今、教育が民主主義が危ない!!
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2009/11/22
◇ ピンハネ まだまし!?
関根秀一郎(派遣ユニオン書記長)
大学も卒業せず、ちゃんとした就職活動もしなかった私でも、二十年前は何とか就職することができた。
その頃の大卒初任給は約16万円。今の大卒初任給は約20万円だから、わずかながらも上がっている。ところが、学生やフリーターのアルバイト賃金は逆に下がっているのだ。
私は、大学を辞めて就職するまでの数ヶ月間、日雇いのアルバイトで生活していた。その頃の引っ越しや倉庫内作業の日給は8千円から1万円程度。きつい肉体労働の対価としては決して高くないと思ったけれども何とか生活はできた。
ところが、今の学生やフリーターのアルバイトは日雇い派遣に取って代わられ、日給は6,500円から7,500円程度。これが交通費込みの金額だというのだから安過ぎる。
日雇い派遣に代わられたのはアルバイトだけじゃない。社員、契約社員がしていた仕事も日雇い派遣に侵食され、不安定雇用、低賃金が広がった。
一九八五年に派遣法ができるまで、派遣事業は全面的に禁止されていた。手配師によるピンハネを防ぐためだ。
賃金の一割をはねるから「ピンハネ」。いまや派遣会社に3〜4割のマージンを抜かれているのだから、「サンハネ」「ヨンハネ」と呼んだ方がいいのかもしれない。
手配師の方がましだったなんて、なんとも情けない時代が来たものだ。
『東京新聞』(2009年11月13日【本音のコラム】)
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