2007/7/21
出産記その3 5月10日
分娩室に入り、さぁ後は産むだけだ!と思ったら、
看護士さんに「あとちょっっとで全開なのよね。もう少しここでがんばってね。」と言われる。
順調にいって、2時間後くらいに産まれるらしい。まだそんなにかかるんだ。。
母は、朝のうちに一度家に帰る用事があったので、Suamiに状況を話し、
一度母を家に送っていってもらう。「まだ長いから、のんびりしててー。」なんて伝言しながら。
しかし、しかし、その後、分娩室に独りきりになったとたん、強い陣痛が!
誰も腰をさすってくれる人は居ない・・。自分でガシガシさすりながら、呼吸法に専念する。
もう「ひっひっふー」が、「ひひふ、ひひふ、ひひふ・・」(高速で)になり、
そのうち、「い・・、い・・、う・・、、」になってしまった(苦笑)。
なんとか痛みを逃すけど、すぐに次の波がやってくる。もういきみたくてガマンできない。
そのうちSuamiが戻ってきて、また腰をさすってもらって耐える。けど、痛くてうめき声が出てくる。
そうこうしているうちに、「おー、だいぶ苦労してるね!」と先生がやってきた。
内診して、「全開なんだけど、赤ちゃんが、あとちょっっと下がらないね。
浣腸してみようか。」と言ってきた。
「え?この段階で・・、浣腸??」私も看護士さんも目を合わせてびっくり!
先生「ちょっと残ってる便がじゃましてるかもしれないから。いきまないで出してきて♪」
いきまないで出してきて、、って言われても・・。看護士さんも同じように思ったらしく、
「Cucuさん、軽くで良いですから、軽くで!がんばってください。」と言われる。
これは、、かなり辛かった。だってもういきみたいんだもん。痛みも倍増だし。
でも、赤ちゃんが出てきちゃったらコワイから、チカラもいれられないし、
もう、どうしろと?って感じ。(今考えると、そんなに簡単に赤ちゃんは出てくれないんだから、
逆にいきんどけば良かったんだけど。)
その後、再度分娩台へ。助産士さんが来ていて、「さぁがんばりましょー!」と用意を始める。
準備も整い、「陣痛にあわせていきんでね!」と言われたのだけど、
あれ・・??陣痛が、、来ない・・。なんで?さっきまでの痛みはどこへ???
とりあえず、なんとなくお腹が張ってきたらいきむけど、陣痛が弱すぎる。
それでも、何度かがんばっていきむ。
助産士さんが、「ここ!ここに向かっていきんで!」と出口を引っ張る。(痛い!!)
自分の精一杯のチカラを込めるけど、ダメ。全然足りてないのが、自分でもわかる。
Suamiが、「痛い?痛い?」と言っている。
私「痛いけど、それが辛いんじゃなくて・・、、(後は言葉にならず)」
そう。痛いのが辛いんじゃなくて、もっとチカラを出せない自分が情けないし、
どうしたらいいのかわからないって感じだった。
何度かやっているうちに、「頭3cmくらい見えてきたよ!」と助産士さんの声が。
だけど、その後がどうしても進まず、引っ込んでしまうらしい。
お腹が張ってきて、いきむ。
助産士さん、看護士さん、Suamiが、「がんばれー!がんばれー!」と言っている。
でも、、ダメ。休みに入ると、一生懸命汗をぬぐってくれるSuami。
SuamiはSuamiで、不安ながらがんばったよね。
そんなこんなのうちに、長引くお産に、先生が呼ばれる。
先生が、助産士さんよりずっと強いチカラで出口を引っ張り開け、2度ほどいきんでみるけど、
やっぱり状況は変わらない・・。私も全然チカラが入らない・・。
助「どうも引っ込んじゃうの。でも赤ちゃんの心音は元気なのよねぇ、不思議だわ。」
先「う〜ん、こりゃ無理かな。吸引だな!」
先生の声で吸引の準備がされる。
自然分娩を望んでた私だけど、もうこの時点では、
自分のチカラではどうしようもないって感じてたので、
特に嫌ともなんとも思わなくて、「吸引かぁ〜。」なんてボーっとしてた。
そこへ、ウィ〜ンと掃除機みたいな音がして、出口へ吸引の器具が入ってきた。その瞬間・・
「いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!!!」ものすごい叫びをあげた私(恥)。
痛いっていうか、なんだか、なんだろ?もう説明できない。急激に引っ張られる感じ。
そして、何かが出したくて出したくてって感じ。
多分、ちゃんとした出産だと、自然にこれが来るんだろうね。
でも、突然起きたこの状況に、私は一瞬でパニック。
続けて、「た、す、け、て〜、、」と叫んでしまってた。
