昨年の暮れ、NHKで山田洋次監督作品の
「母べえ」の宣伝を兼ねた、吉永小百合のドキュメント番組を放送していた。
団塊の世代から絶大な支持を得ている彼女に付けられた肩書きは
<永遠の処女>!
「吉永小百合はきっと処女に違いない!」
「吉永小百合がSEXなんて下品な行為をする訳が無い」
「女神の様に美しい小百合様がオナラやウンコなどする訳が無い」
何時如何なる時代も、世の男達が追い求める妄想と願望は根本的に変わる事はなく
<神聖なる者犯すべからず>は、ファン心理の原点なのだろう。
長い芸能人生の中でも、彼女は自分のプライベートに関して殆ど飽かす事は無かった。そんな吉永小百合がNHKの番組で、かなり赤裸々に自分自身の事を語っていた。
母親との確執と別れ、女優としての自分の在り方、結婚観など淡々と語っている。
中でも興味深かったのは結婚観。彼女の語った結婚観は、それまで謎に包まれ、妄想を掻き立てられた小百合ファンを裏切るかの様な驚くべき発言だった。
「私は子供を生んで家庭を持ちたいとは思わなかった」
彼女は幼少期から家庭のコンプレックスを抱えており、女優を目指そうとした頃、厳しかった母親と確執が出来た事を語りだす。
そんな彼女は1973年、当時フジテレビのディレクターだった岡田太郎と15歳差の年の差結婚をした。当時の吉永小百合は28歳、岡田太郎は43歳。そして世間は大いに驚いた。
「何故、彼女がオヤジ・ディレクターと結婚するんだ・・・」
「家庭は持ちたくないけど、結婚と言う形のある現実だけは欲しかった」と語る吉永小百合。この考え方は、今時の女性と変わらない主張であり、アラフォーブームが起きる遥か以前に吉永小百合が先を行っていた訳だ。
吉永小百合にとって結婚とは何なのか?何故、年の差結婚でなければならないのか?
結婚はしたいけれど子供は作りたくないと言う彼女の主張が、全てを物語っている様に思う。まず吉永小百合は大のSEX嫌いだ。SEXをしなくても異性と接する事が出来、尚且つ結婚するにはどうすれば良いか!
吉永小百合は岡田太郎と交際中に、彼がSEX不能のインポだった事に気づいたのではあるまいか!
性器不能ともなればSEXを求められる事も無い。結婚願望はあるけどSEXは出来ない男、結婚願望はあるけどSEXして子供を生みたくない女・・・・・両者の思惑と希望はガッチリ噛み合う。
28歳の女盛りの人気女優・吉永小百合ほどの絶世の美女が、どうして年増の中年男と結婚する理由があったのか。彼女クラスなら、男選びなど選り取り見取りだった筈だ。
吉永小百合ほど性的イメージが湧かない女優も珍しい。彼女に憧れる男は多いだろうが、彼女とHがしたいか?と問われれば考え込む男もきっと多いだろう。
彼女は番組の中で、日々通っているスポーツクラブでスクール水着を着て水泳をする姿を披露している。そのスタイルと肌艶は60過ぎとは思えないほど瑞々しく、妙にエロチックだった。
母べえの監督・山田洋次は語る。
「彼女に対する世間的なイメージは固定され、そのイメージを壊す事は出来ない。彼女が女優である限り、吉永小百合は吉永小百合であり続けなければならないと言う宿命を背負わされている・・・」
