2009/10/7

樹木札のエージング試験  里山知識の泉

里山の植生調査で「樹木札」を使いますが、Sさんが木材を輪切りにし、色々表面処理をした樹木札の耐候性試験(エージング試験)を始めて丸2年が経過しました。
この度、Sさんから中間報告がありましたのでご紹介します。

さすが、技術系ご出身のSさんらしい実験レポートです。

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【写真】樹木札テストピースの表面状態変化(クリックすると拡大します)


***** Sさんの考察中間結果 ***************

表面処理やその他の試験条件は、添付の「耐候性試験中間結果まとめ」に示す通りで、表面変化は「樹木札テストピースの表面状態変化」の通りです。

丸2年経過した現状は以下の通りです。

1. ほとんどのピースが、表面が色あせ黒ずんだり内皮に白いカビが付いている。

2. このため、黒の油性マジックで書かれた文字はかなり不鮮明になっている。

3. これに比して、文字は明色系のエナメル系の光沢のあるペンキの使用が望ましい。

4. 木酢液に浸潤したものは、黒カビや白カビの付着はやや少ないようだが、ほとんど真っ黒になり、暗色系の文字は望ましくない。

5. これに対して、防腐剤塗布の上、透明ワニスを塗ったものは、2年経っても表面はあまり変化していない。

【中間結果】

さらに試験を継続すると共に、本格的な試験を行うには、台木にクヌギやコナラの表皮を取り除いたり、十分に乾燥させたものなど、様々な条件での試験が必要である。

******************************


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【図表】耐候性試験中間結果まとめ(クリックすると拡大します)




2009/10/9  8:01

投稿者:溪童

里山部隊のすばらしい「テスト」・・・知りませんでした。
次回の土手の木札交換の時は 相談に伺います。
ご指導を! よろしく

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