今回は、実験的手法を用いたエッセイです。というよりは戯曲というべきですかね。
”ヅカシのひとりごと”とは基本コンセプトが異なります。
連続ものでもなく、断片的な、ただのカケラのような作品です。
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実感についての考察 〜 Another Side View 〜
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何をもって、実感という語を定義すればいいか、僕はまずその時点で頭を抱えてしまう。
楽しい事があった時に、楽しいと感じる心。
悲しい事があった時に、悲しいと感じる心。
誰かと触れあった時に、感じる温かいぬくもり。
孤独と絶望に陥った時に、どうしようもなく感じる氷のような冷たさ。
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そういった心を、きちんと受け止め、認識できる感情。
逆に、否定し、ごまかそうとする自己欺瞞的な感情。
それらすべてが、いわゆる実感する行為と一般的にはよぶのかもしれない。
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手に触れた優しいあたたかさ。
激しい衝撃を伴う、痛み。
そういった、表層的な実感を、人はどのくらいリアルに感じているのだろう。
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「僕には、よくわからない・・・」
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実際の傷の痛みと、心に受ける傷の痛みは、違うもの。
でも、感じる、という意識のレベルで見れば、どちらも同じ、痛み。
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「痛みって、何・・・?」
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辛い事、悲しい事、淋しい事、切ない事、、、
そして、時に、人を愛するという事。
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「それが、痛み・・・?」
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痛みを、しっかり、きちんと、正確に感じられる事。
それが実感。
実感をもって歩けば、前に進むことができる。
それが生きるという事。
生き続けていれば、その先の、新しい何かに巡り逢えるかもしれない。
それが、喜び。
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「生きていて、楽しい?」
「・・・いろんなこと、感じたり、触れたり、そういうのは、たぶん、楽しいと思う」
「生きていて、つらい?」
「・・・そう・・・たぶん・・・そうかもね・・・」
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「・・・どうして・・・?」
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もっともっと、多くの痛みを伴わないと。
もっともっと、多くの優しさを伴わないと。
もっと、もっと、世界が愛に包まれないと。
人が生きていくには、この世界は息苦しすぎる。
だから、もっと、もっと、愛が溢れないと。
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「世界に愛を。平和に満ちた世界を。そして、君に愛を」
「・・・ありがとう・・・」
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Written by Zukashi”Love & Peace"WaTaRu
〜 To Be Continued "Zukashi No Hitorigoto" 〜
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