聖書 ヨハネ20:19-23
1.主イエスは復活後、弟子たちに現われ、息を吹きかけ、「聖霊を受けなさい」と言われました。息を吹きかけた主の行為は、創世記の人間創造の記事とかかわりがあります。その昔、神は土をこねて人のかたちをつくり、それに息を吹き入れなさいました。息を吹き込まれた人間は、「生きた命あるもの」となったのです。
2.その後、残念ながら、人間は神から離反したために、罪深く、弱く、無力な存在に退落してしまいました。しかしいまや、主イエス・キリストが現われなさって、その十字架により私たちの罪をつぐない、さらに今また、新たに命の息を吹きかけて、「あなたたちは聖霊を受けよ」とおっしゃってくださるのです。
3.主イエスから命の息を吹きかけられ、聖霊を受けた者はだれでも、神の命を自分の命とし、神の息を自分の息とする、まったく新しい存在になることができるのです。これを「新生」と言い、また「キリストによって新たに生まれる」と言います。
4.あのイエスの弟子たちは、ユダヤ人を恐れて部屋に閉じこもり、鍵をかけておびえておりました。しかし、イエスから息を吹きかけられ、命の聖霊を受けた弟子たちは、びくびくした人間像からは正反対の、大胆かつ勇敢な姿へと変えられて、試練をも投獄をも恐れぬ使徒となったのです。
結びの祈り:主よ、私たちに今日、息を吹きかけ、聖霊を受けさせてください。アーメン
2005年4月3日(日)復活後第一聖日
説教要約
説教者 山谷 真 少佐