ファーストデーだった昨日、最前列で初めて映画を観る 。
5月末からの公開も、行きそびれると機会を逸してしまい、
まして原作を読んでいた事もあり、ついやり過していた 。
いざ終盤を向えると、忘れ物をした気分になって 振り返り・・
やっぱりコレは劇場で観ておきたい、そう思った 。
原作の良さのソレとは別に、
この兄弟の 家族の、語り合う声や空気を感じてみたかった 。
ショッキングな事件が基にありながら、温かさに満ち溢れる映像、
想像通り 演者の発する言葉、流れる音楽がひたすら心地良い 。
「 春 が 二 階 か ら 落 ち て き た 」
冒頭の言葉は、桜の花弁と共に私の頭上に降りそそぐ

サービスデーの一回上映だった為か満席・・・
ギリギリ残っていた最前列が幸いして
美しい空から落ちて来る「 重力 」を、ひしと受け止める事ができた 。

残り物には福がある ♪
こんな事でもなきゃ 一生縁がなかったかもしれないポジションは
意外にも心地よく、少なくってもこの作品を観るにはベストだった 。
不思議なほど ほんわ〜か気分で映画館を後にすると、
イソイソと夕餉の買い物エトセトラ。。すぐに現実の空間に戻される
仕方ない事だけど、昨日はもっと映画の中に浸っていたいと思った。。
駅前で、DVDをレンタルして帰る

一昨年の作品 「 クローズドノート 」
観たいと振り返った時には、終わってしまってた 切ない恋の物語だ 。
伊勢谷友介扮する画家の、ステキなことと言ったら ♪
昔、ドラマで画家を演じていた豊川悦司以上に 胸キュンとなれば、
ピアノやマンドリンの音色に包まれた風景の一つ一つ、
建物や小物に至るまで、作り手の思い入れが伝わる良い映画だった 。
私もむか〜し、芸術家に片想いをしていたことがある。。
大人な彼女の陰に寂しさを感じつつ、憧れはたやすく消せなかった 。
出会いや巡り合いの軌跡・・別れ・・・
そんな永遠のテーマを 才能溢れる若い俳優さん達が見事に奏でて、
雨の休日、二度も観てしまうほどツボをくすぐられる 。
一度目には気付かなかった細か〜い表情、演技の妙・・・
伊勢谷友介もさることながら、沢尻エリカの繊細さには驚かされた。
言葉なしに、これ程気持ちを語れる女優さんは少ないんじゃないかな
俳優の仕事とプライベートは全く別のものとして演じ切る彼女・・・
この舞台挨拶では、凡そ正反対の無粋さをきめ 一悶着があったけれど、
野暮なマスコミに抗う彼女の不器用さが 愛おしくてならなかった 。
やがて、そんな鎧を外してくれた男性との巡り会い ♪
美しい花嫁さんになって行ってしまったけれど、
一皮剥けた女優 沢尻エリカを、一日も早く観てみたいと願うのでした