オバマ政権を見て思うのですが、オールスターキャストとか、ライバルを敢えて取り込む挙国一致政権、などと言われていました。
そういえばしばらく前、福田内閣は、閣僚人事にいわゆる大物を配置し、政権発足当初は
「安定感がある」
等といわれたものでした。
ところが、大物を閣僚にした結果、船頭多くして船山に登る事態となり、求心力が急速に失われ、挙句の果てに公明党から辞任を迫られ
「あなたとは違うんです」
と言い残して政権を放り出しました。
オバマ政権はどうなのでしょう?
ま、優柔不断を絵に描いたような、そもそもリーダーとしての資質が全くなかった福田氏と比較すること自体が無意味かもしれませんが。
しかし、大物を部下に据える(とくに、クリントン国務長官とか)、ということは、一歩間違えば政権内部の統一性が失われることを意味します。
政権運営も、基本的に大統領は大枠を示し、あとは部下に対して全幅の信頼を置いて大胆に政策の遂行を任せる、というスタイルを採らざるを得ません。
(これを行ったのが小泉首相で、日本では「丸投げ」と罵られました。しかし、現実的には指導者の資質さえ確保されていれば専門家への丸投げほど合理的な手段はなく、むしろ理想的です。)
今後注目すべきは、大統領であるオバマさんが、意見の合わない部下と衝突した時、速やかに罷免し、自己のリーダーシップを維持し続けることが出来るかどうか、ということだと思います。
その点では何となく大丈夫そうな感じもしますが・・・まだまだ分かりません。
それと、ついでに思うのですが、仮にオバマ氏が白人だったら、スノッブ臭くてかえって嫌われていたと思います。(キャラ的にはゴア前副大統領と被るような印象があります。)
その意味でオバマさんは、肌の色を上手く政治的資産として活用しているように思います。
スマートでスノッブだが、肌が黒いからこそ白人からも支持を得る事が出来た、そんな印象を今のところ持っています。

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