2007/7/19
国産大型機ロールアウト 国防
自衛隊の次期哨戒機・次期輸送機がロールアウトしました。
何度かご紹介はしておりますが、朝雲新聞より転電です。
http://www.asagumo-news.com/graph/070712/070712G.html

哨戒機と輸送機という、異なる2機種を同時に開発する世界でも例を見ないビッグプロジェクトとなった次期固定翼哨戒機(PX)と次期輸送機(CX)は7月4日、平成13年の着手から5年余を経て、晴れのロールアウトを迎えた。両機は自衛隊の次期作戦機というだけでなく、民間への転用も考慮される期待の「日の丸兄弟機」とあって、この日はユーザーの防衛省・自衛隊関係者だけでなく、経済産業省、国土交通省、財務省の幹部、さらに多数の国会議員も出席し、平成生まれの大型機2機の門出を祝った。
雨の中、ハンガーから牽引されてエプロンに並べられた次期固定翼哨戒機PX(右)と次期輸送機CX(写真はいずれも7月4日、川崎重工業岐阜工場で)
ロールアウトするPX(上)とCXの両試作初号機。“兄弟機”だけに操縦席の窓の形状などそっくりだ。搭載システムは75%が共有化されている
共用化で開発費250億円節約
ロールアウト式のあいさつで主契約社・川崎重工業の大橋忠晴社長が「両機はオールジャパン体制の下で開発された」と強調した通り、PX、CXは機体組み立ての同社だけでなく、三菱重工業、富士重工業、日本飛行機が協力して製造。搭載レーダーは東芝、音響処理装置は日本電気、管制装置は神鋼電機、自己防御装置は三菱電機、空調装置は島津製作所、脚組み立ては住友精密工業と、大手企業が分担して担当している。また、PXの4発エンジンはIHIが開発した「XF7−10」が搭載されるなど、日本のすべての航空関連メーカーが協力して開発に当たったのが大きな特徴だ。
防衛大臣あいさつでも、「両機の開発には1800人の設計者が同時にかかわり、2000社が製造に参画した」として、PX、CXが民間への転用も視野に入れた国家的プロジェクトであることを強調した。
出席した国会議員も「戦後初の国産機YS11から40数年、いま再びチーム・ジャパンの力を結集してPX、CXが完成した。日本の未来が託された両機の成功は皆さんの双肩にかかっている」(斉藤斗志二元防衛庁長官)、「パキスタン大地震で空自のC130H輸送機を派遣したが、現地に着くまで2泊3日かかった。それがCXなら1日で行ける。CXが海外での活動を支え、PXは日本の安全保障に大きく貢献してくれると期待している」(大野功統元防衛庁長官)と、それぞれ両機の完成を祝福した。
PXに4発搭載されたIHI製の「XF7―10」ターボファン・エンジン。初の国産大型エンジンだ
PXの胴体下部に設置されたソノブイ投下装置。上部の円型は敵味方識別用のIFFアンテナ
CXの後部扉。トラックが自走して搭載できるほど大きな開口部だが、継ぎ目がわからないほど精巧だ
◇
PX、CXは平成13年、世界でも類を見ない大型機の2機種同時開発としてスタート。尾翼や主翼の一部、コックピット、搭載機器などを共有することで大幅なコスト削減を目指した結果、共用化割合は構造重量ベースでPXが約25%、CXが約15%を占め、搭載システムは約75%に上った。この結果、3000億円余の総開発費の中で、約250億円程度が低減された。
各種センサーや対潜機器など多数の電子機器を搭載するPXは、電磁干渉を防ぐために最新の「フライ・バイ・ライト」操縦システムを導入。また、同機は4発のジェット機となったことから、現有のP3C哨戒機に比べ巡航速度、飛行高度は1・3倍に向上、いち早く作戦海域に進出が可能となった。
同機は上空から海面に複数のソノブイを投下し、海中に潜んだ潜水艦を探知・追尾するが、その中枢を担う戦闘指揮システムには人工知能によるアシスト機能を搭載、若い隊員でもベテラン対潜員なみの高度な任務がこなせるようになった。
一方、CXは搭載量が現有のC130H輸送機に比べて2倍以上の30トンに増え、トラックなども自走で搭載・卸下できる。航続距離も1・5倍の6500キロに延伸し、日本から米アラスカ、ハワイ、インドネシア、インド、オーストラリアなどまで無給油で直行できるようになる。
川崎重工業ではCXを民間の輸送機に改造開発を行う意向で、関係省庁もその計画を後押ししている。
支援戦闘機F-2は、どうも致命的な欠陥があるとの話があり、迎撃任務がメインとなっているようです。
しかし、C-XとP-Xはひさしぶりに登場した国産大型機でもあり、今後が非常に楽しみではあります。さらにこれが民需にスピンオフされ、日本航空業界の活性化の歴史的な第一歩となることを強く期待します。
また、C-Xの航続距離、ペイロードの増大やP-Xの巡航速度増加、哨戒能力の向上も大きく日本の安全保障環境の向上に寄与することでしょう。
日本がんばれ!と思ったらクリックをお願いいたします!
