私は候補生(神学生)のときに、ブラザー・ローレンスという、三十年以上も修道院の調理係をしていた人の書いたものを読みました。
彼の手紙や、彼の知人が書いたものを見ると、毎日忙しい中で、いつもと変わらぬ仕事をしながら、神様の前で、絶えず神様と交わりを持ちながら生活していた様子が分かりました。
祈りの時間を決めてやってみて失敗した私は、ブラザー・ローレンスのやり方をとることにしました。素直に神様の前に出て、正直にいつもの言葉で語りかけ、そのときそのとき、助けてくださいと頼むのです。こうすれば、確信を持って生活できると思いました。しかし、うまくいくときは良かったのですが、時には、一時的な、突発的なものになってしまいました。
祈りの生活をするのは可能ですが、そのためにはやはり、何もしないでいてはだめなのです。毎日の忙しさの中にも、神様は私のことを知っていてくださり、すべての事情を理解していてくださると認めることが大切なのです。編み物を習うには、根気と、繰り返し編むことが必要なように、霊的生活を培っていくためには、絶えず心を用い、神に気持ちを向ける習慣をつけることが必要です。私はいまだにそのことを学んでいるところです。
モレイグ・ヨーダー少佐
『グローバル・エクスチェンジ』2006年4-6月号、1ページ