2007/10/28
きょうは「はもにか出前」でありました。
久しぶりに、屋外での演奏です。
大阪市天王寺区で、地元でお商売をされている皆さんの、
年に1回のお祭り、その「青空舞台」への出演です。
先週末から、大阪では荒れた天候でしたが、
きょうは朝から、
スカッ!!!
とした、すばらしい秋晴れ。
会場の児童公園に出掛けました。
模擬店やらバザーやら、さまざまにぎやか。
近所の子どもたちがやってきて、
元気に走り回っております。
先に出番の、ギターの弾き語りのお兄さんが済んでから、
20分ほど演奏しました。
終わって会場内を回っていると、
ある模擬店の大将が私をつかまえていわく、
「あ、兄ちゃん、兄ちゃん、ハモニカよかったけどな、
ま、これ、食べてみぃ」
その大将が開発した、商品名「もち餅でんな」を試食。
餅を乾かしてあって、水で3秒戻し、黄粉をまぶすと、
即席黄粉餅になるというもの。
あやしい添加物は入っていません。
大将「わしな、これ、非常食にも、と思うて、こしらえたんや」
小西「なかなか、旨いでんなあ」
大将「そやろ、1袋500円や。2年はもつで」
小西「ややこしい添加物入ってませんな」
大将「そやそや」
小西「このところ、赤福がどうのこうの、何信用したらええか、
わかりまへんから。こういうのは、よろしな」
大将「ところで、兄ちゃん、ハモニカやけどな」
小西「はい」
大将「あともうちょっと、みんなが知ってるような曲やらんかいな」
小西「はあ」
大将「そしたらな、みんな、これ(拍手)や。やろ?」
小西「そうですなあ」
大将「それでな、あと、ここら、籠持って回ったら、
これ(投げ銭たんまり)やがな」
小西「ええ、ええ」
大将「な、自分の好きな曲だけ、なんぼ頑張ってやってもな、
商売、あかんで」
小西「おっしゃるとおりやと、思いますわ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハモニカ出前やるようになって、2年ほどになりますが、
こういう率直な提言は、初めてのことであります。
きょうのような、屋外での演奏というのは、
ある種、大道芸みたいなもので、
閉じた空間で、「聞こう」と思う皆さんが集まってはるときとは、
また別の、さまざまが求められるんですな。
思い出したのは、
大阪の若手ちんどんで、大好きな「東西屋・ちんどん通信社」の、
社長・林幸治郎さんの本に書いてあったこと。
林さんのトランペットの師匠の台詞として紹介されてありました。
「ラッパの上手下手というのはなあ、
そこにおるお客の知ってる曲をやれば上手で、
知らん曲をやったら下手と言われる。
それだけのこっちゃ」
(「チンドン屋!幸治郎」新宿書房 06年1月発行)
この台詞、いろいろ奥深いのですが、
自分でもいろいろ噛み締めておりまして、
詳しくはまた。
本日の結論としては、
「だから出前はやめられない」

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投稿者:小西
>おかもとさん
なかなかに、奥深い言葉ですわ。
それもこれも、
まずは、その場でハモニカ吹いたが故。
精進します。
投稿者:おかもと
なるほど、見る人の判断、当たってますね。
「ラッパの上手下手というのはなあ、
そこにおるお客の知ってる曲をやれば上手で、
知らん曲をやったら下手と言われる。
それだけのこっちゃ」