天使たちは、今日も
ひたすらに、見つめている
笑っている子どもの顔
泣いている子どもの顔
怒っている子どもの顔
怯えている子どもの顔を
天使たちは、今宵も
ひたすらに、祈っている
「この子も、この子も
やすらかに眠ることができるように」と
天使たちは、今日も
ひたすらに、歌っている
飼葉桶に眠る、あの幼な子を
子どもたちのそばに来て
子どもたちの友となり
子どもたちを助けるために
子どもの姿になられた神を
天使たちは、今宵も
祈りの歌を、ささげ続ける
「飼葉桶に眠りたもうイェスきみよ
子らのそばに、共におりたまえ」と
幼な子たちの神は、今日も
幼な子たちのかたわらにあり
御自身を、静かにじっと、結びつけている
笑っている子と共に、笑っておられる
泣いている子と共に、泣いておられる
怒っている子と共に、怒っておられる
怯えている子と共に、怯えておられる
申し開きをせねばならない、かの日
最後の審判の日が、やがて来る前に
天使たちは、すべての大人に告げる
「そこにいる、幼な子のひとみの中に
あの御方の、無言のまなざしを
なぜ見ないのか」と
癒しと和解がもたらされる、かの日
新天新地が到来する、その前に
天使たちは、すべての大人に告げる
「あなたもかつて、幼な子であったとき
あの御方は、あなたのひとみの中にも
たしかに、住んでおられたのだ」と
救世軍本営『ときのこえクリスマス特集号』2005年12月1日より