ちょっと変わったニュースが流れていました。
伊賀忍者が少林拳で有名な少林寺を道場破りしたというのです。
産経新聞より転電です。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070904/chn070904334.htm
伊賀忍者が少林寺を道場破り? 少林寺側は公式に否定
【北京=川越一】中国国内のウェブサイト上に8月下旬、「少林寺が日本の伊賀忍者に敗れた」との情報が流れ、少林寺側が公式に否定する騒動が起きている。情報自体は作り話のようだが、釈明の中で、少林寺が“道場破り”を受ける際の手続きが明らかになった。
河南商報などによると、事の次第は以下の通りだ。
8月11日、伊賀忍者の末裔(まつえい)、山本義清が少林寺住職に挑戦状を渡した。25日午前3時、少林武僧団隊長の釈延と戦い、山本が勝った。30年以上、秋明山で修行した山本は、下山後、映画「少林寺」を見て挑戦を心に誓い、再び5年間山にこもり、独自の拳法を編み出した−。
商業活動が目立つ少林寺に対する反発が広がる中、サイトには25日夕からの約3日間で4万4308件のアクセスがあった。「少林寺の名声を失い、国体を失った」などの非難に対し、少林寺は30日、法律顧問名で声明を出し、情報の投稿者に謝罪を求めた。
武僧団隊長と一字違いの釈延裕・少林寺監院は挑戦を受諾するには、宗教、文化、体育、外交の関係官庁の許可を得る必要があると説明。手続きには最低1〜2カ月を要するといい、「8月11日に挑戦状を受け取り、25日に戦うことは(手続き上)不可能である」としている。
(2007/09/04 22:25)
少林寺とは、日本のいわゆる少林寺拳法とは全く異なる中国の武術です。
その少林寺が、日本の忍者に敗れたとするニュースが広まったのは、なかなか面白いデマだと思います。
特定の団体などに対する反感が固まり、架空のヒーローにやっつけられる物語が生成される、というのはよくみられる現象ではあります。
特に最近は各地で、武装警察と住民が数千名単位で激突するなどの騒擾が続いており、さらに迫害されている少数民族の反撃もある。
一般的な中国人は、実際には共産党に対する不満をかなり溜めている向きもあるかと思います。
しかし、その不満が結実した先が中国人の武術家ではなく、日本の忍者というのがなかなか興味深いと思います。
最近はすさむニュースが多い中、少し変わった珍情報ということで、お伝えさせていただきました。
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