日産車によく使われている松下電器のHIDを、中古品としてヤフオクで落札し、移植してみました。
いろいろと見ていると、松下電器のHIDはデンソーや小糸のHIDよりもバラストが随分と小さいようで、この点が気に入りました。
(デンソーや小糸のHIDはトヨタ車)
HIDに関しては、雨の日に暗く感じるなど賛否両論はあると思いますが、HIDならではの光り方が良くちょっと見栄を張ってみました。
落札したHIDは、松下のバラストにフィリップスのD2Rのバーナーの組み合わせでした。
本来ならばそのまま取り付けることはできないのですが、出品者が既にH4化加工していたので、そのままポン付けできました。
ちなみに、4輪用の純正品として使われるHIDを移植しているので、ローまたはハイ固定式になってしまいます。
ここ最近の4輪は、ローがHID、ハイはハロゲンを使用しています。
(1部の高級車などでは、バイキセノンというプロジェクターによるハイ/ロー切り替え式も出てきてはいますが。)
ウンチクはここまでにします(笑)
そのままシグナスXにポンつけしてみたところ、固定式HIDで夜間走行するのは少し怖い....という状態でした。
なぜかというと、シグXの工場出荷状態での光軸は、非常に近い距離を照らしています。さらに対向車への遮光性は抜群であるリフレクター&遮光管なだけに、非常にスポット的な照らし方をしています。
これにハイが加われば全く問題ないですが、ロー固定式となると問題があります。
そこで、純正の遮光管を取り外して装着してみたところ、物凄く明るいという結果でした。スポット的な照射をするリフレクターが全く気にならないほどの明るさですが、この状態だと、ハイとローが混ざった状態ですのでNGです。
そこで、ヤフオクで出品されている遮光管を購入し取り付けてみました。
当然ながら遮光管レスよりは光量が落ちてしまいますが、純正遮光管よりは光量を稼いでいる状態でした。
シグXにこの遮光管を取り付けた場合、光軸がハイでもローでもない中間の位置を照らすので、これならばロー固定式のHIDでも問題なさそうです。
私の居住地域のドライバーは、基本的にライダーを馬鹿にしているので、センターラインのない道路などで、平然とど真ん中を走ったまますれ違おうとするドライバーが非常に多いです。このため、対向車も若干眩しがるくらいのほうが、ライダー側の立場にある時には都合がいいです。
ちなみにこのヤフオクで入手した遮光管は、エンジンや走行中の振動で固定ビスが緩んでくるので、アルミテープと耐熱パテを使ってネジロックの代わりにしました。
[ 参考画像 ]
@は純正遮光管Aは遮光管レスBヤフオク遮光管
である。
(Bだけバイクの停車位置が少し違うが、同じ停車位置にしてもほぼ同じ状態になる。)
画像を見てもらえばよくわかるかと思います。
@は看板を全く照らしていない状態。
Aは看板を越えて、さらに上まで照らしている。
Bは看板の真ん中辺りをを照らしている状態。
(補足としては、これら3つとも工場の出荷状態から、光軸を一切いじっていない。)
ハロゲンバルブのローと、遮光管を使用したHIDのローとを単純に比較すれば、随分と明るくなっています。
しかしながら.......
ちょっと冷静な結論としては、
シグナスXのリフレクターにはHIDがマッチしていない。
ハロゲン用での遮光性を意識しているためなのか、HID使用時はどんな細工をしても影ができやすく、4輪のHID標準車のような綺麗な配光が得られない。
HIDならではの光り方を楽しみたい人にはお勧めできますが、本当に明るさや見易さを求める人には、ハイワッテージバルブに交換、フォグランプの追加、または4輪車用のプロジェクターを移植した上でのHID使用、いずれかをオススメします。
<追記>
国内モデルのリフレクターのおかげで、左肩上がりの配光になっていますので、多少光軸が高くても問題ないですが、台湾モデルの人は光軸を相当下げる必要があると思います。
照射部分の1部で「湯気でもたっているのか?」という箇所がありますが、画像だからというわけではなく実際にそう見えます。
このように、HID標準の4輪車や、プロジェクタを移植しているバイクと比べると、随分汚い配光になっています。
配線は簡単です。
H4バルブの車輌であれば、カプラーの各端子は図のようになっています。
これに従い差し込めばOKです。
私の場合、HIから+の電源を取っていますので、
切り替えスイッチがLOの時→消灯
切り替えスイッチがHIの時→点灯
となります。
松下の小さいバラストということもあり、H4バルブの交換と同等の感覚でHIDを装着できます。

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