2017/11/11

再処理工場完成見通し延期通算24回目、「もんじゅ」に続けて即刻廃止せよ  ]Xフクシマ原発震災
 ◆ 再処理工場 (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(ルポライター)

 沖縄・辺野古の海に大量の砕石が投げ込まれるニュースをみた。この国は野蛮だと思う。県知事や県議会、市長、さらにほとんどの県民が反対しても、安倍政権は基地建設をやめようとしない。
 かたや本州北端の青森県六ケ所村。建設中の使用済み核燃料再処理工場は計画発表から33年たっても、試運転さえ成功していない。それでもまだやめるといわない。

 2万人の兵士を無謀な作戦の犠牲にしたインド攻略のインパール作戦戦艦大和の沖縄への勝算なき出航。無責任、メンツだけ重んじて、人命など一顧だにしない日本帝国軍隊の粗暴な体質が、そのまま遺されている不安感がある。


 「日本原燃に再処理事業をやらせていいのかということじゃないか」と原子力規制庁の片岡洋・新基準適合性審査チーム長代理にいわしめたほど、事業主の日本原燃の管理はいいかげんで、「本当に約束したことを守れる組織であるかどうか、それがもう一つの課題」と原燃の副事業部長がいうほどだ(9月の審査会合議事録)。

 完成予定は23回も延期され、建設費は当初見積もりの4倍の2兆9000億円。長大な配管の腐食が激しい。
 原子力推進庁と揶揄されている規制庁でさえ匙(さじ)を投げたようで、もしも稼働したら、廃止費用をふくめてあと14兆円かかる
 「もんじゅ」に続けて、即刻廃止せよ
 『東京新聞』(2017年11月7日【本音のコラム】)


 ◆ <再処理工場>完成延期見通し、通算24回目に
   「地域の信頼失う」と地元非難
(河北新報)


 青森県の大間町など原子力関連施設立地4市町村長は6日、むつ市で懇談会を開き、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の完成が通算24回目の延期見通しとなっていることについて「地域の信頼を失い、事業が成り立たなくなる」とする見解で一致した。
 むつ市の宮下宗一郎市長は「延期は地域の期待を大きく裏切る。当たり前のように繰り返し、誰も責任を取っていないことが問題の根源だ」と非難した。
 懇談会は、年初に行う国への要望活動を前に情報共有のため開催。東通村など4市町村の各商工会から地域の経済状況を聞き取ったほか、各原子力関連事業者から現状説明を受けた。
 原燃は2018年度上期の工場完成を掲げるが、相次ぐ保安規定違反などで絶望的となっている。
 『河北新報』(2017年11月7日)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171107_23034.html


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