妻の実家では、親と姉妹とが気遣い合って、とても仲良くしています。僕の実家ではその逆で、気を遣わずに仲良くしています。そんな僕から見て、妻の実家での光景は、軽いカルチャーショックです。
例えば、甘い食べ物が一つあります。そこに姉がいます。妻は姉に食べさせようと、勧めます。
妻「お姉ちゃん、これ食べなよ」
姉「いいよいいよ、まあちゃんが食べなよ」
妻「私はいいよ、お姉ちゃんが食べなって!」
姉「私は家に帰ればあるから、まあちゃんの方こそ、食べなよ」
妻「じゃあ、半分食べなよ」
・・・・・
・・・・・
と、こんな調子です。このやり取りが、親姉妹の間で、事ある毎に繰り返されます。上の例は、かなり簡略化されています。本当はもっともっと長いやり取りです。
勧める → 遠慮する → それでも勧める → やっぱり遠慮する → 更に強引に勧める → これも遠慮する → じゃあ半分と申し出る → その半分も遠慮する → いいから半分食べなよと押され → ようやく渋々と受け取ってお礼を言う
気が遠くなりそうです(^^;
最後の落としどころは、大抵は半分ずつです。最初はただ微笑ましく見ていましたが、やがて焦れてきます。僕は割と、せっかちな部分もあるのです。
あーーーー! めんどくさいなあ〜! 結局最後は半分にするんだから、最初から「半分あげるね」で了解すれば、一言で済むじゃないか!!
妻にそれを聞くと、「だって遠慮するから、それくらい勧めないと受け取らないんだもん」だそうです。お母さんと娘三人、全員がそんな調子ですから、何かを受け取らせるのも大変。してあげたい人が集まって、してもらって当然という人が、誰もいないんですね。
僕はその光景を微笑ましく見ては、多少焦れながらも、いつも笑っています。僕の感覚では、家族なんだから気を遣わなくて良いじゃないかと思うのです。妻の感覚では、大切な家族だからこそ、気を遣って良くしてあげたい。なんです。
勿論、妻は妻で僕とその家族にカルチャーショックを受けています。なんて気を遣わない人達なんだと、未だに驚いています。その中でも大雑把な性格の僕に対しては、たまに人格を疑う程で(笑)
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