2007/12/13
「京都府・精華町へ(つづき)」
はもにかの出前します
「せいかグローバルネット」の「日本語による外国人のメッセージコンテスト」では、出場者がそれぞれの思いを語っていました。
アメリカの若い男性は、「日本に来て驚いたことは、テレビ。バラエティ番組が多い。それに、料理の作り方、グルメ旅行、(大食い)バトル・・・食べる話ばっかり」。他の出場者は、自国と日本との文化の違い、日本映画を見て感動した話などなど。スピーチ内容を暗記している人、原稿を見ながらの人、雑談風の人・・・いろいろありました。
印象に残ったのは、インドから来たお母さん。「なぜ私は日本語を学ぶようになったか」を話しました。
コンテスト会場にもなった精華町役場には、図書館が併設されています。
その図書館にある日本語の絵本を、ぜひ自分の子どもに読んで聞かせたかったから、というのが日本語に取り組む理由だったそうです。
「なぜ日本語か」というテーマを、日本語によるスピーチで伝える。
彼女は、学研都市の研究員となった夫と一緒に、家族で日本に来たのでしょう。気候も風習も、もちろん言語も違う異国にやってきた彼女や家族の思いや苦労はどんなだったか。必死になったり、戸惑ったりしただろう日々の中で、「子どもに絵本を読んでやりたい」という一念は、きわめて切実なものだったに違いありません。
だからこそ、日本語の習得の度合いや、スピーチの巧拙を超えて、彼女の話は、説得力がありました。コンテストの趣旨である「日本語による外国人のメッセージ」そのものでした。
ハモニカも、「声」や「言葉」の延長でしょう。私が自分のハモニカに込めるものも、切実でありたいと――そんなことを、このコンテストを通して改めて考えました。
コンテスト入賞者のみなさんと記念撮影
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