風邪が治りかけ。
今日は朝から天気が良く、絶好のイカリ日和。
そうすると、10時頃電話がかかってきて、
「いい天気だから」イカリに行こうという事になり、郡上へ向かう。
同行のN氏は現場に着くやいなや、さっさっさとウエットスーツに着替えて川へ。
僕はその辺りを散歩する。
10月なのに少し歩くと汗ばむほど。
栗はすでに時期を過ぎており、道端に茶色くなったイガが落ちているだけ。
逆光の中をとんぼが舞う。
畑で野良仕事をしているおじい。
すぐそこの家では洗濯物。
土手を直している土建屋。
川に入る漁師。
平日の村はけっこういそがしい。
1時間ほどウロウロ散歩していると、暑くてしかたがない。
N氏との合流地点で、ウエットスーツに着替えた。
ま、無理しない程度に・・だ。
渇水気味で水がチョロチョロと落ちる堰堤の下から川に入る。
アマゴが多い。
この時期は産卵を迎えるので、いっせいにアマゴ・マスは禁漁となっている。
雄も体がでかくなっているが、雌なんかはもっとでかい。
草むらで、息を潜めているのを何尾も見かけた。
尺はあるだろう大アマゴ。
マスではないな。
パーマークがはっきりしていて、朱点もある。
サビが出ており、漁師と死闘を繰り広げたであろう、なまなましい傷跡も残る。
ガマになった草むらに身をひそめていた。
まわりには、20センチほどのアマゴが数匹。
たぶんこの辺りで産卵するのだろう。
水中で大きな魚を見るのは感動的だ。
悠々と泳ぐ姿はいつまで見てても飽きる事がない。
この特別な時期に、特別な瞬間を迎える大アマゴ。
イカリを置いて、泳いだ。
水中にいて、魚たちを眺めているのがおもしろい。
2週間前まではあまり見かけなかったシラハエ。
体長3センチほどのクソンボ・ウグイ・ムツバエ。
アジメにチチコとかなり賑やかなのに気がつく。
沢蟹の脱皮した殻も見つけた。
N氏がやってくる。
魚籠代わりの袋には、大きいな、25センチ級のが10尾はいるだろうか。
堰堤の下で1尾かけてこの日はお開きとなった。
着替えを済まして、熱いコーヒーを煎れる。
最近はまって読んでいる本の話。
いづれはみんなカヌーを手に入れて、
川を下りながら釣りしてキャンプしてまた釣りして・・家に帰ろうと企てる。
いいけど、家に帰るのに、ひと夏はかかるな。
このメンバー。
ま、それもいいかもしれない。

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