「板橋高校『君が代』刑事弾圧裁判」最高裁勝利に向けて
☆★☆ 君が代強制に刑事罰!!不当判決抗議集会 ☆★☆
7月4日(金)18:00〜 グリーンホール701
(東上線大山駅、三田線板橋区役所前駅)
★鎌田慧さんのお話し、★弁護団の解説、☆「判決文全文」を資料として配付!

「暑寒別連峰」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
◎ 板橋高校卒業式刑事弾圧事件:
捏造と悪意の高裁政治判決を糾弾する
大会に参加された都高教組合員のみなさん。私たちは、都教委の道理のない厳しい攻撃の中でも、仲間と連帯し職場を基礎にがんばっているみなさんに、敬意と連帯の意を表明します。
あの
「10,23通達」後の最初の卒業式。厳しい状況が続く中でも、職場の必死の攻防で尚、学校独自の判断が可能であったものから完全に強制に変質したのが、2004年3月の卒業式でした。多くの職場で
「教育の自由」と「自らの良心」をかけた取り組みが行われ、そのたたかいは確実に継続されています。
その3月の板橋高校卒業式に来賓として参加した藤田さんが、でっちあげで起訴され、地裁では、検察求刑懲役8月に対して、罰金20万円の不当判決をうけました。そしてこの5月29日、東京高裁は藤田さんの控訴を棄却したのです。
高裁判決は地裁に比して、はるかに後退し、最高裁ピアノ判決や立川反戦ビラ判決を踏襲して、「10,23通達」と「職務命令」を合憲とし、「校長の権利(?)を侵害する」が故に表現の自由は認められない、との憲法理念を全く蹂躙する権力擁護・都教委追随の判断をしたのです。
私たちは、不当な判決を糾弾します。藤田さんと弁護団は、即日最高裁に上告しました。
「制止を振り切りビラ配布を続けて混乱させたので法的措置をとる」との、あの土屋都議と謀議した横山教育長の都議会答弁(3月16日)から、刑事罰が画策されたのです。高裁は、「田中教頭の制止」があったことを延々45分に渡って述べたのですが、
田中教頭は同時刻に「校長室」と「体育館」にいたというありえない内容になっているのです。この一事だけでも検察一高裁が事実を捏造していることは明白です。
藤田さんは、都立高校への「日の丸・君が代強制と10,23通達の問題点」を書いた週刊誌のコピーを配布し、「できましたら、着席おねがいます」と保護者に呼びかけただけなのです。校長の対応や土屋都議の恫喝怒号に対して、
板橋高校卒業生9割が自主的に着席したことに驚き、権威を失墜した横山と土屋が「権威回復」を謀った邪悪な意図が事件を握造し、その「日の丸・君が代」強制の政治的意図が司法をも規定しているのです。
判決は又、
「教職員、保護者等の起立を求めた」校長の権利(?)を妨害したと述べながら、「保護者への起立強制」に対して思想・良心の自由を防衛しようとした藤田さんの呼びかけを、
「保護者は起立強制対象ではない」から防衛行為にはあたらない、と弁護側の主張を斥けたのです。このような論理破綻と条理に背く判決を決して許すことはできません。
結集されたみなさん、ほんの数年前に教育現場を去った私たちの想像を絶する事態に今現場があることに、驚きと怒りと悔しさを感じます。この裁判が都教委へのたたかいであることを肝に銘じて、現場のみなさんと可能な限りの連帯を形成したいと思っています。
今日の大会が実りある成果をあげることを願い、ともにがんばりましょう。(福井祥)