリア各地から乗り継ぎ客が必要だと指摘するのはヴォロジミール・ビロカッチ(“The Economics of Airlines” 著者)だ。だがシドニー=ロンドンの移動をパース経由にすると時間節約効果はほとんどないといってよく、アジアや湾岸諸国で乗り換えた場合に対して優位性がないのだという。

カンタスの広報アンドリュー・マクギネスによれば新規路線の予約状況は「非常に堅調」でオーストラリア東部の法人利用客がロンドンへ向かう途中でパースで会議をする傾向があるという。「非常に競争が厳しい市場ですが他にないフライトです」

飛行時間と運賃を分析するとカンタスには難易度が高いことがわかる。

パースからロンドンへカンタスで6月にビジネスクラスを使うとA$6,614($5,121)となる。これに対しシンガポール乗換のシンガポールエアラインズだと2.5時間余分にかかるがA$4,843だ。これはWebjet掲載の料金だ。

カンタスはボーイング、エアバス両社に2022年までに満載でロンドン=シドニー路線に投入できる機材の完成を求めている。パース=ロンドン線の成否が今後さらに長距離のヨーロッパ線の実現を左右する。

「これからが始まりです」(シドニー大マーカート)■

 
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2018/3/18

高麗航空は北朝鮮空軍直結で要注意  エアラインビジネス


北朝鮮唯一のエアラインの話題ですが、涙ぐましい企業努力ともいえるのですが空軍と直結しているとなれば同社を助ける真似はできませんね。制裁措置が効果を上げているのか、軍と民生経済が一体化しつつあると見るべきなのでしょうか。ターミナル2と同時掲載です。AP通信の記事です。

Canned soup may be fueling North Korea's air force 缶詰スープが北朝鮮空軍を支えているのかも

Eric Talmadge Associated PressMar. 15, 03:11 PM

http://www.wearethemighty.com/news/canned-soup-may-be-fueling-north-koreas-air-force


朝鮮空軍は缶スープを売ったりタクシー収入で滑走路を改修しているのか。

最も厳しい制裁を受ける北朝鮮でどうもこの答えはイェスのようだ。そこから金正恩の下で経済がどうなっているかが見えてくる。

北朝鮮では軍と民生部門の間の線はか細い。もともと少ない財政は軍が先に確保し部隊がレストラン、農場さらに航空会社も経営する。

高麗航空 Air Koryo は単なるエアラインでははい。

ここ数年で同国で最も著名な消費者向けブランドになった。

運行機材は十数機のみで路線も中国とロシア極東部しかないが北朝鮮にとって頼りがいのなる稼ぎ手になっているとは信じられないほどだ。同時に国家の威信の象徴であり外部世界へのライフラインとして人員と貨物を運んでいる。

高麗航空は平壌市内にガソリンスタンドと洗車場を経営するほか、タクシー車両を運航し、小売店舗数軒も経営する。市内にでは高級地区の普通Potonggangデパートには高麗航空ブランドの製品が酒からコークに似た清涼飲料水や各種缶詰まであり、キジスープや桃がある。


Air Koryo about to push-back for Pyongyang. (Photo by Mark Fahey)

同社は北朝鮮経済の現状を反映しており、北朝鮮は今でも社会主義で技術的には中央統制型だが金正恩が資本主義型起業に迅速に変化させている。

一般大衆レベルでは露店や小規模市場が普通にある。高級部門では国営企業が生産性を上げ利益を増加させており、制裁で貿易も先細りのため他に行き場がないためだろう。

高麗航空だけではない。金正恩の愛用する高級製品「7.27」で知られるタバコ企業Naegohyangは自社でスポーツ用品の販売を始めており、ナイキ、アディダス他の高価格輸入品と並び平壌の外交官居住地区や科学者技術者への報償としての住居が並ぶ科学者通りだけで販売している。

高麗航空は金正恩が命じた平壌スナン空港の大改修で恩恵を受けている。同空港は2015年供用開始した。その翌年に同社はタクシー運行を開始し、高麗航空ソフトドリンクは2016年に販売開始し、ガソリンスタンドと洗車場は2017年にオープンした。

各事業がどれだけの利益を上げているか不明だが首都はじめ各所で見られるのは事実だ。

子会社のKorea Hanggong Tradingが見本市に出展していることから高麗航空は輸出業参入を検討中のようで、政治環境と制裁措置をにらみながら進めるようだ。