Suamiはこの時、私がどうにかなっちゃうんじゃないかって、その方が怖かったらしい。
先「おーちーつーけー!もう頭出たよー。」(これは、本当かどうかちょっと不明。気休めかも。)
助、看「足、ダメ!足閉じないで!開いて!」
私「ひ、ら、け、、ない〜」(ホントに、身体が硬直しちゃって、開けなかったのです。)
先「チカラ抜け〜。」
助、看「ほら、チカラ抜いて〜!ふ〜、ふ〜。」
私「ふ〜・・、ふ〜・・。」なんとかチカラが抜けてきて、プルプルしながら足を開く。
先生が私の横にきて、お腹に手を置いて、「さあいこう!いち〜、にい〜・・」とうながす。
先生の言葉に合わせて深呼吸し、皆「せえのっ!!」
先生がお腹を力いっぱい押すと同時に、最後のいきみ。
握ってくれているSuamiの手を、ものすごいチカラを込めて握り返す。
「うううーーーーんっっ!!!」
スポン!(って感じ)「おぎゃぁぁぁ!!!」
先、助、看「は〜い、出た〜♪あっはっはっはっ、こりゃでっかいわ!」
私「はぁ〜、、はぁ〜、はぁ〜・・」(もう言葉出ない。)
Suami「がんばったね!がんばったね!がんばったね!」
すぐに胸元まで赤ちゃんを連れてきてくれて見せてくれたけど、
もうぐったりで、何がなんだかわからない。一瞬で赤ちゃんが連れていかれる。
本当は、カンガルーケアとか、へその緒カットとか、胎盤を見せてもらうとか、
色々やりたいことがあったのに、すっかり頭から抜けてた。Suamiもそうだったらしい(笑)。
体重、なんと3700g。「こりゃ〜出ないわなぁ!」と先生。
その後、後処置が行われたけど、なんだか一瞬で出てきて、産んだ実感がない。
先生に、「安産でしたか?」と訊くと、
「う〜ん、これは安産とは言えないね。難産手前かな。」と言われた。
ここから先は、なんだかあんまり良く覚えてません。
まあこんな感じで、9時38分、こチャンはがんばって出てきてくれました。
色々あったけど、こチャンはとっても元気でした♪
後からわかったことですが、こチャンと私を繋いでいたへその緒が、
通常よりスゴク短かったそうです。
どうやら、それであとちょっとが下りてこられなかったみたい。
その上、大きい赤ちゃんで、子宮が伸びきって、陣痛も弱くなっていたらしいです。
吸引に抵抗のある方もいるだろうし、自然分娩推奨の今、
あまり良い方法とは言えないようですが、
あのままズルズル長引いたり、あげく帝王切開とかにならず産むことができたのは、
すばやい判断を下してくれた、先生はじめみなさんのおかげだと、
今でも本当に感謝しています。
産むのは母親自身って言うけど、私の出産は、独りでは全然できなかった出産でした。
「産んだ!」っていうより、「産ませていただいた!」って感じ。
本当に、感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
そうそう、途中で家に戻った母。用事を済ませ、早く病院に戻ろうと思っていた矢先、
Suamiからの電話で、「もう産まれたよ。」と言われ、
「えーーー!?」とビックリだったらしいです。まあ、そんなもんですよね(笑)。
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:Cucu
rutomeちゃん。
ほんと、なんか笑えるでしょ(笑)。
とにかく、自分ってこんなにダメダメだとは、、って、
しばらく情けなくてしょうがなかったよ・・。
でも、元気に産まれてくれて、本当によかったよ♪
wakaちゃん。
そう!出るときは、何?何が起きたの??って感じで、
本当にパニックになった私です・・(苦笑)。
吸引ね、先生の腕が良かったのか、頭は伸びなかったんだよ!
結構良いカタチで、言わないと吸引したってわからないくらい♪
生ちゃんは、自分で一生懸命出やすいカタチ作って出てきたんだね(^-^)。
ホント、ママ友よろしくお願いします。
この暑さが落ち着いたら、また遊びに行かせてね♪
投稿者:wakako
そうそう!出口?頭出るときが一番痛いよね!!
それまでと違って焼け付くような痛みじゃなかった??
「むりむりむり!絶対物理的に無理!」って思ったもん。
吸引はして良かったよ。
確かあそこで時間かかるのが一番危険なんだよね。赤ちゃんが苦しくて。
ただ吸引は頭が伸びるときいた。治るけどね!
伸びちゃったろうか・・。気になる。
うちは吸引しなかったけど何故かとんがりヘッドでした。w
お疲れ様でした!
これからはママ友でもあるね!
いろんな事あるけどお互い頑張ろうね〜。
そして今度会えるのを楽しみにしてます!