今日は長崎県文芸協会の平成20年度の監査の日でした。昨年青天の霹靂のように、協会の事務局次長の仕事を仰せつかり、会計の仕事を除き事務を実質的に行ってきました。その一年間の監査です。午後1時からの監査なのでお昼は外で食べようということになりました。私は歳を取ってから胃の腑が小さくなり、外食店で食事をすると食べ残すので、実に苦しい思いをしています。事情を察している友達が唐揚げの入った小さなお弁当を買ってきてくれました。
何処で食べようかということになり、市民会館の中では失礼になるので、天気も良いことと、中島川べりで眼鏡橋を眺めながら3人ベンチに座り食べ始めました。のどかでいい気分でした。1/3ぐらい食べ終わったときでしょうか。いきなりバッサと何かが落ちてきて私の手から弁当が飛んでしまいました。茶色の羽からとんびだと分かりました。
今年2月諫早干拓地で「みさご」がホバリングしているのを見ています。羽を止め落ちるような形で水面に突っ込み大きなボラをつかみ飛び上がりました。ホバリングはハチドリが花の蜜を吸うため空中に停止しているのをテレビ見たぐらいで珍しい光景でしたが、大型の鳥がドスンと落ちるような、あまりいい格好には見えませんでした。
とんびはホバリングをしませんが、おなじような状況です。私は子供のときの習慣から美味しいものは後で食べます。その時もから揚げ2個を残していましたが、残ったのは1個でした。友達のせっかくの好意もムダになりました。とんびに唐揚げをさらわれる、「とんびに油揚げをさらわれる」は本当のことですね。ちなみに監査は無事終わりました。
寺田寅彦「とんびと油揚」の随筆が青空文庫にあります。科学者はやはり違いますね。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2340_13497.html

0