「*使うのはどっち? 8.「稲妻(いなずま VS.いなづま)」」
大熊 浩
簡単なことばでも、その語源によって仮名のふりかたが違うことがわかりました。同じ漢字でもその使い方によって仮名のふりかたが違うことを発見しました。国文法を復習しています。
(北原保雄編「問題な日本語」('05年2月25日第12刷大修館書店発行)より引用)
※使うのはどっち? 8.「稲妻(いなずま VS.いなづま)」
「人妻」は「人」+「妻」からなるので、「※現在仮名遣い」では、二語の連合を適用して、「ひとづま」と書く。「稲妻」は、現代語の意識では二語に分解しにくいものとして、「いなずま」と書く(※本則)。「さかずき・うなずく」なども同様に「ず」が本則。
※現在仮名遣い=一般の社会生活において、現在の国語を書き表すための仮名遣いの拠り所として定まられたもの。昭和61年内閣告示。
※本則=「現代仮名遣い」における基本的な法則。「許容」に対する。
(鳥飼浩二 (『明鏡国語辞典』編集委員 辞書学)

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