初夏私は毎年プランターに松葉牡丹を咲かせていますが、感心していたことがありました。夏場は五時になると夜が明けますが、いつもミツバチが飛んで来ていることです。こんなに早くから、しかも小さな庭のわずかの花をよく見つけ、律儀に通ってくる、本当にいじらしいものだと思っていました。

今年4月に各新聞が「ミツバチ不足深刻、果樹農家に影響」と伝えました。春先の施設園芸でミツバチ不足のため受粉がうまくいかないのだそうです。ミツバチの減少の原因は農薬の影響や寄生ダニの増加など諸説があるが、はつきりしたことは分からないと書いていました。
しかし昨年の5月に農業新聞がそのことを伝えていました。ミツバチの需要と供給は年間を通して蜂蜜を採る養蜂業者と一時的に大量に必要とする園芸農家間でかならずしも一致しない。園芸の受粉用に使うミツバチの不足は輸入してきたが、女王蜂を輸入していたオーストラリアが蜂病のため輸入がストップしたことを指摘していました。グローバル化はミツバチも同様でした。
ミツバチは派遣社員に似ています。短期間の受粉の役割を終えたあとどのように扱われているのでしょうか。ミツバチがますますいとおしく思えてきました。

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