肝心の修理ネタがおろそかに....
当店では2回目の車検のCB400F
トラックに積まれてやってきた

オーナーさん曰く
「仕事やプライベートで忙しくぜんぜん乗れなかった」と
どれどれ

車検証をみると

2年前の車歴簿をみると17567km!!
ってことは2年で「76km」!!
まったく乗っていなかったんですね
「時折セルは回していたのだけどバッテリーが寿命かもしれない」と不安な一言
キーをひねるとニュートラルランプは点くので
完全に放置してあったわけではなさそうだ
まずは試乗するのに
引き回しが重かったためタイヤ空気圧のチェック
少なっ!

リアは...
タンク内のガソリンの量を確認しようと開けたら
いかにも終わっている嫌な匂い
全部抜いて
プラグも確認

劣化したガソリンで乗り続けると燃えにくいから真っ黒になる
キャブレターのガソリンも抜きましょう
「うわっ!臭っ!!」

黄色くなった悪臭を放つ液体が出てきました。
「これはダメだな!」
試乗どころの話ではないのは一目瞭然
まずはキャブを外します。

とても匂いがきついので屋外での作業
「異臭騒ぎになりかねない」

この状態では2年前と変りないように思えるが
参考ページ
前回車検では詰まってたのは#1のスロー
しかし今回はほとんど詰まっている

しびれます

とてもエンジンが掛かる状態ではなかったということ
毎車検ごとにこの調子で
前回みたいなフロートチャンバーを開けての軽いO/Hではブラシの届かない奥の通路にどんどん堆積物は増えるだろう
今回はフルO/Hでやってみて
万一調子が出なければストック品のCB350FのO/H済みキャブをチョイスかな
つづく