親類に泊まって頂くにあたって、日頃グータラな嫁としては
ちょっぴり、気疲れの数日が続いていた 一週間ほど前、
翌日の休みはどうしよ。。なか1日を置けば暫く休みもないし・・・
近くに住む義父の妹が亡くなり、しみじみ1年の早さに驚く 。
お元気とは言え、遠く東北から来られる70代80代の親類たち・・・
叔父の家では 満足な持て成しが出来ないと、我が家は宿代わり 。
泊まるだけとは言え、布団 お食事、少しでも心地よくと思えば、
それは 買い物もろもろ準備は怠れない 。
義父の同じ兄妹だと思えば、当然のことだと思う反面、
近所には亡叔母の娘さん 息子さんだって住んでいる訳で、
それぞれ子供もいて手狭だから・・との理由には首を傾げる 。
叔父の断りきれない依頼に、流石の母も二つ返事ではなかった様
一日 ボ〜ッと過すより、秋空の下を歩きに出掛けよ〜。
今まさに紅葉がキレイ、ダイヤもそろそろじゃ ?
界隈の山を物色していたら 前記の誘い文句を見付ける 。
山中湖北岸、海抜1413m石割山からのハイキングに決定 ♪
そうとなれば、いつものように計画表を2組用意して・・・
今回はモデルコースをプリントアウトし、数ヶ所付け加えた 。
1つは夫へ残し、何れそのままファイルに綴じて資料にしておく。
一人ふらつく様になってからの 暗黙の了解・・・
こまめにメール、家族の心配を最小限に止どめる事に余念はない
富士吉田駅からのバス始発は7時、
早起きして最寄り駅を出発しても、7分遅れで間に合わなかった、
9時半のに乗って、紅葉した景色を車窓に 平野まで40分・・・
ハイキングコース入口から、気持ちのイイ舗装道を歩いて行くと
15分で、駐車場の在る石割神社の紅い鳥居に到着・・・
トイレから出ると、先に向ったご夫婦はサクサクと遥〜か彼方、
それこそ天まで続くような長い階段脇で、可憐な花が励ましてくれる 。

途中まで数えていたけれど、いったい何段あったんだろ ?
その先に広がり続ける秋模様には癒された

神社までの道はすこぶる心地良い・・
鳥々の囀りに耳を傾け、モミジの隙間に覗くキラキラの湖面

1413mの八合目に祀られた石割神社・・・
嘗ては女人禁制の、修験道 霊場 。 ご神体の大岩は圧巻だった 。
高さ10m横15m、後方の山肌とは60cmの垂直な隙間で切り離されている。
そこを時計周りに3回通ると、運が開けるとあれば ♪
にしても、自然とは 本当に凄いものを創り出す、
古から 精霊の宿りを称える巨大なモノリス・・震えながら手を合わせた

そこからは ややキツイ急登に汗が滲む・・・
程なく山頂に登り着けば・・・
標高1413m、山梨二百名山からの眺望はとっても素敵だった。
のんびりと寛ぐご夫婦を、羨まし〜くパチリ

やっぱり、山の風景に人が入ると絵になるなぁ・・・
団体さんには団体さんの賑やかさ、甲高い笑い声は木霊して♪
友人同士なら 花咲くうわさ話に 家族の話 ♪
一人なら 心の中に湧き立つ開放感 ♪
ぽかぽかな山の頂きには、全ての人を優しく包む大らかさが写る 。
私が 一人歩きを心細い・・とか、淋しいと余り想わないのは、
そんな山の懐深さを、ひしひし肌に感じられるからなのかもしれない。
リアルを求めながら、もっと精神的な自然の力に満たされる感じ
とは言え、この時期は特に 熊との遭遇に慄く。
開放的だの 気侭だのとイイ気になりながら、致命的な私の弱点・・・
どんな山でも、常に前を見据えて 音を鳴らし 過信しないこと 。

そんな意味では
印象通り、安心して進める素敵な道だった

ナデシコ咲いて
富士山まで辿りつけそな草の尾根、

一気に下って着いた1318mの平尾山
更に気持ちの良い場所だった

青空の澄んだ色って、本当に初恋の色♪

凍らせた林檎ジュースと重ねて
包んで来たおでんを火にかける

富士の周りだけ雲が覆い
広々としたピークでアッツアツは格別だった
先だって 友から貰ったタオルマフラー。
汗っかきで寒がりな私にピッタリと、嬉しい頂きものは必需品
ベンチに寝転び日向ぼっこ・・・満腹だった。
富士山との差し向い、でも〜やっぱり 一人おでんはつまらない


石割山で和んでた方々を除いて、
この日すれ違ったのは数組、
ひとり占めのピークに ひたり過ぎる程ひたり リフレッシュ

山を歩くようになって、深呼吸の美味しさを知った様な気がする 。
胸の中のチッポケなモヤモヤは、息をはくと同時にいつだって消えた
[ 持て成し ] とは なんだろう 。
満足なことが出来ないから・・・準備をしなくちゃ..とか
そんな建て前で右往左往するのが、そもそもオカシイ 。
たった3人なのに、気疲れだのと私
無意味な道理を理由に、真心さえ一瞬消えかけていた 。
Hospitality に溢れる、大らか〜な里山は
懐浅い自分の度量をも、気付かせてくれた気がする 。
お供で来ていた 従姉から、後に礼状が届けられた・・・
ハガキいっぱいに綴られた、恐縮してしまう程の感謝の言葉が

最後のピーク 長池山は狭く、工事も行われてて早々にスルー。

そのすぐ下の分岐は、山中湖畔へ下るルートと
花の都公園へのルートに分かれる。 30分程で田園風景が現れた
この公園では、季節ごとの花々が美しく眺められる 。
菜の花にチューリップ

富士を背景に素敵なお花畑、
係の方の軽トラやトラクターが、何とも ほのぼのとして心くすぐられた。

山と湖とお花畑・・・
お忍八海まで足を延ばせば、又 格別な富士の絶景に辿り着く 。
平野から始まったコースは、紅葉に彩られ どこまでも気持ち良かった

雲に覆われた富士にダイヤは輝かず、
湖面に静か細なみ押し寄せ・・・
最近はそそくさと家路に帰るようになった・・・
石割の湯や赤富士の湯と、下山して浸かるのに乙な温泉も多いけど、
自家用車なら兎も角、やっぱりどうせなら も少し余裕が欲しい 。
我が家の湯船がひたすら恋しい暮れ往くホーム
バスに揺られて40分、皮肉にも富士吉田駅に着いた頃にこの姿、
「 又 おいで・・ 」 富士の高嶺に見送られ、夢うつつの帰路だった
山中湖周辺では、10月中旬から2月下旬の長い期間
ダイヤモンド富士を望むことが出来る・・・
取り分け、石割山や高指山から望む日没のダイヤは格別そうだ 。
11時から登り始めても、サクサク〜と楽しめる秋の道草コース ♪
富士五湖外輪の丘陵が、こんなに素敵だったなんて・・・
今度は余裕を持って 温泉やスゥイーツ付きで、歩いてみたいなぁ 。
東海自然歩道(大平山コース)
10/21 石割山〜平尾山〜大平山〜長池山〜花の都公園