何度かご紹介はしておりますが、朝雲新聞より転電です。
http://www.asagumo-news.com/graph/070712/070712G.html

哨戒機と輸送機という、異なる2機種を同時に開発する世界でも例を見ないビッグプロジェクトとなった次期固定翼哨戒機(PX)と次期輸送機(CX)は7月4日、平成13年の着手から5年余を経て、晴れのロールアウトを迎えた。両機は自衛隊の次期作戦機というだけでなく、民間への転用も考慮される期待の「日の丸兄弟機」とあって、この日はユーザーの防衛省・自衛隊関係者だけでなく、経済産業省、国土交通省、財務省の幹部、さらに多数の国会議員も出席し、平成生まれの大型機2機の門出を祝った。
雨の中、ハンガーから牽引されてエプロンに並べられた次期固定翼哨戒機PX(右)と次期輸送機CX(写真はいずれも7月4日、川崎重工業岐阜工場で)
ロールアウトするPX(上)とCXの両試作初号機。“兄弟機”だけに操縦席の窓の形状などそっくりだ。搭載システムは75%が共有化されている
共用化で開発費250億円節約
ロールアウト式のあいさつで主契約社・川崎重工業の大橋忠晴社長が「両機はオールジャパン体制の下で開発された」と強調した通り、PX、CXは機体組み立ての同社だけでなく、三菱重工業、富士重工業、日本飛行機が協力して製造。搭載レーダーは東芝、音響処理装置は日本電気、管制装置は神鋼電機、自己防御装置は三菱電機、空調装置は島津製作所、脚組み立ては住友精密工業と、大手企業が分担して担当している。また、PXの4発エンジンはIHIが開発した「XF7−10」が搭載されるなど、日本のすべての航空関連メーカーが協力して開発に当たったのが大きな特徴だ。
防衛大臣あいさつでも、「両機の開発には1800人の設計者が同時にかかわり、2000社が製造に参画した」として、PX、CXが民間への転用も視野に入れた国家的プロジェクトであることを強調した。
出席した国会議員も「戦後初の国産機YS11から40数年、いま再びチーム・ジャパンの力を結集してPX、CXが完成した。日本の未来が託された両機の成功は皆さんの双肩にかかっている」(斉藤斗志二元防衛庁長官)、「パキスタン大地震で空自のC130H輸送機を派遣したが、現地に着くまで2泊3日かかった。それがCXなら1日で行ける。CXが海外での活動を支え、PXは日本の安全保障に大きく貢献してくれると期待している」(大野功統元防衛庁長官)と、それぞれ両機の完成を祝福した。
PXに4発搭載されたIHI製の「XF7―10」ターボファン・エンジン。初の国産大型エンジンだ
PXの胴体下部に設置されたソノブイ投下装置。上部の円型は敵味方識別用のIFFアンテナ
CXの後部扉。トラックが自走して搭載できるほど大きな開口部だが、継ぎ目がわからないほど精巧だ
◇
PX、CXは平成13年、世界でも類を見ない大型機の2機種同時開発としてスタート。尾翼や主翼の一部、コックピット、搭載機器などを共有することで大幅なコスト削減を目指した結果、共用化割合は構造重量ベースでPXが約25%、CXが約15%を占め、搭載システムは約75%に上った。この結果、3000億円余の総開発費の中で、約250億円程度が低減された。
各種センサーや対潜機器など多数の電子機器を搭載するPXは、電磁干渉を防ぐために最新の「フライ・バイ・ライト」操縦システムを導入。また、同機は4発のジェット機となったことから、現有のP3C哨戒機に比べ巡航速度、飛行高度は1・3倍に向上、いち早く作戦海域に進出が可能となった。
同機は上空から海面に複数のソノブイを投下し、海中に潜んだ潜水艦を探知・追尾するが、その中枢を担う戦闘指揮システムには人工知能によるアシスト機能を搭載、若い隊員でもベテラン対潜員なみの高度な任務がこなせるようになった。
一方、CXは搭載量が現有のC130H輸送機に比べて2倍以上の30トンに増え、トラックなども自走で搭載・卸下できる。航続距離も1・5倍の6500キロに延伸し、日本から米アラスカ、ハワイ、インドネシア、インド、オーストラリアなどまで無給油で直行できるようになる。
川崎重工業ではCXを民間の輸送機に改造開発を行う意向で、関係省庁もその計画を後押ししている。
支援戦闘機F-2は、どうも致命的な欠陥があるとの話があり、迎撃任務がメインとなっているようです。
しかし、C-XとP-Xはひさしぶりに登場した国産大型機でもあり、今後が非常に楽しみではあります。さらにこれが民需にスピンオフされ、日本航空業界の活性化の歴史的な第一歩となることを強く期待します。
また、C-Xの航続距離、ペイロードの増大やP-Xの巡航速度増加、哨戒能力の向上も大きく日本の安全保障環境の向上に寄与することでしょう。
日本がんばれ!と思ったらクリックをお願いいたします!2009/6/19 1:49
投稿者:藤刃研一
陸攻を兼ねた哨戒機マルチロールは戦闘機のものだけではない。久しぶりに喝采をおくりたいきもちです。
2007/7/20 3:02
投稿者:ジュリカン
Edooさん
>これはかっこいいですね!
