2007/8/19
中露の大規模合同演習 軍事情勢
中露の大規模合同演習がはじまりました。
「平和の使命2007」です。
まずは産経新聞より転電です。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070809/wld070809003.htm
上海協力機構の初の合同軍事演習始まる
【モスクワ=遠藤良介】国営ロシア通信などによると、中国とロシアを中心とした上海協力機構(SCO)の枠組みによる初の合同軍事演習「平和の使命2007」が9日、ロシア中部ウラル地方のチェリャビンスク州で始まった。中国新疆ウイグル自治区でのSCO参謀総長会議で演習開始が宣言された。演習には中国から約1700人、ロシアから2000人の部隊が参加。9日間の日程で、爆撃機や攻撃ヘリ、装甲車による「対テロ」を名目とした演習を行う。
(2007/08/09 21:27)
前回は師団クラスが大規模上陸演習を実施し、台湾に対する示威そのものでしたが。今回は比較的規模を縮小し、全体で6000名程度となりました。
しかし、この演習は非常に重要な意味をもっています。

この写真でわかるとおり、戦車砲をそなえた六輪の装甲車の鉄道輸送が実施されています。今回は、鉄道、空路、陸空軍の輸送によって、最大で10000kmを戦略機動しています。
特殊部隊も参加していますが、どちらかというと中国やロシア各地の部隊の迅速な機動と集中の演習が主要な項目のようにみえます。
(参考・中国情報局)
http://www.pekinshuho.com/gjpl/txt/2007-08/01/content_71089.htm
反テロを目的にした合同軍事演習「平和の使命―2007」の中国側演習指導部指揮グループの魯伝鋼組長は、このほど記者の取材に応じ、中国の参加部隊は4つの面でその能力が試される、との考えを示した。
先ず、遠距離の機動能力だ。予行演習と実戦はロシアで行われるため、鉄道や空軍の航空部隊、陸軍のヘリコプター部隊、空路の4つの手段で兵力を輸送することになる。
魯組長によると、これほど大規模かつ多編成で、長距離にわたって部隊を輸送するのは今回が初めて。鉄道輸送は片道1万300キロ、空路は約2700キロ。部隊が計画通り安全、かつ順調に予定の場所に着けるかどうかが、演習全体の成敗を握ると話した。
さらに北京週報によると、他国を標的にしたものではないといいつつも、分離主義などを批判しており、これはチベットなど各地をはじめ、台湾などについては標的としていると認めたも同然です。そして、どこまでが中国にとっての「分離主義」なのかは中国が恣意的に決定するという不気味さをもっています。すなわち、中国が自国領と主張している尖閣諸島も十分標的になりうるということです。
http://www.pekinshuho.com/gjpl/txt/2007-07/26/content_70412.htm
演習は他国を標的にしたものではなく、加盟国以外のその他の国々の国益に関わることはない。加盟国が新たな脅威と挑戦に共同で対処し、地域の安全と安定を守り、共同発展・繁栄を促進する意志、テロリズム、分離主義、過激主義の「3つの勢力」に共同で打撃を加える断固たる決意と行動力を示すことが目的だ。

また、新鋭機もいくつか登場しています。
西側の技術の影響をうけたという、戦闘爆撃機殲轟7なども登場しています。これはJ-XXとして詳細が不明だった機種と思われますが、イスラエルなどからは合法的に、日本や米からは諜報、あるいは確信犯的なそれぞれの国の国賊によって提供された技術が流用されていると考えられます。

・飛行するJ-7
(参考)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0815&f=politics_0815_002.shtml
特に日本の中にはのんきに自衛隊がなんとかしてくれる、あるいは日本は世界第三の軍事大国だからなどと嘘を信じている人が非常に多いです。
たしかに自衛隊は精鋭ですし、近代的な武装集団です。
しかし、憲法上の制約を盾に自衛隊をひたすらおとしめる勢力が日本に存在し、反撃のための攻撃能力も限定され、対人地雷も奪われ、ROEも策定できず、長射程の対地ミサイルももてない。
海兵隊も持てず、離島に対しては中国軍が水陸両用戦車まで投入できるのに対し、こちらは非装甲で立ち向かうしかないのが現状です。
これでは圧倒的な火力網をたたきつけてくる米軍陣地に、銃剣で突入せよと命じた大本営と何らかわりません。あの戦争の真の反省点が何ら現代の政治にいかされていない。
中国軍はすでに情報の独立化を推進しつつあり、自衛隊をはるかに上回る大規模な揚陸能力を手に入れました。核や弾道ミサイルももち、戦車、装甲車、歩兵戦闘車なども急速に整いつつあります。
揚陸能力も、台湾をすでに圧倒しつつあるといわれ、空軍も相当な近代化が推進されており、20年後には日本どころか米国とも比肩しうる軍事大国化する恐れがあります。すでに現状、核を考慮にいれていうならば、日本は中国に単独では全く対抗できません。
米国が防衛ラインをグアムまでさげ、在日米軍が撤退したら日本は終わりです。
そこまで見越すならば、最低限、日本には数は少なくとも近代的で攻撃力が高い軍隊が必要です。絶対的に必要です。対人地雷も復活させるべきですし、クラスター爆弾を廃棄するなどというくだらぬセンチメンタリズムにひたる余裕はないのです。
そうしなければ、バランスが著しく崩れ、ほんとうに戦争になるでしょう。平和な日本が好きならば、抑止力を高めるしかないのです。
・和平使命2007・大規模演習実写
・長距離機動の様子
・全般的な説明
日本に抑止力を!と思ったらクリックをお願いいたします!
「平和の使命2007」です。
まずは産経新聞より転電です。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070809/wld070809003.htm
上海協力機構の初の合同軍事演習始まる
【モスクワ=遠藤良介】国営ロシア通信などによると、中国とロシアを中心とした上海協力機構(SCO)の枠組みによる初の合同軍事演習「平和の使命2007」が9日、ロシア中部ウラル地方のチェリャビンスク州で始まった。中国新疆ウイグル自治区でのSCO参謀総長会議で演習開始が宣言された。演習には中国から約1700人、ロシアから2000人の部隊が参加。9日間の日程で、爆撃機や攻撃ヘリ、装甲車による「対テロ」を名目とした演習を行う。
(2007/08/09 21:27)
前回は師団クラスが大規模上陸演習を実施し、台湾に対する示威そのものでしたが。今回は比較的規模を縮小し、全体で6000名程度となりました。
しかし、この演習は非常に重要な意味をもっています。