ジョンズホプキンス大US-Korea Institute研究員のカーティス・メルヴィンCurtis MelvinはブログNorth Korean Economy Watchも主宰しており、高麗航空は空軍の「完全保有企業」だという。消費者向け製品の売上げをインフラ修復として滑走路改修や航空基地の防壁工事に使っているという。


(Photo by Pon Pon Tin)


高麗航空ブランド製品は軍の工場で製造され予算不足を補っているとメルヴィンは言う。

「これまで北朝鮮は補助金依存の国営企業の収益を改善して『納税』させようと苦労してきた」とAPにメールで伝えてきた。「高麗航空もこの流れだろう」

高麗航空は軍とのつながりがすぐに見つからずしばしば見逃されがちだ。

だが2014年の国連専門家パネル報告によれば同社ならびに北朝鮮内の空港飛行場すべては朝鮮人民空軍が民間航空局を通じ管理している。報告書では同社社員は空軍隊員と見られ、「国内整備作業は空軍が実施している」とある。

となると同社は制裁対象となり、事業多角化に一層走ることになる。

米国は同社をブラックリストに載せようとしたが失敗し、米財務省は2016年に2013年の軍事パレードで上空飛行したこと、スカッドBミサイルの部品を輸送したこと等で高麗航空を制裁対象にした。

とはいえ米国人の高麗航空利用は禁じられておらず同社とのビジネスを制限するだけだ。

一方で国連は「空軍が高麗航空機材を運用し利用していること」から、加盟各国が同社に資金面や技術面で援助すると北朝鮮向け武器禁輸措置の違反になると警告している。■

 
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2018/3/16

高度グローバル化の典型例の航空業界には自由貿易がビジネスの前提だ  ボーイング Boeing

Aviation Daily

Tariff Dispute Underscores Boeing Reliance On China ボーイングの中国事業は報復関税で打撃を受けるのか

Mar 14, 2018, Joe Anselmo and Michael Bruno | Aviation Daily

http://aviationweek.com/commercial-aviation/tariff-dispute-underscores-boeing-reliance-china


Air China 737-8

Boeing


WASHINGTON—中国がドナルド・トランプ大統領のアルミ鉄鋼製品への関税課徴への報復として米国製航空機を対象にした場合ボーイングは多大な影響を受ける。

 ここ五年間のボーイング民生機材で四機に一機が中国向けで米国内で数万名の雇用を支えてきた。「これだけ大きく市場が動いた例はない」とボーイング・コマーシャルエアプレインズ副社長で民間機販売に携わるランディ・テンセスRandy Tinsethは述べている。

 ティンセスは3月14日のメディア座談会で米関税措置の報復として中国がボーイングを狙い撃ちするのではとの投資家懸念について「当社では手が出せないことと出せることがある」とはぐらかした。

 ボーイングは今後20年間の大型民間機需要は41千機と予想しており、うち7,200機が中国向けとしている。だがティンセスは片道通行だけではないと述べる。同社は中国と合弁事業を展開し、珠海に737の仕上げ工場が立ち上がったばかりで、6千名を雇用している。

 「中国国内で部品等を調達しています」とティンセルは説明。「ボーイング製各機には中国部品が付いています。当社や中国国内のエアライン各社が成長すれば中国国内のサプライ基盤も成長します。相互関連です」

 JPモーガンのアナリスト、セス・セイフマン Seth Seifman の推定では中国はボーイングの受注残5,864機の2割だ。ただセイフマンも中国の報復措置は同社の「中核的リスク」だが、中国政府は他産業も対象とすると見ている。「中国はすべてをエアバスに切り替える単純な選択はできません」と指摘し「C919がフライトテスト中ですが同機では中国の旺盛な需要の一部でさえ満足させられず、しかもまだ先のことです」

 ただ中国がボーイングを狙い撃ちすればその痛みはサプライチェーン全体に波及する。これを政権側の共和党も心配している。

 「共和党上院議員も懸念している」とカンザス州選出上院議員ジェリー・モーランSen. Jerry Moranは米国の関税措置に批判的でAviaton Dailyにスピリットエアロシステムズ本社(ウィチタ)を訪問しこう述べた。同社は737胴体部分の通算1万機納入を祝っていた。同社は737胴体部分を製造している。

 スピリットCEOトム・ジェンタイル Tom Gentile も航空業界が世界貿易に大きく影響を受けると強調している。「当社がボーイングやエアバス向けに供給中の部品は世界各地に展開しています。航空産業ほどグローバル化が進んでいる業界はありません。事業の7割が米国外ですので自由貿易が各国で尊重されることが大事なのです」■

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