ヘリ空母ですが、この選択はかなりイケてると思います。
日本海にワリャーグのような巨大空母は似合いません(笑)
FOXさん
>SH-60Kとの連携も楽しみですね。
そうなんですよ。前回のネトウヨさんのエントリーにもありましたが、
支那の兵器で最も注意しなければならないのは、やはり潜水艦です…。
近々起こる台湾侵攻には対潜水艦能力が戦局を左右する
重要な一つの鍵になると思います。
御存知かとは思いますが16DDHに搭載されるSH-60Kの目玉は
AGM-114Mヘルファイア2対艦ミサイルを装備可能なところです。
破壊力は50トン程度の小型艇を一発で撃沈でき、
フリゲイト等の小型艦艇の戦闘力を奪うのには十分な威力を持っているそうです。
こんなのが潜水艦に命中すれば1発で終わりです。
他にも1個護衛隊群のヘリコプター8機を運用可能、2機同時発着艦可能、4機の同時運用が可能らしいです。まさに潜水艦にとってはかなりの脅威な存在だと思います。
うつむくな日本です!
>これはかっこいいですね!
ヘリ空母ですが、この選択はかなりイケてると思います。
日本海にワリャーグのような巨大空母は似合いません(笑)
FOXさん
>SH-60Kとの連携も楽しみですね。
そうなんですよ。前回のネトウヨさんのエントリーにもありましたが、
支那の兵器で最も注意しなければならないのは、やはり潜水艦です…。
近々起こる台湾侵攻には対潜水艦能力が戦局を左右する
重要な一つの鍵になると思います。
御存知かとは思いますが16DDHに搭載されるSH-60Kの目玉は
AGM-114Mヘルファイア2対艦ミサイルを装備可能なところです。
破壊力は50トン程度の小型艇を一発で撃沈でき、
フリゲイト等の小型艦艇の戦闘力を奪うのには十分な威力を持っているそうです。
こんなのが潜水艦に命中すれば1発で終わりです。
他にも1個護衛隊群のヘリコプター8機を運用可能、2機同時発着艦可能、4機の同時運用が可能らしいです。まさに潜水艦にとってはかなりの脅威な存在だと思います。
うつむくな日本です!
2007/7/20 1:58
投稿者:FOX
おお〜!
16DDHですね。
最初は異常に巨大な艦橋構造物だったので心配していましたが。
すっきりした全通甲板になったので、とても楽しみにしています。
SH-60Kとの連携も楽しみですね。
16DDHですね。
最初は異常に巨大な艦橋構造物だったので心配していましたが。
すっきりした全通甲板になったので、とても楽しみにしています。
SH-60Kとの連携も楽しみですね。
2007/7/19 23:57
投稿者:Edoo
ジュリカンさん、これはかっこいいですね!とても頼もしくみえます。
2007/7/19 22:40
投稿者:ジュリカン
OK野朗さん
>日の丸空母を作ってほしいですね。
只今、作っております!!!
16DDH(ひとろくディーディーエイチ)
http://www.geocities.jp/dumbo_seal/dumbosseal_002.htm
http://www.asagumo-news.com/news/200612/061214/06121412.html
http://military.gozaru.jp/others/16ddh.htm
支那潜水艦へのハンター・キラー(対潜掃討)として
PXと合わせて大活躍する事でしょう。
防衛のほうも、やっとまともになってきました。
>日の丸空母を作ってほしいですね。
只今、作っております!!!
16DDH(ひとろくディーディーエイチ)
http://www.geocities.jp/dumbo_seal/dumbosseal_002.htm
http://www.asagumo-news.com/news/200612/061214/06121412.html
http://military.gozaru.jp/others/16ddh.htm
支那潜水艦へのハンター・キラー(対潜掃討)として
PXと合わせて大活躍する事でしょう。
防衛のほうも、やっとまともになってきました。
2007/7/19 13:32
投稿者:OK野朗
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