2018/6/10

職場ではお互いに支え合わなければならないが、全員がギリギリの状態だとそれも難しい  X日の丸・君が代関連ニュース
  =シリーズ「いま学校現場では」=
 ◆ 忙しすぎて"吐きそうな"私たちの毎日 (予防訴訟をひきつぐ会通信)


 先日、こんなメールが私のもとに届いた。「土曜日は土曜授業や出張が入り、日曜日は家で洗濯機を回しながら、いつも授業プリントの作成等の授業準備やらなにやらしています。この5月6月、ホントに過密スケジュールで吐きそうなので、作成お願いいたします。」都高教大会修正案検討会の連絡への返信である。
 本当はこの通信では、今私の職場で問題になっている「都立高校版スマートスクール構想」なるものについて報告するつもりだったのだが、このメールを見て以来、忙しすぎて”吐きそう”という言葉が頭から離れなくなった。

 40代の友人の目下の心配事は「定年延長」だ。
 「今でも疲れ切っていて60歳まで働く自信がないというのに、定年が延長されたりしたらどうしよう」と彼女は言っていた。


 職場の同僚は、「今年は教科の主任でもないし、運動部の顧問でもないので楽になったはずなのに全然その実感がない」とぼやいていた。
 私もなぜだかよくわからないが、とにかく毎日忙しく疲れる
 休日はたまった家事と授業の準備、部活などで終わる。休日にのんびりできたことが最近あまりない。仕事は確実に増えている。

 毎時間の出欠をタイムスの成績管理システムに入力すること(単位制の学校で選択科目が多いので)、部活の外部指導員(今年から入った新しい制度)の書類を作ること、出張をタイムスの旅費管理システムに入力すること、夏合宿のための様々な書類作成などの準備、一つ一つは大したことなくても、積み重なると重い負担となってのしかかってくる。

 おまけに副校長は「毎日メールをチェックしてください。」「組織端末も時々見てください。大事な連絡が入っているので。」などと要求してくる。
 「そんな暇なーいっ!」と叫びたい。

 今教員の仕事は、体も心も丈夫で健康な人しか務まらなくなってきている。
 うっかりミスなども決して許されないので、勤務中はとにかくすごく緊張している。
 病気で休職する人も多い。
 休職などの期間によっては講師が取れないこともある。講師が取れなければ他の教員がその分をかぶることになる。
 問題を抱えた教員がいた場合もその教員の仕事を他の人がやらなければならない。
 職場ではお互いに支え合わなければならないが、全員がギリギリの状態だと、それも難しい。

 昨年秋から退勤打刻が始まったが、在校時間を把握しているだけで長時間勤務についての何の解決策もいまだ示されていない
 この状況を手っ取り早く改善する方法は、教員定数を増やすことだ。
 しかし、都教委にはそんなっもりはさらさらないようだ。こうして私たちの”吐きそうな”毎日は続いていく。(川村)

『いまこそ(予防訴訟をひきつぐ会通信) No.16』(2018年5月29日)


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