今、教育が民主主義が危ない!!
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2010/3/8
「青山学院大学にてフォルホーフ教授の講演会」
Z有効資料
都立板橋高校卒業式事件にも関わりの深い、フォルホーフ教授の講演会。
★ 表現の自由:権利と責任
日本と国際社会における人権のスタンダードを考える
シンポジウム 3月16日(火) 18時30分〜 20時30分(18時開場)
青山学院大学(総研ビル11階19会議室)
2009年9月、国連人権理事会の作業部会*は、この部会が設置されてはじめて日本政府に対して国際人権法違反を警告しました。
対象となったのは、日本政府が実施する調査捕鯨において組織的に行われているクジラ肉の横領を告発したグリーンピース・ジャパン職員2名の逮捕・勾留。
作業部会から政府への意見書は、「市民には不正を追及する権利がある」と明言したうえで、日本の司法制度は国際人権(自由権)規約**が保障する表現の自由を侵害しているとし、日本政府に対し現在進行中のこの2名の裁判について国際的なスタンダードにかなった適切な取り扱いを求めています。
一方、国連人権理事会は2008年、葛飾ビラ配布事件について日本政府が表現の自由を侵しているとして懸念を表明し、自由権規約の19条が保障する表現の自由に対するあらゆる不合理な制限の撤廃を日本政府に勧告しています。
繰り返し国際機関からの指摘を受ける日本における表現の自由――。このことは、とりわけ近年の日本の刑事裁判で国際法の果たす役割に重大な疑問を投げかけています。
わが国における表現の自由の状況は、国際社会の基準と比べてどんな違いがあるのでしょうか。昨年に引き続き、ヨーロッパにおける表現の自由と知る権利に詳しいヘント大学のデレク・フォルホーフ教授をベルギーからお招きし、伊藤真弁護士、光前幸一弁護士、海渡雄一弁護士、および実際に厳しい現実に直面された当事者の方のお話をうかがいながら、「表現の自由:権利と責任」と題して日本と国際社会における人権基準を考えます。
* 「恣意的(しいてき)拘禁に関するワーキンググループ(作業部会)」
**日本は1979年に批准
● 講演者紹介 デレク・フォルホーフ (Prof. Dirk Voorhoof )教授
ヘント大学(ベルギー)の政治・社会学部および法学部教授。
欧州人権裁判所における判例理論、メディア法、著作権法、ジャーナリストとメディアの権利と責任、表現の自由を専門とする。
オックスフォード大学PCMLP/IMLA主催の国際メディア法模擬裁判大会で顧問委員会委員を務める傍ら、1992年以降、欧州評議会人権理事会で専門家として活躍し、ロシア、ウクライナ、グルジアなどでメディア法、人権、および表現の自由に関するプロジェクトに携わる。メディアの責任に関する著書多数。
● 伊藤 真 (いとう まこと) 氏
弁護士、法学館法律事務所所長。伊藤塾(法律資格の受験指導校)を主宰。
東京大学在学中に司法試験に合格。その後、真の法律家の育成をめざし、司法試験の受験指導にあたる。カリスマ講師として不動の地位を確立。また「憲法を知ってしまった者の責任」から、日本国憲法の理念を伝える伝道師として、講演・執筆活動を精力的に行う。夢は世界の幸せの総量を増やすこと。
日本を人権先進国、優しさ先進国、平和先進国にすること。また、多くの弁護士や著名人とともに、「一人一票実現国民会議」の発起人となり、日本に真の立憲民主主義を実現すべく活動している。
● 光前幸一 (こうぜん こういち) 氏
弁護士、東京弁護士会・公益通報者保護特別委員会委員長。
明治大学卒業後、1977年裁判官に任官、1991年から弁護士として労働事件、公害事件などを広く手がける。また、東京弁護士会で不正告発事件を中心に活動している。著書に『労働トラブル解決のための方法文例』などがある。
● 事例紹介
※ 葛飾ビラ配布事件
東京都葛飾区のマンションの戸別ドアポストに荒川庸生氏が日本共産党の議会報告とアンケート用紙等を配布していた際、居住者の通報により警察に逮捕され、住居侵入罪により勾留・起訴された事件。
2009年11月30日、最高裁判所は罰金5万円の有罪判決を言い渡しました。
この事件について国際人権(自由権)規約委員会は、2008年10月に「政府に対する批判的な内容のビラを私人の郵便受けに配布したことに対して、住居侵入罪もしくは国家公務員法に基づいて、政治活動家や公務員が逮捕され、起訴されたという報告に懸念を有する」旨の表明をし、日本政府に対して「表現の自由に対するあらゆる不合理な制限を撤廃すべきである」と勧告しています。
また、日本弁護士連合会も最高裁に対して、表現の自由の重要性に十分配慮し、国際的な基準を充足する判断を示すよう要望しています。
※ クジラ肉裁判
2008年5月15日、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンの星川と佐藤は東京地方検察庁に対し、調査捕鯨船団の乗組員らによって組織的に行われていたクジラ肉の横流しについて告発しました。
しかし約一ヵ月後の6月20日、東京地検はこの告発を不起訴とし、一方で東京地検に横流しの証拠として提出したクジラ肉を盗んだ容疑で警視庁と青森県警はグリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一と鈴木徹の2名を逮捕・起訴しました。
調査捕鯨実施の許可を出している水産庁は、クジラ肉横流しの事実について関係団体に内部調査を指示しましたが、提出された調査報告書は客観的証拠のない実質1ページのみの不十分なもので、クジラ肉横流しの疑惑は晴れないまま現在にいたっています。
佐藤と鈴木の裁判は、青森地方裁判所で2010年2月15日から始まり、3月8日〜11日に弁護側の証人尋問が予定されています。
● インフォメーション
■ 開催日時:2010年3月16日(火)
18時30分〜 20時30分(18時開場)
■場所:青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル11階19会議室
(青山通り沿いの正門を入ってすぐ右手の建物。東京都渋谷区渋谷4−4−25)
■ アクセス:JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」
宮益坂方面の出口より徒歩約10分
地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5分
■ 主催:青山学院大学人権研究会 (03−3409−8695)
■ 入場料:無料
*申し込みは必要ありません。 *英語 ⇔日本語の通訳あり
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