この写真でわかるとおり、戦車砲をそなえた六輪の装甲車の鉄道輸送が実施されています。今回は、鉄道、空路、陸空軍の輸送によって、最大で10000kmを戦略機動しています。
特殊部隊も参加していますが、どちらかというと中国やロシア各地の部隊の迅速な機動と集中の演習が主要な項目のようにみえます。
(参考・中国情報局)
http://www.pekinshuho.com/gjpl/txt/2007-08/01/content_71089.htm
反テロを目的にした合同軍事演習「平和の使命―2007」の中国側演習指導部指揮グループの魯伝鋼組長は、このほど記者の取材に応じ、中国の参加部隊は4つの面でその能力が試される、との考えを示した。
先ず、遠距離の機動能力だ。予行演習と実戦はロシアで行われるため、鉄道や空軍の航空部隊、陸軍のヘリコプター部隊、空路の4つの手段で兵力を輸送することになる。
魯組長によると、これほど大規模かつ多編成で、長距離にわたって部隊を輸送するのは今回が初めて。鉄道輸送は片道1万300キロ、空路は約2700キロ。部隊が計画通り安全、かつ順調に予定の場所に着けるかどうかが、演習全体の成敗を握ると話した。
さらに北京週報によると、他国を標的にしたものではないといいつつも、分離主義などを批判しており、これはチベットなど各地をはじめ、台湾などについては標的としていると認めたも同然です。そして、どこまでが中国にとっての「分離主義」なのかは中国が恣意的に決定するという不気味さをもっています。すなわち、中国が自国領と主張している尖閣諸島も十分標的になりうるということです。
http://www.pekinshuho.com/gjpl/txt/2007-07/26/content_70412.htm
演習は他国を標的にしたものではなく、加盟国以外のその他の国々の国益に関わることはない。加盟国が新たな脅威と挑戦に共同で対処し、地域の安全と安定を守り、共同発展・繁栄を促進する意志、テロリズム、分離主義、過激主義の「3つの勢力」に共同で打撃を加える断固たる決意と行動力を示すことが目的だ。

また、新鋭機もいくつか登場しています。
西側の技術の影響をうけたという、戦闘爆撃機殲轟7なども登場しています。これはJ-XXとして詳細が不明だった機種と思われますが、イスラエルなどからは合法的に、日本や米からは諜報、あるいは確信犯的なそれぞれの国の国賊によって提供された技術が流用されていると考えられます。

・飛行するJ-7
(参考)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0815&f=politics_0815_002.shtml
特に日本の中にはのんきに自衛隊がなんとかしてくれる、あるいは日本は世界第三の軍事大国だからなどと嘘を信じている人が非常に多いです。
たしかに自衛隊は精鋭ですし、近代的な武装集団です。
しかし、憲法上の制約を盾に自衛隊をひたすらおとしめる勢力が日本に存在し、反撃のための攻撃能力も限定され、対人地雷も奪われ、ROEも策定できず、長射程の対地ミサイルももてない。
海兵隊も持てず、離島に対しては中国軍が水陸両用戦車まで投入できるのに対し、こちらは非装甲で立ち向かうしかないのが現状です。
これでは圧倒的な火力網をたたきつけてくる米軍陣地に、銃剣で突入せよと命じた大本営と何らかわりません。あの戦争の真の反省点が何ら現代の政治にいかされていない。
中国軍はすでに情報の独立化を推進しつつあり、自衛隊をはるかに上回る大規模な揚陸能力を手に入れました。核や弾道ミサイルももち、戦車、装甲車、歩兵戦闘車なども急速に整いつつあります。
揚陸能力も、台湾をすでに圧倒しつつあるといわれ、空軍も相当な近代化が推進されており、20年後には日本どころか米国とも比肩しうる軍事大国化する恐れがあります。すでに現状、核を考慮にいれていうならば、日本は中国に単独では全く対抗できません。
米国が防衛ラインをグアムまでさげ、在日米軍が撤退したら日本は終わりです。
そこまで見越すならば、最低限、日本には数は少なくとも近代的で攻撃力が高い軍隊が必要です。絶対的に必要です。対人地雷も復活させるべきですし、クラスター爆弾を廃棄するなどというくだらぬセンチメンタリズムにひたる余裕はないのです。
そうしなければ、バランスが著しく崩れ、ほんとうに戦争になるでしょう。平和な日本が好きならば、抑止力を高めるしかないのです。
・和平使命2007・大規模演習実写
・長距離機動の様子
・全般的な説明
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