今、教育が民主主義が危ない!!
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2008/7/19
「連載:「国旗」をデザインしてみたら(2)」
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☆ 「国旗」をデザインしてみたら(2)
遠藤 勝
一年前,この学校に異動した。新卒以来5校目の学校となった。
この学校で一年間を過ごす中,これまで経験したことのない新たな体験の数々・・・3年間にわたる都教委の研究指定校で,発表会を実施する年度にあたっていたこと。自分以外,東京教組の組合員のいないたった一人の分会であったこと。そして「日の丸・君が代」に関しては驚きの連続だった。
卒業式当日には,体育館ステージ正面に大きな大きな「日の丸」が掲揚されたばかりか,正門に2枚,掲揚ポールに1枚,合計4枚もの「日の丸」が掲げられたこと。
職員会議では「日の丸」あり「君が代」ありの率業式の提案が,なんとたった5分で終了。体育館にはりだされた式次第には「君が代」とか「君が代斉唱」ではなく堂々と「国歌斉唱」と記載されていた。
さらに驚いたことは,教職員組合に属する人が「国旗」「国歌」と何のためらいもなく言う姿があった。まだ「国旗・国歌法」が制定される前のこととは,とても思えない状況にただただ驚くことばかりだった。
そんな卒業式が終わり春休みになって,たまたま学校へ行ったとき,卒業式の前日に一人の5年生の女の子の母親から,担任宛に一通の手紙が届いていたことを知った。
「わが子は『日の丸』に対する礼と『君が代』の斉唱をしない。そのときに着席する。そしてそれらを強制しないでほしい」という内容だった,と聞いた。
この子が6年生となり,卒業生となる今年度。先月の卒業式でたった一人,静かに座ったこの女の子。その子の存在に気づかずに,放送担当として体育館の2階の放送室にこもり,ぼんやり卒業式を送つてぃた自分の情けなさ。
自分にできることはないものかと思いをめぐらせていた。自分の足元でのことを,どのように考え,行動したらよいのかと思いをめぐらせていた。
そんな折りの「国旗・国歌」法制化論議。「日の丸・君が代」に関する報道が新聞やTVで急激に・┐拭」『資料は豊富にある。しかし,もしかしたらこの機会を逃してはもうできないかも?』との思いがよぎった。
そして年度がかわって1999年4月。6年生最初の図工の授業。子どもたちを前にして「国旗をデザインしよう」と。過去,現在を踏まえ未来を考えて「国旗」を法律で決めるとすれば,はたしてどんな「国旗」がふさわしいのか。それを自分自身に問うと同時に,子どもたちになげかけた。
(続)
『ほっととーく 63』より
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
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