「ラディカル」とは「ラディッシュ」と同じ語源で、「根源的」という意味。表面のみならず、その「根」を見ようとすること。このブログはそういった意味でラディカルでありたい。

2017/4/23

ゲーテアヌムの悲劇  21世紀の人智学

 長年、第二次ゲーテアヌムは、未完成のまま保存されていました。

 大ホールもステンドグラスはありましたが、壁や天井はコンクリートの「打ちっぱなし」のままでした。

 しかし、私の記憶ですと、三十年ほど前に、人智学協会の理事たちは、世界中の人智学徒から寄附金を集めて、大きな間違いを犯しました。

 なんと、第二次ゲーテアヌムの内装で、第一次ゲーテアヌムの再現をしたのです。

 当時、ドイツにいた私は、反対しましたが、皆、嬉々として、数十億円のお金を使って、大ホールを、第一次ゲーテアヌムのようにしてしまいました。

 まったく形の異なる第一次ゲーテアヌムの内装を、第二次ゲーテアヌムで再現したのです。

 これは、明らかにルドルフ・シュタイナーの建築論に反します。

 柱もステンドグラスの間に再現されてしまいました。

 前はどこに座っていても、すべてのステンドグラスを見ることが出来たのですが、柱のせいで、それは不可能になってしまいました。

 オリジナル性を破壊したことで、ゲーテアヌムは、世界遺産にはならないでしょう。

 嬉々として間違いを犯す。これが、今の風潮なのかも知れません。

 私は、ただただ恐ろしいと感じます。

 だから今、早急に、日本的修正人智学の確立が必要だと痛感します。

 最初の画像が、今のゲーテアヌムの大ホールです。
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2017/6/5  14:17

投稿者:naoskoba

ダイスケ様

 本当に無惨なゲーテアヌムになってしまいました。残念です。

2017/4/25  3:39

投稿者:ダイスケ

前の質素な姿のゲーテアヌムはもう見れないのですね。3年ほど前、イントレに囲まれたゲーテアヌムを見たのが最後です。内装は確かまだ以前のままだったかと。来月行く予定なので、意識して向かいたいと思います。ドイツには第1ゲーテアヌムばかりを褒める人達が沢山いるような気がしていますが、僕は第2ゲーテアヌムの佇まいが好きでした。何よりもう一度同じものを建てようとしなかったシュタイナーを尊敬しています。

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