
都電荒川線の荒川遊園地内に、かつては東京の街を網の目のように走っていた、懐かしい一両の路面電車が保存されていました。これは『一球さん』の愛称で親しまれていた6000型6152です。前照灯が一つであることから名付けられた『一球さん』は丸みを帯びた車体に緑とクリーム色に塗り分けられたものです。当時はちんちん電車の愛称で呼ばれ、車掌が発車の合図のひもを引くとチンチンと鳴り、ゆっくりと電車は走り出したものです。現在でも早稲田から王子を通って三ノ輪橋までの30駅間を走る都電荒川線は健在で、都内唯一の都電(現在はワンマンカーで車掌は乗っていない)として親しまれて利用されています。

飛鳥山公園の前を走る現在の都電

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